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ドライブレコーダー付き自動車保険 [クルマ]

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 自動車事故に遭った際、示談交渉の強い味方になってくれるのがドライブレコーダー。かなり普及してきている様ですが、自動車保険に特約としてセットできるドライブレコーダーがあるのをご存じでしょうか?



自動車保険に特約としてセットできるドライブレコーダーとはどんなものなのか?
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 ドラレコ特約のパンフレットの一部、写真をクリックし拡大してご覧下さい。

 注目は赤丸で囲った部分のサービス。事故時の衝撃が一定以上だった場合、自動的に保険会社のサービスに通報されるというものです。事故前後の撮影動画が自動的に送信されるだけでなく、必要に応じて救急車も手配してもらえます。
 これは「ドライブレコーダー型テレマティクス端末」と呼ばれるもの。市販されているドラレコとの大きな違いがここにあります。

 端末には通信通話機能が搭載されています。重大事故発生時には携帯電話と同じ電波を使って、保険会社指定の事故専門サービスセンターのオペレーターと会話する事ができ、レッカー車や救急車の手配も依頼できます。位置情報と事故状況(録画された動画)も送信されるので、いちいち場所や状況を説明する必要がありません。

 実際に湖に車ごと転落した人があって、このサービスのおかげで命を救われたという例があるそうです。(この事例では、オペレーターが緊急事態だと判断して、消防レスキューを現地へ出動するよう依頼したとのことです)

 自分でドライブレコーダーを購入して取り付けたとすると、当然このサービスはありません。保険会社が強調するのは、「テレマティクスサービスにドライブレコーダーが付いてくる」という点です。


 すでに自分のクルマにはドラレコを付けてあるから大丈夫!と思っている人も要注意。
録画データは容量の限られたメモリーカードに保存されるので、いっぱいになったら古いデータから順次上書き消去されます。いざ録画データを保険会社に提出しようと思ったら、肝心な部分が消されていて役に立たなかった、という事も多々あります。事故があったら上書きを止める操作をし、自分自身で保険会社へ動画を提出しなければなりません。たとえメカに明るい人でも、滅多に触ることの無いドラレコを、いざと言う時に適切に扱えるかどうか?甚だ疑問です。


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 メカに疎い人、面倒くさがり屋の人はこのような保険会社のドライブレコーダー特約をお勧めします。保険会社が機器を用意してくれるので、どれにしようか?悩むこともありません。取り付けは基本契約者が自分で行いますが、出来そうにない方は行きつけのクルマ屋さんに依頼するとか、必要であれば保険会社に業者を紹介してもらうこともできます(有料)。


 デメリットとしては
・好きなドライブレコーダーを選べないこと
・月額650円~850円のレンタル(サブスクリプション)契約で割高なこと
・特約を取り扱っている保険会社が4社と少ないこと(保険会社の乗り換えは手間が掛かる)
 ※東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損保・損保ジャパン 2021/5現在

 自分で購入するのと比較して割高感は確かにありますが、貸与される機器は購入すればおそらく5~6万円はする高機能な製品、年額10,200円なら上記のサービス内容を考慮すると一概に高過ぎるとは言い切れません。故障したら交換してもらえますし、ソフトウェアも自動的に更新されて、随時新しい機能が追加されたりします。


DSC08701.JPG
  teppanのポンコツジムニーにも2年前から保険会社のドラレコを装着しています。最近新しいモデルが選べるようになったので、保険の更改に合わせて申し込んでみました(月額200円アップ)。


 付け替えたのは東京海上日動火災保険の「CDR450A」。前方用と室内を含めた後方用の2カメラ仕様です。DSC08695.JPG
 使っているスマホ(5.2インチ)との大きさ比較。かなり厚くて大きくて重い。本体サイズ110×67×46.3mm 重さ230グラム。カメラは前後とも200万画素。付属のmicroSDカードは32GB。本体とホルダがワンタッチで着脱できるのは良い点です。

 緊急自動通報サービスの他、片寄り警告・前方車両接近警告・わき見警告・SOS発信機能(あおり運転など、相手から危険な行為を受けた際や、急に身体不調に陥った時などにオペレーターと繋がる)などがあります。(※サービスや機能は保険会社や機器によって違いあり)



 また、契約者の運転特性をまとめた「安全運転診断レポート」をスマートフォンやパソコンで見ることができます。


DSC08703.JPG
 電源供給ポートは「USB Type-C」。以前付けていた1カメラ型はパイオニア製でしたが、これはデンソーテン製でした。三井住友海上とあいおいニッセイ同和はJVCケンウッド製、損保ジャパンは東芝製。



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 電源はアクセサリーソケット(シガーライターソケット)からとるケーブルが付属、1カメラ型から2カメラ型に交換する人用に、以前の電源ケーブルをそのまま利用する為の変換ケーブル(写真)が付いていました。(Mini Type-B→Type-C) 
 
 電源は自分でデコデコ(DC/DCコンバータ)を使って配線しても良いですが、結構消費電力が大きく、容量が足らないと正常に動作しない事があるので注意が必要。アクセサリーソケットに分配プラグを挿して使っていたりすると電力不足になる可能性大です。できるだけ付属のアクセサリーソケットケーブルのみで使った方が良いでしょう。(※本体とSDカードの他、付属の電源ケーブルは機器変更や解約時に返却要です、切ったり加工すると追加料金が発生するので注意)


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 これはセットには付属しませんが、ドラレコが装着されている事を知らせるステッカー。保険代理店に頼めば取り寄せてもらえます。これとは違うステッカーですが、あおり運転抑止のため、teppanもジムニーのバックゲートに貼ってあります。


 ※補足
 損害保険会社以外にもテレマティクスサービスを組み込んだドライブレコーダーを販売する会社が現れたようです。(AORINO)

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コメント 4

Jetstream

私も前のシャトルは東京海上のドラレコを付けてました。
良いオプションだと思います。
1年経つとレポートで運転状況を判断してくれます。2カメラはいいですね。
by Jetstream (2021-05-13 23:13) 

teppan

こんにちはJetstreamさん

 通常のドラレコと違って保険会社のサービスと繋がるので、もしもの時に心強いですね。
 2カメラ型で撮影した動画を見てみましたが、結構高画質で広範囲に撮影できていましたので、事故の際には十分参考になりそうです。ただ、自分も写ってしまうので、変な事はできないですね(^^;
by teppan (2021-05-14 17:59) 

お名前(必須)

ステッカーは、おたくの代理店が独自で作っているのではないかと思います。
私が確認したところ、そんなものは存在しないと言われました。
by お名前(必須) (2021-08-12 10:07) 

teppan

お名前(必須)さん、コメントありがとうございます

 そうでしたか
このステッカーは保険会社より頂いたものに間違いありませんが、一時的なキャンペーンで作ったものだったのかもしれません、ご容赦下さいませ。
by teppan (2021-08-14 17:21) 

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