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【奥三河】井山・天狗棚スノーハイク 2022/1/19 [その他]
日の出直前、空が虹色になった面ノ木風力発電所
愛知県内で手軽にスノーハイキングが楽しめる天狗棚周辺はブナの原生林が残るお気に入りの場所です。今年は雪が多め、この日は空気が乾燥していて霧氷はありませんでしたが、サラサラした雪で快適なスノーハイキングが楽しめました。
また、面ノ木原生林ではブナの巨木を巡りながら癒やされてきました。冬枯れのブナは枝だけ残って迫力ある樹形が見られます。夏秋とは違った姿が見られるのもこの時期ならではの楽しみのひとつです。
面ノ木園地駐車場から井山へむけてスタート、前方に写っている光はお月さまです。
駐車場に居た男性と雑談しているうちにスタートが遅れ、ご来光に間に合わせるため慌てて登ってきました。
この日のご来光、ちょうど津具盆地の真上に昇ってきました。
富士山のてっぺんが少しだけ。これまで何度も訪れている場所ですが、富士山が見えるとは思っていませんでした。
朝日を背にして林道を進む。
風車の電力計が設置されている休憩所、冬期は閉鎖されています。
山頂近くの電波塔。
電波塔まで車道が続いているため、昨年は山頂まで四輪駆動車が入り込んだ跡がありましたが、今年は杭が設置され入れないようになっていました。
山頂標識と薄くなって西へ降りていくお月さま。
この日はほぼ快晴、朝陽が当たると暖かいです。
山頂近くにあった雪だるま 力作ですね!
白くなった恵那山に恩田大川入山&大川入山。
ホームマウンテンの猿投山 左遠方の白い壁は鈴鹿の藤原岳です。
南西方向は名倉盆地の向こうに仏庫裏・出来山・鷹ノ巣山・寧比曽岳・筈ヶ岳など。
雪紋が風の強さを物語っています。
南隣にある碁盤石山も天狗伝説を持つ山。
眺めを堪能したら面ノ木園地へ戻ります。
上矢作風力発電所と御嶽山。
午前8時頃いったん駐車場まで戻ってきました。駐まっていたのは私たちの車だけでした。
気温マイナス8℃、スタート時点とほとんど変わっていません。
面ノ木園地の石碑 名勝「天狗いろは坂」
続いて天狗棚へ向かいます。
登山口に入山者カウンターが設置されましたね。
ここにも大きな雪だるまが…
分岐を展望台方面(右)へ
他県に比べれば積雪は少なめですが、それでも例年よりタップリです。
斜面のトラバースが終わると主稜線に出ます。
宮境界石(界五四)。この他にも主稜線上で幾つか見かけました。天狗棚主稜線から東側の一部は国有林になっています。
稜線の南側、尾根の頭にある天狗棚展望台に来ました。
白い津具盆地を見下ろす。この日は雲に邪魔され確認できませんでしたが、ここからも富士山が見えるようです。
北に恵那山と大川入山
北東に南アルプス仙丈ヶ岳
茶臼山・萩太郎山の向こうに見えるのは荒川岳・赤石岳・前聖
南東に奥三河の盟主、三ツ瀬明神山
高原道路沿いにあった面ノ木ビジターセンターは取り壊されて、5つの休憩棟(面ノ木ピット)が設置されました。
展望台の祠
主稜線を北へ約600m移動すると天狗棚の頂上です。
標高1240m(独標) 愛知県豊田市の最高峰になります。
ここを訪れるといつも見上げているブナの大木。
幹周りを測ってみると約285cmでした。少なくとも樹齢250年以上ではないかと思われます。
さらに主稜線を北へ向かう。
主稜線脇にあったブナの大木。
こちらは幹回り約340cm 樹勢は衰えていてかなりの古木です、樹齢300年は経っているでしょう。
天狗棚から約1.3キロ、ここを登ると天狗の奥山(1200高地)です。
急登を終えるとブナが1本立っている山頂です。東側(国有林)が植林で西側は自然林になっています。
三等三角点「三方ノ根:1229.67m」
西側の斜面を下って行くとブナの大木がいくつかあります。この巨木は前回目をつけていたもの。
幹周りは約285cmでした
ここは名古屋市野外センターのハイキングコースになっています。積雪は約30cm、吹き溜まりだと50cmくらいでしょうか。
陽当たりの良い場所で雪を均して食卓を設営。風が弱いので助かります。
本日の山ランチはカップうどん。
こちらのレトルトを温めてトッピングしました。(賞味期限切れ近いものを頂きました)
刻みネギを加えて見た目は豪華になりました(^^)
ランチ後は来たルートを引き返します。
これはまた別のブナですが、 見上げると力強く迫力がありますね。
帰りも太そうなブナがあったら測ってみようと歩きます。写真のブナは測りませんでしたが、幹周り2メートル後半はありそうです。樹高およそ27~28メートルくらいでしょうか?
枝先をアップで見てみると樹勢盛んな様子でした。
グリーンシーズンは無理ですが、冬枯れで井山の風車が見えます。
心癒されてきました(^^
この日測った中で一番太かったブナがこちら。
幹周りは348cmでした、おそらく樹齢300年以上だと思われます。
登山口に戻るとカウンターは増えていません。下山中にお一人すれ違っただけで静かなハイキングでした。
無事駐車場まで戻ってきたら、他にクルマは一台のみでした。
気温はマイナス2℃、朝より6℃上昇しましたね。
展望台から見えていた「面ノ木ピット」、1時間無料で休憩できるそうですが、冬季のためか?施錠されていて入れませんでした。
旧ビジターセンターの駐車場、天狗像はお化粧直しされて綺麗になっていました。
茶臼山高原道路は積雪凍結ありで冬用タイヤ装着要。接続する国道257号線には全く雪はありませんでした。
帰りに立ち寄った稲武町六郎木の湧水広場の氷瀑 今年は気温が低い日が続いるせいか?見事な出来映えでした。
湧水を誘導し凍らせているそうです。
地元テレビ局が取材で訪れていました。写真はスタッフがドローンを飛ばして撮影しているところです。
タグ:愛知のお山
愛知は今年は雪が多いようですね、先日も郷里の弟に電話したら「朝起きたら真っ白だった」と。 近くの山でも雪山を楽しめるのもいいですね。氷瀑も綺麗です。
by Jetstream (2022-01-23 11:01)
こんにちはJetstreamさん、コメントありがとうございます
今年の冬は寒いですね。私の住んでいる所は年末から雪が積もることはありませんが、このコメントを書いている1月23日の夜は雪が舞いそうです。
コロナ感染症の急激な流行でなかなか県外には出かけられませんが、今年は近場の山でもそこそこ雪が積もっていますので、気晴らしに雪踏みにでかけてきました。
by teppan (2022-01-23 14:31)