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【鈴鹿】御在所岳 中道 2021/3/17 [山歩き・ウォーキング]

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 広い御在所岳山頂部の一画にある見晴台から眺める鎌ヶ岳

場所・山行日 「御在所岳:ございしょだけ:1209.41m:一等三角点」2021年3月17日(水)
 三重県三重郡菰野町・滋賀県東近江市 境
ルート  中登山道(中道)登りのみ(下山ロープウェイ利用)
蒼滝駐車場~ロープウェイ山麓駅~中道登山口~朝陽台~山頂(望湖台)~朝陽台
歩行距離 駐車場~朝陽台:3.9Km、ロープウェイ山麓駅~駐車場:0.5km(平面距離)
標高差 
+840m (蒼滝駐車場~望湖台)
所要時間 06時間28分 07:26~13:54 (休憩・昼食・ロープウェイ乗車時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら



 知人のMさんが日本一の頂に立ちたいとのことで、そのためのトレーニングを兼ねて鈴鹿山脈の盟主「御在所岳」を歩いてきました。
 中登山道は結構標高差があり、岩場の登下降などもあってけっしてビギナー向けではないのですが、奇岩があったり、眺めが良かったりと、山歩きのエッセンスがギュッ!と詰まった秀逸なコースなので、山歩きが初めての人と同伴するのにteppanが良く使っているコースです。下山にロープウェイが使えるので勧めやすいのも理由のひとつです。

 ※中登山道(中道)は御在所岳で一番人気のコースですが、6合目キレット、8合目先の鎖場の通過に注意(特に凍結時)。

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 蒼滝公共駐車場からスタート、水洗トイレもあります。



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 右上に見えているのが御在所岳山頂部の東端です。おやっ?しばらく来ない内に駐車料金が1000円になってますね。(たしか以前はその半額だった)



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 ロープウェイ山麓駅の脇を通って中道の登山口を目指します。



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 裏道1合目から入りました。



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 蒼滝不動から東海自然歩道を大石公園方面へ。



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 途中から小尾根を登って蒼滝トンネル西口に出ました。国道を歩いて中道登山口へ向かいます。



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 中道登山口に近い割谷駐車場、クルマは少なめでした。



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 快晴の山頂部を見上げる。



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 鈴鹿スカイライン(国道477号)は三重県側で工事中のようでした。



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 工事個所の案内。



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 こちらが中登山道口(中道登山口)



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 巨大なコンニャク状の岩が2枚折り重なった「おばれ岩」
  


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 途中の展望地から見た山頂部。



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 反対側は伊勢湾の眺め。春霞で遠望は利きません。



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 こちらが御在所岳・中道名物「地蔵岩」



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 別の角度から見るとご覧のとおり、御在所随一の奇岩です。

 落ちそうで落ちない岩として、合格祈願の対象にもなっています。確かこの岩には ”登らないで下さい” の注意書きがあったと思うのですが、Instagramで検索すると岩の上に乗った画像が幾つもアップされています。この岩のてっぺんに立つなんてteppanにはとてもじゃないけど無理…



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 6合目のキレットに着きました。正面上に見えているのが8合目の岩場です。



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 南隣にある鎌ヶ岳とロープウェイ。



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 キレットの岩場、慎重に下ります。



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 7合目「かもしか広場」、次に目指す8合目の岩場が見えますね。



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 8合目手前にあるハシゴを登っているところ。



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 そしてここが8合目の展望地です。登り始めた湯の山温泉街が随分小さくなりました。



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 8合目のクサリ場です。ちょっと嫌な角度になっています。北側の日陰で最後まで積雪が残るので、凍結すると緊張する地点です。この日は雪はありませんでした。



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 途中のテラス岩からは開放的な眺めが楽しめます。足元に北谷と藤内小屋が確認できます。



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 山頂部が近くなってきました。少し手前にあるガレ地、年と共に崩壊が進んでいるようです。



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 小さなハシゴを登るとそこが山頂部東端です。富士見岩と呼ばれる、自然石に手すりを埋め込んだ岩場の展望台があります。



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 道祖神



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 朝陽台に向かう途中にある見晴台から眺める鎌ヶ岳。



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 真下に見えるのは大黒岩です。あの岩場の先端からの眺めは素晴らしいです。



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 ロープウェイの山上公園駅です。併設のレストランへ早めのランチに向かいましょう。



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 朝陽台の雨量レーダー、観光客はまばらでした。



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 レストラン「ナチュール」で、



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  ホワイトカレーうどん(1月~3月末までの限定)



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 食事休憩の後はスキー場を歩いて西側にある山頂へ向かいます。僅かに雪が残っていました。



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 ゲレンデを登っているところ、背後は養老山地と名古屋市街地方面です。



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 山頂部の西側にある一等三角点、明治18年(1885年)設置。こんな豪華な標識がある三角点はそうざらには無いでしょうね。地理院の基準点WEBページでは1209.41mとなっていますが、1211.95mと表示されているのは、お隣の望湖台の標高だと思われます。



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 県境の表示。鈴鹿山脈の主稜線は滋賀県と岐阜・三重県を境に南北約60キロメートル、その間に幾つもの山が連なっています。



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 登頂の証を撮影、Mさん大変お疲れさまでした。



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 こちらは山頂よりさらに西にある望湖台。大きな雨乞岳とイブネの台地が見えます。残念ながら琵琶湖は霞んで見えませんでした。



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 ”雪嶺の大三角を鎌と呼ぶ” 山頂近くにある山口誓子の句碑。ピラミダルな鎌ヶ岳を詠んだものです。



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 ここで食後のティータイム。



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 タテハチョウの仲間が日向ぼっこをしていました。たぶんヒオドシチョウだと思います。成虫で越冬し、春になって産卵するため活動を開始、体温を上げる為にじっと動かずにいたのでしょう。翅が随分傷んでいますね。次の世代は初夏に羽化して1ヶ月ほどで休眠するので、短い期間しか見られないそうです。



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 朝陽台の山上公園駅とレストラン。



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 スキー場を整地するための除雪車。働く乗り物は機能的な姿がカッコイイです。



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 下山はロープウェイで。登山としては反則ですが、ロープウェイを使えばハイキングの幅も広がるし、いざとなったらエスケープにも使えるので、この山を歩く時は積極的に利用しようと思っています。



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 ゴンドラ乗り場への通路で見かけたディスプレイ。運が良いと富士山が見えるようですね。



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 こちらは前出の「おばれ岩」ミニチュア。現物は巨大過ぎてカメラに収まらないので、こちらの方が雰囲気が良く伝わりますね。



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 そして地蔵岩のミニチュアもありました、「合格祈願」と書いてあります。



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 ここのロープウェイは下り始めがジェットコースターの様で怖いんです^^;



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 わずか12分ほどで一気に山麓へ。時々強風でゴンドラが煽られて恐ろしかったです。



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 蒼滝駐車場に戻って本日のハイキングは終了です。



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 お土産の「湯の花せんべい」、いわゆる鉱泉(炭酸)せんべいの類いです。なかなか美味しいですよ。


【備忘録】

(駐車場)湯の山温泉・蒼滝公共駐車場
 三重県三重郡菰野町菰野8496
 ・マップコード: 566 354 696*15
 ・Google マップplus code: 2C9X+6H 菰野町、三重県

タグ:鈴鹿の山
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