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【東三河】瀬戸山 細川から周回 2020/12/10 [山歩き・ウォーキング]
瀬戸山南尾根途中の岩場から鳶ノ巣山
場所・山行日 | 「瀬戸山:せとやま:515.32m:三等三角点」2020年12月10日(木) 愛知県新城市細川 |
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ルート | 駐車地~谷ルート~山頂~南尾根~駐車地 | ||
歩行距離 | 4.0Km(平面距離) | ||
標高差 | 駐車地(+-350m)山頂 | ||
所要時間 | 02時間49分 07:11~10:01 1.4Km/h 休憩時間含む) Google earth俯瞰図はこちら |
teppan家の愛知130山巡り、東三河地区で未踏なのは残り4山。この日は計画するも延び延びになっていた2山を歩いてきました。
瀬戸山は「声のブッポウソウ」で知られる鳳来寺山の東に位置する山で、ガイドブックに載っていなければ趣味で登るような人は居なかったと思われる地味な山です。
細川集落の県道脇スペースからスタートします。右前方は瀬戸山南尾根の頭。AM7:12(下山時撮影)
細川集落の県道脇スペースからスタートします。右前方は瀬戸山南尾根の頭。AM7:12(下山時撮影)
県道を50mほど歩いて、民家の間から作業用林道へ入ります。チェーンの車止めがありましたが掛かっていませんでした。AM7:12
林道脇にあった祠、帰りはこの上に降りてくる予定です。
林道脇に置いてあった箱罠、こんな場所で用心深いイノシシがはたして捕まるのかな?
谷に沿った林道を5分程登っていくと分岐地点、右へ入りました。良く見ると箱罠のエサはサツマイモです。最近のイノシシはリッチになったんでしょうかね?扉は閉まってました。AM7:21
谷間に築かれた石垣、何に使っていたのでしょう?
やがて林道終点に着きました。前方にピンク色のリボンがぶら下がっています。AM7:30
登山口の標識がありました。
荒れ気味ですが踏み跡は分かります。
パッと見どこが登山道って感じですね。
岩に垂れ下がっていたマムシグサの実。
谷の両脇には崩れた跡が幾つかありました。大雨の後や雪解け時期は落石注意ですね。
ここは段差が大きくお助けロープが欲しい地点。AM7:38
道を塞いでいた倒木、まだ最近の様ですね。
荒れていて、お世辞にも楽しいルートとは言い難いですね。AM7:46
赤い実を付けたハナミョウガ、綺麗な花が咲くようです。ヤブミョウガに似た感じの葉ですが、仲間ではないそうです。AM7:51
分かりにくいルートですが、適所にあるテープマーカーが誘ってくれます。
白い実を付けた植物は何でしょうか?
倒木を越えながら急斜面を詰めると林道終点に出ました。AM8:03
林道を30mほど進むと右手に取り付きあり。
林道宇から稜線までは急斜面ですが、緩やかにジグザグが切ってあるので楽に登れました。
写真の地点で主稜線に出ました。AM8:17
唯一の案内標識。
山頂手前にあるピークへの急な登り。
ピークに着くと「ガンバレ頂上迄10分」の案内。実際には5分くらいかな?AM8:25
ピークからは結構な下り。
鞍部から緩やかに登り返すと山頂に到着。人気のない里山らしく静かです。AM8:32
三等三角点「細川村」515.32m。
THさんの山名標識、この他にも複数ありました。
東に辛うじて展望があります。見えているのは静岡県境の山々、左が後で登る予定の鳶ノ巣山です。
下山は南尾根へ。バリエーションルートです。途中尾根が広い地点があるので、コンパスで方向を確認しながら下りました。AM8:47
痩せた尾根になってくると岩が出てきました。
岩の上からは鳶ノ巣山が綺麗に見えました。(冒頭写真と同じ)AM9:01
何ヶ所か岩を巻く様に下って行きます。
見上げると黄葉したタカノツメ。
西側は本宮山から鳳来寺山にかけて見渡せました。
鳳来寺山のアップです。
少々灌木がうるさいですが、自然林でたまに紅葉もありました。AM9:06
尾根の半分以上は雑木林で明るい尾根でした。
遠くから見てヘビかと思いました。
結構急な地点もあります。相棒が転がした石で「ラ~ク!」が2回ほど(汗)
牡鹿が角研ぎした跡。
直径1m以上はある杉がありました。これは植林じゃないですね。
駐車スペースの写真にあった尾根の頭を過ぎると細尾根に変わります。
イノシシがヌタ場の泥を拭った跡ですね。
尾根の末端は急傾斜です、真下に往きに通った林道と民家が見えています。
石垣を組んで作られた段々畑に着地。AM9:57
無事帰ってきました。祠にお礼参りして次の目的地鳶ノ巣山へ向かいました。
【あとがき】
県道沿いの民家の間から作業用林道に入り、終点まで詰めると登山口。テープマーカを頼りに倒木や岩の多い枯れ谷沿いを急登します。ガイドブックに載っているコースですがとても歩きにくかったです。谷の両脇の斜面には岩が幾つも見られ、コース脇にも落下してきたと思われる大岩がゴロゴロ、雪解け時期や大雨が降った後だと落石が心配なルートです。
県道沿いの民家の間から作業用林道に入り、終点まで詰めると登山口。テープマーカを頼りに倒木や岩の多い枯れ谷沿いを急登します。ガイドブックに載っているコースですがとても歩きにくかったです。谷の両脇の斜面には岩が幾つも見られ、コース脇にも落下してきたと思われる大岩がゴロゴロ、雪解け時期や大雨が降った後だと落石が心配なルートです。
倒木の多い谷コースのピストンは避けたい…そこで!地形図で見る限り歩けそうな斜度だったので、山頂南側の尾根を下山に使ってみました。尾根の半分過ぎまでは雑木林で明るく、落ち葉が積もって良い雰囲気。途中までは灌木が邪魔でしたが、尾根芯に大岩が乗っている地点が幾つかあり、岩の上から良い眺めがありました。
見通しの効かない植林の山をイメージしていたので、良い展望があったのは収穫でした。バリルートを歩きなれた方にはおすすめです。
【備忘録】
(駐車地)
・愛知県新城市細川竹ノ谷 県道505号脇スぺース(2台分)
・マップコード 301 136 584*58
・Google plusコード XJ5M+FM 新城市、愛知県
(コース状況)
(コース状況)
登り:
愛知130山ガイドブックに載っているルート。林道終点から谷沿いの急斜面で、倒木や岩を乗り越える地点が多く歩きにくい。テープマーカーあり、落石に注意。
愛知130山ガイドブックに載っているルート。林道終点から谷沿いの急斜面で、倒木や岩を乗り越える地点が多く歩きにくい。テープマーカーあり、落石に注意。
下り:
バリエーションルートでテープマーカー等の案内表示なし。尾根芯は大岩を巻いたり、藪がかった地点の通過あり。下りで使う場合は地形図・コンパス・GNSS機器等でルートファインディングを要す。
タグ:愛知のお山
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