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【東三河】鳶ノ巣山と百間滝 2020/12/10 [山歩き・ウォーキング]
鳶ノ巣山の山名標識
場所・山行日 | 「鳶ノ巣山:とびのすやま:706m:独標」2020年12月10日(木) 愛知県新城市七郷一色・静岡県浜松市北区 境 |
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ルート | 七郷一色簡易水道施設横~(東海自然歩道)鳶ノ巣山頂 往復 | ||
歩行距離 | 4.3Km(平面距離) | ||
標高差 | 駐車地(+-230m)山頂 | ||
所要時間 | 2時間52分 11:04~13:57 1.5Km/h(昼食時間76分含む) Google earth俯瞰図はこちら |
瀬戸山に続いてこの日2山目は「鳶ノ巣山」を歩いてきました。
1山目の瀬戸山レポートはこちら→https://teppan.blog.ss-blog.jp/2020-12-15
鳶ノ巣山は愛知・静岡県境に連なる弓張山地の最高峰で標高は706m。山頂近くまで東海自然歩道が通っていて短時間で登頂できる里山です。弓張山地wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%93%E5%BC%B5%E5%B1%B1%E5%9C%B0
新城市七郷一色にある簡易水道施設脇に駐めてスタート。AM11:07
新城市七郷一色にある簡易水道施設脇に駐めてスタート。AM11:07
ここは東海自然歩道の一部になっています。静岡県境まで約500mの地点になります。
注意喚起看板にある「地バチ」とは、この地方で趣味養蜂家の多い「ヘボ」と呼ばれるクロスズメバチのことで、「榊」は神社の玉串に、「香の花」はシキミのことで仏花に使われる。
県境まであと300m
林道はあまり荒れてなくて、車も十分走れる幅です。
県境に到着しました。ちょうど弓張山地の主稜線になります。AM11:14
各種表示板。国定公園の表示板には両県の名前がありますね。
主稜線に出てから約700m北方向へ進み、稜線と林道が分かれる地点が登山口になります。AM11:25
林道から山頂までは短い距離ですが一直線の急登です。
途中で別の林道にでました。少し進んで、
目印のある写真の地点から再び稜線に乗ります。AM11:36
”頭上注意だよ!”と言ったそばからゴツン!(^^
山頂手前の尾根の頭に三等三角点「一色村2」669.88mがありました。AM11:46
いったん平になります。
クロモジの新芽が出ていました。
登り始めたところに獣除けネットが現れました。このネットは愛知(左側)か静岡(右側)か?どちら側が設置したのかな?
鳶ノ巣山の山頂に到着しました。AM11:52
山名標識
山めしランチは沖縄県民のソウルフード「ポークたまご」をおにぎらずにしてみました。展望の無い山頂なので、この日はランチ休憩をゆっくり1時間15分、現地で調理するのを目的に来ました。
ランチ後は南東に続く尾根を下りました。PM1:09
途中にあったケルン。
登って来た植林の尾根と違い、下りは雑木林の尾根は落ち葉が積もって良い雰囲気だったのですが…
滑りまくって大変でした(^^;
尾根の終端は法面がガケだったので、斜めに戻る様に下って写真の地点で林道に着地。PM1:25
渋川ツツジ(ジングウツツジ)は蛇紋岩地に自生する希少種。ミツバツツジの仲間で濃い赤紫の花が特徴です。伊勢神宮近くの島路山や神路山に自生するジングウツツジは見に行った事がありますが、渋川ツツジ園も一度見に訪れたいですね。
東海自然歩道・静岡県側の標識、まだ新しそうで立派でした。
林道脇から鳶ノ巣山の南斜面を見上げるとミツマタが群生していました。早春には花が見事でしょうね。
近くで見てみると、すでにツボミがスタンバイ中でした。
枝が3つに分岐しながら伸びるのが”ミツマタ”の名前の由来です。
誰もいない林道をのんびりトコトコ。
法面には岩石が露出しています。これも蛇紋岩なのかも?
このハイクで一番の展望 林道から整った大日山が見えました。PM1:39
県境交差点まで戻ってきました。林道は車で入っても良いみたいですね。PM1:50
南方向にも僅かな展望。中央は鉛山だと思われます。
林道から山腹を見上げたところ、良く晴れてくれました。
駐車地まで戻ってハイク終了です。PM1:56
【百間滝とほうき滝】
ハイキング後に朝霧湖(大島ダム)の上流にある百間滝に行ってみました。以前から見たいと思っていてなかなか実現できませんでしたが、この日ようやく訪れる事ができました。
写真が百間滝遊歩道入口です。ここに至る狭い道路は災害復旧工事で途中通行止め、その手前まで車を進めますが、近くに天然水の水汲み場があるせいで、僅かしか無い駐車スペースが水汲みに訪れた人の車に占領されていて駐車場所を探すのに苦労しました。
急で段差の大きな遊歩道階段を下っていくと滝の上流に出ます。
こちらが滝の落ち口。滝の長さは120mとのことですが、直瀑ではなく曲がっているので、ここからだと上の部分しか見えません。
急階段を下って行くと百間滝の中間あたりが見えてきました。
遊歩道を下る途中から。
滝の全容は一度には見渡せません。
滝壺近くまで下ってきました。滝は中央構造線上にあり滝壺内に断層が確認できるそうです。気が放出されているとかで、パワースポットとして知られているようです。
こちらは百間滝とはまた別の支流に懸かる「ほうき滝」、橋の近くから危険な急斜面を下った先に滝壺がありました。
おしまいは朝霧湖に映る青空。
【あとがき】
展望がない植林の山だと聞いていたので、ゆっくりランチタイムを楽しむつもりで登りましたが、短いとはいえ一直線の急登で疲れました。
山頂に着くと、はたして展望はありません。一番眺めが良かったのは登山口付近の東海自然歩道からというオチ。でも山頂はゆったり広々としていて、ランチ休憩するには最適でした。
下山は南東へ続く尾根を使いました。落葉樹が多く雰囲気は良かったのですが、落ち葉の積もる急な尾根は滑りまくり尻餅必至でした。
山めしランチは沖縄のソウルフード「ポークたまご」。現地で卵とランチョンミートを焼き、ご飯ではさんで海苔を巻き「おにぎらず」にしてみました。
マルシンハンバーグ好きなteppanにとって、ランチョンミートのジャンクな味わいは嗜好にマッチして美味しかったです。やはりハム・ソーセージ系食材と卵は黄金のコンビですね。
鳶ノ巣山の後はオプションの百間滝&ほうき滝鑑賞ツアー。この付近では日本の滝百選に選ばれている「阿寺の七滝」が有名ですが、百間滝も劣らず見応えのある滝でした。ただし…滝壺付近まで行くには急階段を50m程下らなければならず、帰り道が超疲れました(^^;
【備忘録】
(駐車地)
愛知県新城市七郷一色(ななさといっしき) 道路脇スペース(ヌタ第1配水池横)
・マップコード 301 172 448*52
・Google plusコード XM8Q+66 新城市、愛知県
(コース状況)
大部分が林道(東海自然歩道)歩きで特に危険個所はありません。
(コース状況)
大部分が林道(東海自然歩道)歩きで特に危険個所はありません。
タグ:愛知のお山
誰もいない登山道はいいですね。でも一直線の急登は無理です。(笑)
自家製のおにぎらず 美味しそうです。
by Jetstream (2020-12-19 15:55)
こんにちはJetstreamさん、コメントありがとうございます。
展望もなく面白みに欠ける里山ですので、ガイドブックに載っていなければ登る人はほとんどいない山なんです。
誰も居ないのを良い事に、山頂で店を広げました。歩く時間と休憩時間が同じくらいという、山歩きなのか?ピクニックなのか?どちらなのか分からないようなハイクでした(^^;
by teppan (2020-12-19 16:43)
10年近く前、百間滝の撮影中に転倒し前歯を2本折るという
不甲斐ない目にあいました。
苦い思い出です^^;
by yam (2020-12-20 07:31)
こんにちはyamさん、コメントありがとうございます。
それは災難でしたね…
私達は初めて訪れましたが、あそこの遊歩道は段差が大きい部分や岩があったりして、けっこう危なかったですね。
滝の落ち口の岩に侵入防止のポールが何本か設置してありましたが、すべて倒されていました。久しく維持管理されていない感じでしたね。
by teppan (2020-12-20 10:18)