【東三河】大森山・城山・弓張山・浅間山 後編 2020/8/19

　阿寺の浅間山に建つ神社。

場所・山行日	「大森山:おおもりやま:514m:独標」「城山:じょうやま:657.20m:二等三角点」 「弓張山:ゆみはりさん:679m:独標」「浅間山:せんげんさん:644m:独標」 　愛知県新城市・静岡県浜松市　境　2020年8月19日（水）
ルート	道の駅～大森山～城山～浅間山　往復
歩行距離	17.８Km（平面距離)
標高差	道の駅（+390m）大森山（-77m）最低鞍部（+220m）城山（-85m）展望地 （+100m）弓張山（-26m）浅間山（-107m）林道登山口（+60m）城山直下
所要時間	09時間59分　05:34～15:33  1.8Km/h（休憩・昼食時間含む） Google earth俯瞰図はこちら

　愛知の130山巡り、東三河の里山４山の後編は弓張山から浅間山のレポートです。

　前編（道の駅から大森山～城山～展望地）レポートはこちらをクリック！


　静岡県側の展望地でしばらく休憩した後、次の目的地弓張山へ向かいました。

　ここから林道を離れて山道へ入りました。AM10:20

　古そうな標識、ここからまた別の踏み跡に合流しました。AM10:40

　アカマツが立ち並ぶ尾根。

　そしてここが弓張山の山頂です。今回の山行の最高標高地点なのですが、緩やかで頂上らしさがありませんね。

　THさん標識。弓張山地の主峰という位置づけなのでしょうね。山地がどこからどこまでなのか明確ではないそうですが、この山のさらに北方にある鳶ノ巣山（706m）が最高峰になる様です。

　稜線脇に何かのタワーが建っていました。

　登山道脇の林床はクロモジがいっぱい生えていて、実が生っていました。

　なだらかな道が続く。

　正面の丘が浅間山の山頂です。

　山頂の神社、東側に僅かに展望がありましたが、条件が良い日には富士山が見えるのかもしれませんね。AM11:06

　THさんの標識

　”境内100坪献奉”と刻まれていました。（大正七年）

　この辺りの山もバイクの侵入に迷惑しているみたいですね。登山道を走るのは止めて欲しいです。

　この日の山メシは「コンビニおむすび」とお茶。このままだと何の変哲もありませんが、

　おむすびを器に解してお茶漬けの素と氷を入れ、緑茶をかければ、

　冷た～い「おむすび茶漬け」の完成。食欲が減退がちな真夏でもサラサラっと食べられます。胃にはちょっと負担になるかもしれませんが、クールダウンにはピッタリです。使うのは梅おむすびがお勧め。

　この海老フライはおかずじゃありません、リスの食べ残しです。

　帰りは一旦東へ下って林道に出ました。PM0:07

　のんびりテクテク林道を戻ります。

　往きに歩いてきた県境稜線は、随分上の方になっています。

　林道交差点、ここは右へ行きます。PM0:19

　交差点にあった渋川寺野IC、てんてんゴー渋川（キャンプ場）の案内。ここは静岡県、渋川と言えば「シブカワツツジ（ジングウツツジ）」で知られています。ミツバツツジの一種で、蛇紋岩地帯を好む植物だそうです。

　「遠州山楽愛好会」製作の標識、ステンレス板に先の尖った工具で叩いて作ったものです、凝ってますね～

　ウバユリのプチ群生。

　林道脇で咲いていたクサギ、可哀想な名前ですが花は美しい。このあと鮮やかな青い実が生り、萼がピンク色に染まって良く目立つ様になります。

　往きに立ち寄った展望地まで戻ってきました。PM0:36

　観音山と浜北方向。

　コンクリート舗装にバイクのタイヤパターンがクッキリ。固まる前に走るとは！いかがなものかと思います。

　ここの林道交差点は右上へ。PM0:54

　丸い実がたくさん付いていた野草。調べてみたらハダカホオズキという名前でした。やがて実は真っ赤に熟して目立つそうです。ホオズキのように実が袋に包まれていないので、”ハダカのホオズキ”ということらしいです。

　城山の手前まで戻ってきました、ガードレール脇から尾根道へ。PM1:02

　かなり疲れてきました、転ばないよう慎重に。

　登り返しの急坂。PM1:16

　トラバース道分岐、「吉野モト」標識のある地点です。帰りは正面の主稜線を行きます。PM1:22

　稜線上の分岐。　県境稜線（左）　大森山(右）PM1:43

　トラバース道との合流地点、往きは左へ進みました。２度目はたぶんないと思いますが、もし次に来た時はきっと行き帰り共にトラバース道を歩くでしょう。PM1:49

　大森山直前の急登、疲れてきてキツいです…PM2:06

　本日2度目の大森山山頂。落ちていた標識をここへ付けておきました。なかなか味のあるデザインですね。PM2:11

　林道手前から谷間の急斜面を無理矢理降下る。

　間伐材がゴロゴロしていて、歩くのにとても苦労しました。往きにはなかったパワーショベルが置いてありました。PM2:45

　まだ出来たばかりの林道なんですね。この日も工事の真っ最中でした。

　林道に降りたら、ちょっとだけ登って土盛りの脇から尾根道へ。PM2:46

　とにかく倒木が多い尾根道です。高速道路で道が分断されて誰も歩かなくなったせいでしょう。PM2:56

　往きに無理して尾根に上がった地点。PM3:13

　山道から舗装林道に出て左手の急階段を慎重に下りた後、新東名高速を潜ります。PM3:20

　躓いて転んだらアウトの急坂を慎重に下ってコンクリートの構造物（升）横に来ました。大雨が降った時に水の勢いを弱める為のものなのでしょう。PM3:25

　コンクリート升から踏み跡を行ってみます。往きはこの下あたり右往左往しましたが、どうやらこの道が正しかったみたいです。

　往きに気付かず通り過ぎた出入口、良く見るとピンクテープ目印がありました。

　フェンスの扉を開けて無事麓に到着、暑く長～い一日でした。PM3:30

　道の駅に戻ってハイク終了。我がジムニーくんはピンクジムニーと仲良く並んでいました。はは～ん、留守中にデートしてたんだな、隅に置けないね～。


（あとがき）
　真夏の低山歩きは確かに暑いですが、この日の主稜線は気温25℃～27℃で下界より10℃くらい低く、休憩中は涼しく過ごせて意外に悪くありませんでした。

　山で夏の間ずっと過ごせたら冷房要らずで快適だと思うんですが、諸般の事情で灼熱の下界へ帰らなければならないのが現実、ずっと山の上に居られたら快適なんですけどねえ。

　道の駅でお土産を買いました。静岡県に近い場所柄、三ヶ日みかん関連のお土産が幾つか並んでいました。写真に写っているみたらし団子風のディスプレイは、道の駅名物「三石五平餅」。

　道の駅「鳳来三河三石：ほうらいみかわさんごく」
愛知県新城市下吉田字田中106-1　　TEL [phone]
定休日：木曜日　年末年始（12月28日～1月1日）

　（おまけ）
　新東名高速下り線の長篠設楽原PAで食事をして帰りました。「野菜盛り 塩ら～めん850円＋稲荷寿司250円」

タグ：愛知のお山 山メシ

場所・山行日	「大森山:おおもりやま:514m:独標」「城山:じょうやま:657.20m:二等三角点」 「弓張山:ゆみはりさん:679m:独標」「浅間山:せんげんさん:644m:独標」 　愛知県新城市・静岡県浜松市　境　2020年8月19日（水）
ルート	道の駅～大森山～城山～浅間山　往復
歩行距離	17.８Km（平面距離)
標高差	道の駅（+390m）大森山（-77m）最低鞍部（+220m）城山（-85m）展望地 （+100m）弓張山（-26m）浅間山（-107m）林道登山口（+60m）城山直下
所要時間	09時間59分　05:34～15:33  1.8Km/h（休憩・昼食時間含む） Google earth俯瞰図はこちら