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【東三河】富士山遙拝 上と下の浅間山 2020/8/13 [山歩き・ウォーキング]

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 上の浅間山の頂上には石の祠が12基鎮座しています。

場所・山行日  「上の浅間山:かみのせんげん:519m:独標」「下の浅間山:しものせんげん:479m:独標」
 愛知県新城市・静岡県浜松市 境 2020年8月13日(木)
ルート  道の駅~観音橋登山口~上の浅間山~(下の浅間山~黒松峠~三角点ピーク※往復)
~上の浅間山~樋野登山口~道の駅
歩行距離 13.2Km(平面距離)
標高差  道の駅(+19m)観音橋(+380m)上の浅間山(-80m)黒松峠(+33m)狩宿村三角点(-33m)黒松峠(+77m)上の浅間山(-390m)樋野登山口(+10m)道の駅
所要時間 06時間25分 07:35~14:00  2.0Km/h(休憩・昼食時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら



 真夏の愛知低山巡り、過酷だった前回の日本ヶ塚山から中2日、疲れも抜け切っていませんでしたが、ダラダラ過ごしているよりマシかと、暑いのを覚悟で愛知・静岡県境に連なる弓張山地にある2つの浅間山を歩いてきました。


 新城市観光協会 登山マップ https://www.city.shinshiro.lg.jp/kanko/city-promo/shizen-shiki/tozanmap.files/20170330-103636.pdf 

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 道の駅「鳳来三河三石」からスタート。待ち合わせのツーリングバイクがたくさん居ました。AM7:35



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 まずは国道257号線を1.3キロ静岡県方面へ。AM7:37



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 新城市の登山マップに載っている「山王」バス停、登山口の手前200mくらいの所にありました。



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 20分ほど歩いて観音橋まで来ました。ここが浅間山の登山口。AM8:01



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 登山口の案内、頂まで80分です。



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 前方に見える茶畑の横を通って森の中へ。



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 アキノタムラソウがお出迎え。



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 森の中に入ると、暑い国道歩きから一変して涼しくなる。AM8:04



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 深くえぐれたマウンテンバイクかオフロードバイクの轍、登山道が一気に崩れるので走るのは止めてほしいですね。AM8:24



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 モミの巨木が1本だけポツンとある。AM8:28



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 奥三河の山で時折見かける標識、味がある書体です。



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 支尾根の山腹道。



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 唐突に林道が現れる。横断してお向かいの山道へ。AM8:41



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 深くえぐられて、とても歩きにくいです。



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 稜線に出るまでは風がなくて暑い。AM8:58



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 再び林道横断地点、新戸地区の会による案内板が各所にあるので助かります。AM9:02



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 みたび林道に出て、写真の場所から山道へ入ります。帰りはこの林道を写真前方へ下ります。AM9:08



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 飛行機雲。森の中から見上げると、まるで上昇しているような錯覚に陥りますね。



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 山頂はもうすぐ、ここまで来ると風が流れて気持ち良い。



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 祠が見えてきたら上の浅間山に到着です。AM9:26



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 ヒノキとヤマザクラの古木が並んで立っていました。



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 この山のハイクレポートで良く登場するのぞき穴。



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 木が伸びて富士山は見えませんね。



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 個性豊かな石像



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 何かエキゾチックな感じがしますね。



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 記帳ノート入れ



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 鉛筆削りもあって至れり尽くせりでした。



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 しばらく経ってから、富士山が雲間から頭を出しているのが見えました、ラッキー。名前が示す通り富士山遙拝の山なのでしょう。



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 続いて下の浅間山に向かって県境の稜線を西へ下ります。ピストンしてまたここへ戻って来る予定です。AM9:38



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 下り始めてしばらくは石ゴロゴロで歩きにくいです。



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 下の浅間山の手前で90度方向が変わる。AM9:55



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 下の浅間山に着きました。展望はないがそよ風が涼しかった。AM9:59



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 THさん標識



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 火の用心注意喚起


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 県境稜線をさらに西へ、三角点のあるピークまで行ってみます。



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 新しいトライアルパターンの轍、県境稜線は峠越えの林道や車道やから簡単に侵入できますからねえ。



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 途中にあった櫓、「林業センター」と表示してありましたが、何のためのものなんでしょうか?


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  黒松峠  ステンレス板レリーフ AM10:33



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 三等三角点「狩宿村」474.39m 確認したら引き返します。AM10:45



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 標識



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 上の浅間山に戻ります。歩きやすい道です。AM11:03



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 ウマノアシガタ



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 太くて大きなホオノキ



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 上の浅間山が見えてきました、大きく見えますね。



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 山頂手前の登り、歩きにくい地点。AM11:46



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 坂の途中にあった菊の紋章の入った祠、戦没者慰霊碑でしょうか?



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 上の浅間山に戻ってランチにしました。



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 気温は27.5℃。酷暑の街中より10℃は低いでしょうか?涼しく感じました。




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 山頂から県境稜線の北東方向を見たところ。この先の大森山と繋げて3山も考えましたが止め。



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 下山は北西へ下り、尾根沿いの林道をしばらく歩く。PM0:41



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 ツマグロヒョウモン♀



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 林道が雨水で流れた部分、赤土なんですね。



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 別の林道に出たら横断して、向かいの藪がかった山道へ入ります。PM0:51



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 林業公社の黄色い看板の下には、



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 牛馬安全の道しるべ ”左浅間道 右半僧道”とあります。PM0:54



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 林道造成で道が無くなっていました。PM0:57



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 林道終点から再び山道へ。PM0:58



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 植林の目印。



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 ここは左へ下りましたが、右でも合流するみたいです。PM1:09



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} バイクの轍と緑の岩が滑りやすく、とても歩き難い。



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 道は分岐が多く分かり難いです。



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 古そうな貯水タンク。PM1:32



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 谷間の道を行く。



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 ひたすら踏み跡を辿ると獣除けフェンス。ここから舗装路へ出ました。PM0:43



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 ここからは車道歩きで戻れます。



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 国道に出れば、あと500mほどで道の駅です。PM1:50



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 無事戻ってきました。道の駅は木曜休みですが、この日はお盆休み中で臨時営業していました。



(あとがき)

 日本ヶ塚山の登山道に比べたら緩やかだったので、バテることなく歩けました。上の浅間山の頂上には石の祠が十数個ズラリと並んでいて、とても信仰の厚い里山だと分かります。”浅間山”の名前が指すとおり、富士山遥拝の山として古くから登られてきたのでしょうね。

 ただ非常に気になった事がひとつ。 登山道(県境稜線を含む)に狭くて深い溝ができていた事です。明らかにマウンテンバイクかモーターサイクルが走った跡でした。ハイカーが歩くだけで山は傷みますが、バイクで走ると加速度的に破壊が進みます。浅間山の登りでは深い溝が出来ている部分が多数見受けられ、とても歩き難くかったです。
 道案内板の設置を見れば、地元の方々に大切にされている山だと言う事は一目瞭然。良心がある人ならバイクで走ってはいけない事ぐらい分かるはず。楽しいのは理解できますが、登山者との衝突事故が起きる可能性がありますし、登山道を走るのは絶対にやめて欲しいです。



(おまけ)

 ハイキングの帰り道、作手にある長ノ山湿原に立ち寄ってきました。中には入れませんが、すごく広い湿原です。

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 サワギキョウ



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 サギソウが居ました。



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 自然の造形はほんと神秘的です。何度見てもサギソウの繊細さには感動してばかり!



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 あぜ道に咲くミズギボウシ。



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 おしまいは可哀想な名前のヘクソカズラ。





(備忘録)

【観音橋登山口~上の浅間山】
 コースは造成された林道によって3個所ほど分断されていますが、麓の新戸(あらと)地区による案内板が設置されているので分かりやすい。大部分が植林の中です。バイクが走って極端な溝が出来てしまっている地点あり。 【上の浅間山~下の浅間山・県境稜線】 上の浅間山の直下は岩がゴロゴロした道で歩き難いが、総じて快適な尾根道。

【下の浅間山~黒松峠~474m三角点ピーク:県境稜線】
 アップダウンを繰り返しながらの道、総じて歩きやすい。 【上の浅間山~北西ルート】 林道や枝道が交錯して非常に分かりにくく案内板もゼロなので方向に注意。下りだと特に迷いやすい。下部は雨で洗われて岩盤が露出した溝道でとても歩き難い。両浅間山に登るなら観音橋コースピストンがおすすめ。

 ※道の駅「鳳来三河三石:ほうらいみかわさんごく」
愛知県新城市下吉田字田中106-1  TEL 0536-34-0139
定休日:木曜日 年末年始(12月28日~1月1日)

タグ:愛知のお山
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