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【東三河】彦坊山 2020/3/18 [山歩き・ウォーキング]

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 彦坊山の麓で咲いていた満開のダンコウバイ


場所・山行日
 「彦坊山:ひこぼうやま:540m:独標」2020年3月18日(木)
 愛知県新城市作手大和田
 駐車スペース:マップコード 281 029 125*64
ルート 駐車スペース~山頂 往復
歩行距離 5.3Km(平面距離)
標高差  駐車スペース(+-336m)山頂
所要時間 02時間13分 10:52~13:06  2.3Km/h(休憩時間含む)
GPSログはこちら  Google earth俯瞰図はこちら



 御岳山の登頂を終え、この日2山目となる彦坊山のハイキングレポートです。

 30年近く前に買った「こんなに楽しい愛知の100山」(2003年度改訂版は130山)ガイドブックを持っているのですが、遅ればせながら、まだ登頂していない山を歩いて全山制覇してみようと思い、昨年から積極的に県内の山を歩いています。

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 県道435号線から436号線に入ってすぐの、猿投農林高校施設横のスペースからスタートしました。AM10:53



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 この付近に民家は一軒だけですが、こんな標識が立っていました。地名を調べると”新城市愛郷:あいごう”というところです。


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 山頂は見えていませんが左が彦坊山です。



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 県道から外れて左の林道に入ります。一輪車は挨拶を交わしたおじさんのもの。AM10:59



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 緩やかに下って行くと沢に橋が架かっていて、登山口は渡って右です。AM11:00



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 しばらく林道歩き、1山目の御岳山とは違ってやや急な林道です。



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 不動滝です。落差は8m~10mくらいですが、なかなか趣がありました。AM11:11



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 林道脇の斜面には不動尊もあります。



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 お邪魔します。



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 支谷の流れも趣がありますね。



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 急坂を登ると登山口近くのスペースに到着。車が置いてあり、サカキの採取許可証が掲示してありました。神職関係の方でしょうか?



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 ここが登山口です。ただのピストンではおもしろくないので、そのまま沢沿いを進んでみました。地形図を眺めると歩けそうな感じです。AM11:33



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 しばらくは踏み跡がありました。なかなか雰囲気の良いところでした。



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 こんな小屋もありました。AM11:42



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 登って行くと谷は3つくらいに分岐していました。左寄りの谷を溯って行くと、倒木が多く歩きにくいですが、なんとか行けそうです。



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 水の流れが消えて詰めが近くなってきました。



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 やがて尾根に乗った所で休憩です。PM0:04



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 岩の上からは僅かですが眺めがありました。



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 一個所ヤセ尾根を通過し、広い斜面を登り尾根に乗ったら北東へ進む。



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 ここが彦坊山の頂上です、展望はありません。PM0:18



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 幾つも山名標識がありましたが一部をご紹介。これはカラフルですね。



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 こちらは三岳山にあったのと同じ仕様の標識。



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 南西から北東にかけて広い山頂部。下山はガイドブックの登山道を歩きます。



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 山頂部の端から北へ下ると、鞍部に丸太ベンチがありました。PM0:28



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 鞍部から西方向へ、やや急な谷間を足元に注意しながら下ります。



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 林道が見えたら登山口です。後は林道をひたすら歩いて駐車地まで戻りました。PM0:42



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 県道脇の民家で咲いていたアセビは満開でした。PM1:05



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 冒頭写真のダンコウバイ、こちらも満開。



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 下山後にクロワッサン鯛焼きでコーヒータイム、これでハイキングは終了です。


(あとがき)

 彦坊山とはユニークな名前です。登山口までのアプローチとなる林道入口で作業している方が居たので、”お邪魔します”とあいさつすると、”ひこぼうやまかね?気をつけて行ってらっしゃい”と返してくれました。近くに一軒だけあるお家の方だと思われますが、気持ち良くスタートが切れました。

 最初に歩いた三岳山と同じく林道のアプローチが長い山です。この日2山目で林道の傾斜がキツイ事もあって登山口まで歩くだけで疲れましたが、林道脇の渓流の雰囲気が良く、見栄えのする不動滝があったりして気が紛れます。

 登山口に着くと車が一台、「榊」の採取許可証が提示してありました。車の主と会うことはありませんでしたが、色々なお仕事があるものだと感心しました。
 地形図を眺めると、登山口から先へ緩やかな谷が続いています。ここでいつもの悪い癖が出て、谷伝いに山頂まで歩いてみる事にしました。雰囲気の良い谷沿いには途中まで踏み跡がありました。詰め付近は倒木が多く歩きにくかったですが、思ったほどの斜度はなく、無事稜線にたどり着いてプチアドベンチャーは終了。御岳山と同じく展望のない山頂を確かめて下山しました。

(コース状況)

 往きで登山口を通り過ぎた先の谷はバリエーションルートで登山道はありません。途中谷が分岐しているので、地形図、GPS等でルートファインディングが必要。詰め近くは水量が少なく滝や堰堤はありませんが、倒木が多く歩きにくい。尾根に乗ったら北東へ登れば山頂部に着きます。  帰りはガイドブックで案内されているルート。広い山頂部から北へ下ると、標高600mピーク手前の鞍部に「一本丸太ベンチ」があるので、そこから西方向へ踏み跡を下ると、往きにアプローチした林道に出る。特に危険個所はありません。  



(アフターハイク)


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 帰りに甘泉寺に寄って天然記念物のコウヤマキを見学してきました。
※甘泉寺:臨済宗のお寺でご本尊は薬師如来像。1370年開山で将軍足利義満公も帰依したと案内書きにありました。



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 駐車場にあったピンクのアセビが綺麗でした。野生のものはどれも白いので、とても新鮮です。



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 まず本堂に寄ってお参り。



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 これがコウヤマキの巨木、かなりの老木みたいで、支柱がたくさん添えてありました。



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 案内板によると幹周り6.3m、樹高27m コウヤマキとしては日本一の巨樹で、樹齢は600年とも言われているそうです。2009年の台風で大きく傷んでしまったとのことで、上部は枯れていました。



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 「開山堂」近江の永源寺の僧であった、この寺の開祖・弥天永釈大和尚の像が安置されています。



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 開山堂の天井に描かれていた絵



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 前回歩いた雁峰山と長篠城に関わりのある「鳥居強右衛門」の墓碑。お寺には位牌もあるそうです。



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 まだ昼食を食べていませんので、「道の駅・つくで手作り村」にも立ち寄りました。



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 この道の駅は国道沿いだけでなく、奥にも広い敷地があります。写真の勇気工房でランチにしました。



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 写真の2点を注文、五平餅はオーダーしてから焼くので、ちょっと時間がかかります。



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 味噌こんにゃくと、



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 五平餅



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 敷地内にはミニSLの線路があって土日に運行されているようですが、今世界で大流行になりつつある新型肺炎の影響で中止になっています。



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 道の駅のふれあいコーナーのうさぎだと思います、辺りを自由に動き回っていました。ほかの野生動物に襲われないか心配になりますね。
 


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 最後は長ノ山湿原にやってきました。数台置ける駐車場にトイレがあります。



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 とにかく広い湿原です。野草の花が咲いていないかと思って来ましたが、標高540mと高いせいか?まだ何もありませんでした。



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 遊歩道脇はフカフカしています。この下に2メートルの泥炭層があるそうで、このあたりでは珍しいとのことです。



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 湿地近くのため池 人が仕立てた様な松の木が、水面に沿って伸びていました。



(周辺情報・備忘録)
道の駅・つくで手作り村
所在地 :愛知県新城市作手清岳ナガラミ10-2 TEL 0536-37-2772
営業時間:9時~18時(10月~3月は17時まで)
定休日 :毎週木曜日 ※定休日が祝日の場合は営業



長ノ山湿原 Google360°ビュー

タグ:愛知のお山
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