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【鈴鹿】御池岳&佐目ミツマタ群生地 2020/3/26 [山歩き・ウォーキング]

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 ミツマタの花 滋賀県多賀町佐目の群生地にて


場所・山行日  「御池岳:おいけだけ:1247m:独標」「鈴北岳:すずきただけ:1182m:独標」
 滋賀県東近江市君ヶ畑町  2020年3月26日(木)
ルート  鞍掛トンネル東P~コグルミ谷登山口~近藤岩~カタクリ峠~御池岳(丸山)
~1182mピーク~丸池~夕日のテラス~西ボタンブチ~お花池~ヒルコバ
~鈴北岳~鞍掛峠~鞍掛トンネル東P
歩行距離 11.3Km(平面距離)
標高差  鞍掛トンネル(-90m)コグルミ谷登山口(+413m)カタクリ峠
(+297m)丸山(-80m)丸池(+20m)西ボタンブチ(-150m)ヒルコバ
(+140m)鈴北岳(-376m)鞍掛峠(-183m)鞍掛トンネル
所要時間 07時間05分 06:12~13:17 1.6km/h(休憩・昼食時間含む)


 最近は春の花の便りがたくさんアップされるようになりました。そこで先日国道306号線の通行止めが解除されたのに合わせて、私達も鈴鹿山脈にある御池岳へ福寿草の花に会いに行ってきました。目的の福寿草はちょうど見頃を迎え始めたところで、フレッシュな金杯を観賞できました。


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 鞍掛トンネル駐車スペース、早朝は2台駐まっていました。


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 国道を1.5キロほど下ってコグルミ谷の登山口へ。


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 コグルミ谷の山腹道。


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 ネコノメソウは種類が多く同定が難しいです。これは葯が4つ見えるのでスズカボタンという固有種かもしれません。


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 コグルミ谷ルートにはネコノメソウ(ヤマネコノメソウ)が至るところで咲いていました。


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 シロバナネコノメソウ


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 蕾みのようなコケの胞子嚢


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 これはチャルメルソウですね。


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 旧ルートにある近藤岩。この御池岳を好んで歩かれたという近藤郁夫さん(故人)という方が、生前自分の墓標にすると言っておられた岩だそうです。御池岳に数多くある池を探索され、池に名前をつけたり、御池岳の本も出版されたそうです。


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 急な山腹にある近藤岩への旧ルートは完全に埋まって足場がなく、滑り落ちると20mは滑落してしまいそうなので、とても危険でした。


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 旧道は五合目のここで正規道に合流。


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 カタクリ峠(天ヶ平)


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 峠から尾根道を登っていく、振り返ると白山が見守ってくれている。


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 真の谷を越え谷間を登って行くと残雪が出てきました。


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 この雪渓を登ると山頂は間もなくです。


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 御池岳山頂(丸山)、快晴で眺めが良かったです。


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 標柱にピッケルが、登頂記念でしょうか?


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 丸山頂上から西へ下ると琵琶湖が良く見えました。


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 鞍部から見た釈迦ヶ岳


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 丸池


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 夕日のテラス。琵琶湖が良く見え、夕焼けが綺麗に見えそうな場所です。


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 岩の上からは、


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 鈴鹿中部の山々が見渡せます。


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 西ボタンブチ


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 伝説のあるお花池、まだ水が多いです。オタマジャクシがたくさん泳いでいました。


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 鈴ヶ岳へ向かって下ります。


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 深くえぐれた谷に着地、ここからヒルコバへ登り返す。


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 ヒルコバ


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 ヒルコバから鈴北岳へ向かう途中、斜面に咲く福寿草の群生。


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 能郷白山(左端)と加賀白山(右) この冬は雪が少なかったのですが白山はまっ白です、名前の通りですね。


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 鈴北岳頂上は360度展望がすばらしい。


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 鈴ヶ岳の西には琵琶湖が眺められます。


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 乗鞍岳(左)と御嶽山(右)


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 テーブルランドと呼ばれるほど広い御池岳。石灰岩が露出した写真のあたりは日本庭園と呼ばれています。


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 養老山地と鈴養湖


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 白山を正面に見ながら開放的な尾根道を下る。


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 地蔵尊のある鞍掛峠、向かって右がトンネル東口(三重県側)



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 峠からの山腹道はとにかく狭くて急、石ころや砂で滑りやすく緊張します。できれば歩きたくない道です。トンネル西側の滋賀県側から登った方が比較的安全ですね。


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 危険な山腹道がすごく長く感じましたが、無事登山口までたどり着いてホッとしました。


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 登山届けBOX横で咲いていたフサザクラ。


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 駐車スペースへ戻ると路上駐車が出る程車であふれていました。


鞍掛トンネル東口
(花の写真8枚)

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 淡い紫色のキクザキイチゲ、時間が早く開いていません。


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 シロバナネコノメソウ よく似たハナネコノメとの違いは花粉の色で、本種は白色でハナネコノメは黄色。


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 キクザキイチゲ 福寿草と同じように岩陰に咲いていた。


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 そしてこちらが御池岳の福寿草。


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 これから咲く株も多く、観賞の旬を迎えていました。



(ミツマタ群生地:多賀町佐目)
 鞍掛トンネルから滋賀県側へ車で約20分のところに、話題のミツマタ群生地があると聞いて見学に行ってきました。

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 国道から林道に入り1キロ程登ると、林道脇の斜面にすごい量のミツマタが咲いていました。


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 まるで宙に浮いている様です。


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 ラッパ状に見えるのはガクで、花びらはないそうです。外側から中心に向かって順に咲いていくようですね。


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 だんだんと色が抜けて白くなるみたいです。ミツマタの樹皮は和紙の原料、紙幣にも一部このミツマタが使われているそうです。


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 辺りには甘い香りが漂っていました。ミツマタは沈丁花の仲間なので芳香があるんですね。


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 真上から見たところ。


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 キブシの花も見かけました。




タグ:鈴鹿の山
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