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【東三河】御岳山 2020/3/18 [山歩き・ウォーキング]
御岳山へ続く林道脇を流れる沢の淵 エメラルドグリーンが美しい。
場所・山行日 |
「御岳山:みたけやま:663.79m:三等三角点」2020年3月18日(木)
愛知県新城市塩瀬・作手田代 境 駐車スペース:マップコード 681 254 150*68
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ルート | 駐車スペース~白石橋~山頂~白石橋~駐車スペース | ||
歩行距離 | 10.7Km(平面距離) | ||
標高差 | 白石橋(+-460m)山頂 | ||
所要時間 | 03時間50分 06:40~10:30 2.8Km/h(休憩時間含む) GPSログはこちら Google earth俯瞰図はこちら |
愛知の130山シリーズ、この週も東三河の「御岳山」と「彦坊山」を歩いてきました。まず最初のレポートは御岳山です。
登山前に新城市作手にある分水点に立ち寄りました、矢作川水系と豊川水系が分かれる地点です。
この近くの巴山を水源に2つの巴川が流れ出していますが、矢作川水系巴川と豊川水系巴川の両方につながっている水路の分水点がここみたいです。雨が降ったらどの様になるのか興味がありますね。巴状に川が3本流れ出しているのが山名の由来だそうです。ちなみにその3本とは両巴川と岡崎市を流れる男川(乙川)です。
県道脇のスペースに駐車してスタート。AM6:22
駐車スペース横には取水堰がありました。この川は豊川水系「巴川」になります。
県道を200mほど上流に向かって歩くと白石橋、ここを渡って林道へ入ります。AM6:44
しばらくは沢沿いの林道歩きです。
林道沿いの植林は良く手入れされていますね。
途中にあった雰囲気の良い淵。AM6:57
深いグリーン。
”弥助山”の表示板、山主の屋号でしょうか?
林道山中線を歩く
林道がS字を描くあたりにあった表示板、名前の通り広場になっていました。AM7:13
林道からすこし奥まったところに祠、手を合わせておきました。AM7:18
林道塩瀬本線に合流するところから別の林道に入って少し進んだ地点。ここから写真の尾根に取り付きました。AM7:35
間伐材で歩きにくい尾根を登ると、
地形図に載ってない別の林道に出ました。写真の尾根へ入りたいのですが、斜面が削られていて取り付きにくい。
林道を終点まで歩いて、ここから目的の尾根に取り付きました。AM7:45
枝が散乱する尾根はとても歩きにくいです。
途中平坦な地点もありますが、基本急な尾根です。
山頂西側の尾根の頭に到着。この先小ピークを2つ程越えますが分かりにくいです。左へ回り込む様に意識しながら進みます。
鞍部に下って登り返した地点からわずかに展望あり、本宮山へ続く尾根だと思います。
山頂までにピークを乗り越える地点が2個所、写真の場所は尾根を乗り越えて左へ下る感じ。右の支尾根の方が踏み跡がハッキリしていますが誘われないように。AM8:38
一旦鞍部に下って登り返す。1/25000地形図の等高線は標高10m刻みなので、それ以内の段差は表現できませんが、この10mの間が結構急だったりすることが、実際に歩いているとよくあります。(写真の地点も同様)
御岳山の山頂に到着。周囲は植林に遮られて展望はありません。大昔に御嶽山から勧請した神社があったとガイドブックに書いてありました。AM8:46
HHCの山名標識
こちらはまだ新しい標識
三等三角点「御岳山」663.79m
山頂からはガイドブックに記されているコースで下山しました。写真は途中の鞍部からの展望。電波塔が立っているのが、おそらく先週歩いた雁峰山(須長雁峰山)だと思います。AM8:52
右奥が本宮山です。
尾根を歩いて山腹道に切り替わる地点に明治時代の石柱。”愛知縣云々”と刻んでありましたが判読できず。AM8:59
石柱の所から荒れた山腹道を下りましたが、どうやら途中で分岐を見落としたようです。
再び尾根芯に復帰して下りますが、少しアセビが煩わしくなってきました。
写真の地点から左へ少し下って林道に降りることにします。AM9:11
後はひたすら林道の下り。
上部の林道はかなり荒れていました。
ここで林道塩瀬本線に合流したら左(南)へ、右上から下ってきました。AM9:30
林道塩瀬本線の銘板
春の里山でいち早く咲くクロモジの花。
往きに歩いてきた林道を戻ります。
林道の交差点、ここは右へ。AM9:55
空中に浮かんでいるようなクロモジのつぼみ。
林道脇の植林は良く手入れされています。
杉の幹に着生する苔、なんとなくカエルに見えませんか?
往きに撮影したグリーンの淵を真上から。
白石橋を渡れば駐車地まではわずかです。AM10:27
このあと次の目的地「彦坊山」へと向かいました。写真は県道脇で咲いていた梅の花。
(あとがき)
御岳山(みたけやま)と言えば奥多摩にある山が有名ですが、同名の山は全国にたくさんあって、今回登った山もそのひとつです。
ガイドブックによると、今から700年以上前に木曽御嶽山から勧請された神社が山頂にあったと伝わるそうですが、今は何もありません。名前の通り御嶽遙拝の山だと思われますが、植林に覆われて山頂からの展望はなく、林道が縦横に貫く典型的な三河の静かな里山でした。
(コース状況)
往きで林道を外れてから歩いた尾根はバリエーションルートで登山道はありません。山頂手前で2度小ピークのアップダウンがあるので支尾根に誘われない様に注意。地形図、GPS等でルートファインディング要。下りはガイドブックに案内されているルートで特に危険個所はありませんが、上部の登山道と林道は荒れています。案内表示が少ないので注意。
(周辺情報)
道の駅・つくで手作り村
所在地 :愛知県新城市作手清岳ナガラミ10-2 TEL 0536-37-2772
営業時間:9時~18時(10月~3月は17時まで)
定休日 :毎週木曜日 ※定休日が祝日の場合は営業
http://www.tsukude.com/
往きで林道を外れてから歩いた尾根はバリエーションルートで登山道はありません。山頂手前で2度小ピークのアップダウンがあるので支尾根に誘われない様に注意。地形図、GPS等でルートファインディング要。下りはガイドブックに案内されているルートで特に危険個所はありませんが、上部の登山道と林道は荒れています。案内表示が少ないので注意。
(周辺情報)
道の駅・つくで手作り村
所在地 :愛知県新城市作手清岳ナガラミ10-2 TEL 0536-37-2772
営業時間:9時~18時(10月~3月は17時まで)
定休日 :毎週木曜日 ※定休日が祝日の場合は営業
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タグ:愛知のお山
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