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【奈良・台高】明神平・明神岳・薊岳 2020/1/3 [山歩き・ウォーキング]

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 明神平の霧氷


場所・山行日
 「明神岳:みょうじんだけ:1432m:独標」「薊岳:あざみだけ:1406m:独標」
 奈良県東吉野村:三重県松阪市 境 2019年1月3日(金)
ルート  大又林道終点駐車地~明神平~明神岳~薊岳 往復
歩行距離 14.6Km(平面距離)
標高差  駐車地(+-640m)明神平・あしび山荘(+-107m)明神岳(+-25m)前山
(+-118m)最低鞍部(+-115m)薊岳
所要時間 08時間01分 06:22~14:23 1.8Km/h(休憩・昼食時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら



 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 新年も10日過ぎになりレポートが遅く恐縮ですが、お正月の初ハイキングは奈良県と三重県の境に連なる台高山脈の山へ遠征してきました。奈良県東吉野村の登山口から明神平と薊岳をめざしました。

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 大又林道終点(車止め)の広い駐車スペースからスタートしました。林道をさらに600m程歩いた所に登山届BOX、ここにも車止めゲートがありました。AM6:39


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 橋を渡ると山道に変わります。AM6:54


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 渡渉は3ヶ所ほどあります。あまり頼りにならない補助ロープがありますが、渡渉は特に問題ありません。AM7:04


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 登山道脇に石垣と建物の基礎が残っていました。


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 明神谷の表示がある地点、所々凍っています。少しの登ると上流の明神滝が遠望できます。何段かになっていてTOTAL落差は30mくらいでしょうか?AM7:30


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 渡渉してすぐの所に休憩地点。ベンチはアイゼンで穴だらけになっていました。この先から山腹に付けられたジグザグ道になります。AM7:48


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 標高1300m付近、明神平近くになると霧氷が見られる様になってきました。写真は水場です。AM8:09


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 樹木は霧氷でまっ白です。


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 あしび山荘 天王寺高校の小屋だそうです。台風によって倒壊し、2000年に再建されたものだそうです。AM8:29
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 休憩舎の向こうがこれから行く薊岳方向。見えているのは前山です。


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 東側の谷間にテントを見つけました。なかなか雰囲気が良い場所ですね。


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 ふり返って見たところ。雪はかなり少ないようです。


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 背後の稜線は高見山まで続いています。手前のピーク2つが水無山で、左奥が国見山。


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 向かっている先は正面のピークが前山です。


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 花が咲いたように凍り付いた木々。


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 薊岳へ接続する稜線まで到達。一旦反対側にある明神岳までピストンします。明神岳方向が台高山脈の主稜線で、大台ヶ原までつながっています。AM8:47


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 南側は大峰の山々


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 風が強くて顔が痛い…(^^;


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 こちらが明神岳で、本日の最高峰(1432m) 来た道を戻ります。AM9:03


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 明神平に戻って、今度は薊岳へ向かいます。AM9:17


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 深く根が張れず、強風に耐えられなくなって倒れてしまったブナ。大きくならなければ倒れずに済んだのに、大きくなるのは木の性、ここに生きる木の宿命なのですが哀れですね。AM9:23


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 前山から下ると、後は比較的緩やかなアップダウンの繰り返し。AM9:31


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 快適な稜線歩きです。


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  樹間から見えるのは1373m三角点ピーク「木ノ芽塚」


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 そして右隣に本日の目的地、薊岳1406mです


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 1334m独標分岐地点、ここから駐車場に下れば最短周回できますが、この日は明神平経由のピストンにしました。AM10:08


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 薊岳手前から傾斜がきつくなります。


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 途中追い越していった男性ペアが待つ薊岳に到着。残念ながら視界は今ひとつでした。スッキリ晴れれば素晴らしい展望だと思います。AM10:36


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 薊岳からの帰り道 歩いてきた前山までの稜線が日光に照らされていました。


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 このあたりの山々の霧氷は素晴らしいです、1500m前後の標高と、南から吹き上がる湿った空気による地理的な要因だと思われます。


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 霧氷の林を行く。


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 たまに青空が顔を出すと霧氷が鮮やかになりますね。


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 積雪は多くて5センチ、この時期としてはかなり少ないのでしょうが、霧氷はタップリでした。


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 南西方向に独特な形の山が見えました。後で調べてみたら三等三角点のある舟形山らしいです。


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 前山まで戻ってきました。明神平周辺はシダ枯れの茶色と霧氷の白のコントラストが鮮やかです。まるでスポンジケーキのデコレーションに粉砂糖をまぶしたみたいですね。AM11:50


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 眼下にあしび山荘。小屋の陰で休憩しているグループが見えます、この日は風が強かったですからね。


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 次回は桧塚方面にも足を伸ばしてみたいです。AM11:59


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 へばり付く様に生えているド根性ヒノキの大岩を風よけにしてランチにしました。PM0:09


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 夕方に向け天候が回復してくるのは分かっていましたが、帰りの道中が長いので下山します。PM0:52


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 往きにテントが張ってあった付近です。水場も近い様ですね。PM0:56


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 霧氷の山腹道


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 登頂した薊岳がずいぶん遠くなりました。


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 上部のつづら折れ道は傾斜が緩やかに造られていて、とても歩きやすかったです。PM1:13
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 明神谷のアイスアートPM1:30


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 渡渉地点 PM1:40


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 橋を渡れば、後は林道歩きを残すのみです。PM1:57


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 林道脇の沢に掛かる見栄えのする滝。PM2:02


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 注意看板が穴だらけ。もしかしてアレを発射したのでは?だとしたら恐ろしい…


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 登山届けBOXのある車止め地点。PM2:09


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 薊岳へ向かう途中で通った1334m独標から北側の尾根を下ると、この階段に出るみたいです。PM2:15


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 遭難慰霊碑


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 駐車場まで無事戻ってこられました、東吉野の神様に感謝です。PM2:18

(備忘録)
・明神平までは分かりやすいルート、渡渉が数ヵ所ありますが慎重に歩けばOK
・明神平~薊岳間は開放的な尾根道で特に問題ありませんが、ヤセ尾根部分もあるので油断しないように。
・この日の積雪は多くて5センチ程度、凍っておらずアイゼン等滑り止めの装着はありませんでした。

(アフターは?)


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 やはた温泉でお風呂に入りました。
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 温泉の前には四郷川が流れていて、オートキャンプ場もあります。


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 吊り橋を渡ると対岸に「ふるさと村」があり、廃校を利用した飲食店などがあるようです。
http://www5.kcn.ne.jp/~furusato/index.html


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 帰り道、無性に炒飯と餃子が食べたくなって、針IC近くの王将に立ち寄って夕食。

 この後名阪国道で事故渋滞に巻き込まれ、伊勢湾岸道も断続渋滞の表示。伊賀ICを降りてからは一般道を走り続け(国道23号も渋滞)、自宅に着いたのは午後10時過ぎになってしまったのでした。(^^;)

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いた

あけましておめでとうございます
シダ枯れの茶色と霧氷の白の写真、いいですね
実際に見てみたいと思ました
今年も楽しい記事を楽しみにしています

PS.
一応新年の記事まで待ってみました
by いた (2020-01-11 17:15) 

teppan

いたさん、あけましておめでとうございます。初記事をお待ち頂いて恐縮です。

 今年の冬は暖かいですね、この日訪れた山も積雪は少なかったです。おかげで地面が出ているところはシダと霧氷のコントラストが綺麗だったです。

 本年もよろしくお願い致します。
by teppan (2020-01-12 13:09) 

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