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【愛知】電車でGO!高倉山・東谷山 2019/3/7 [山歩き・ウォーキング]

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 高倉山から撮影した名古屋駅ビル群(望遠にて)


場所・山行日
「高倉山(高座山):たかくらやま:194m:独標」愛知県春日井市     
「東谷山:とうごくさん:198.40m:二等三角点」愛知県名古屋市
 2019年3月7日(木)
ルート  高蔵寺駅~高倉山~高蔵寺駅~東谷山~フルーツパーク~森林公園~三郷駅
歩行距離 16.9Km(平面距離)
標高差  高蔵寺駅+-120m高倉山  高蔵寺駅 +160m東谷山 -120mフルーツパーク
所要時間 6時間22分 08:59~15:21  2.7km/h(休憩・昼食時間・公園散策時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら

 晴れと雨が短い周期で繰り返される様になり、すっかり春めいてきました。やっかいな花粉か舞う季節になりましたが、春の花を探しに出かけてきました。
 
 今回はほとんど街歩きなんですが、一応表向きは山歩きなので低山を2つ組み込みました。


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 ささやかな打ち上げを予定しているので、アプローチはマイカーではなく電車です。
地元ローカル「愛知環状鉄道」が、今月(平成31年3月)からようやくICカード対応になったので便利になりました。”TOICA”、”manaca”はもちろん、”suica”でも”ICOCA”でも”はやかけん”でもOK。


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 JR中央本線「高蔵寺駅」で下車してハイキングスタート。地下通路から表に出るのですが、出口階段が幾つもあって迷う^^; 今後のためにしっかり確認しておきましょう。



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 線路沿いの道路を東へ向かい、写真の場所を左折します。まずは五社大明神社へ。



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 道路脇に咲いていた春を告げるロウバイの花。


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 すぐ近くの「燈明山 高蔵寺:こうぞうじ」に寄り道。ご本尊は薬師如来。後で登る高倉山にご本尊ゆかりの場所がありました。このお寺の名前がこのあたりの地名になったんですね。


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 参道の長い階段を登ると「五社大明神社」。地元の方々に大切にされているようで、この日は境内や参道脇の雑木を大勢で手入れされていました。これから歩く高倉山はこの神社を守る地域の共同所有みたいです。

 名前が示す通り、複数の神が合祀されている様です。歴史の勉強には登場してきた記憶がないのですが、このあたりは大昔「尾張氏」という豪族が治めていたそうです。その尾張氏の祖神がこの神社だと、石碑に謂われが刻んでありました。熱田神宮とも関わりが深いようです。


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 本日の無事を祈願し、参道入口から右の道路に入ります。


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 大きな堰堤を左手に見ながら進むと、お寺の墓地の横に出ます。山道の入口にこの表示、秋は茸山になるようですが、この季節は大丈夫だと思います。


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 東ルートからの合流地点です。上に高蔵神社があり参道になっています。


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 しばらく進むと壊れた祠がある見晴台に出ました。冒頭の名古屋駅ビルの写真を撮った地点。


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 ”茸山入山禁止”の札とテープで区切られた参道。秋の入山は避けた方が良さそうです。


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 登り切ったところに社が鎮座していました。ここが高蔵神社。


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 山頂は主稜線のもっと東にあるピークなのですが、実はこの山、半分が航空自衛隊の分屯地になっている為、立ち入り禁止で残念ながら山頂には行けません。でも分屯基地主催で高倉山(高座山)ハイキングをするみたいで、その時は山頂にある建物の屋上まで上がれる様です。


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 見晴台まで引き返してきました。手前には高蔵寺駅周辺が、遠くに名古屋駅のビルや鈴鹿の山々が見えます。


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 今の時期低山ではアセビが満開です。


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 歩きやすい道。


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 東歩道との分岐地点付近は広場になっていて、”御来迎”と刻まれた石碑が立っています。解説板によると、”比叡山から諸国巡教の旅に出た智蔵僧正がこの場所に立ち寄った際、ここで座禅を組んで瞑想されていると、薬師如来様が現れお告げを受けた”との言い伝えがあり、麓の高蔵寺に薬師如来像が祠られているとのことです。


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 分岐地点近くにはこんな裸地があり、ここが水晶の鉱脈の様です。足元を見ると地面が日光を浴びてキラキラ輝いています。めぼしい水晶は堀り尽くされていて大きなものはありませんが、直径2~3ミリのごく小さな水晶ならいくらでも見つかります。


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 分岐に戻って今度は東側の歩道入口に向かいます。途中の標高150mピークは広々とした休憩地になっていました。


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 墓地の横に出ました。高蔵寺駅が見えます。右下の屋根が燈明山・高蔵寺です。


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 さらに下って線路沿いの道路へ。


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 歩道沿いの春。


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 高蔵寺の参道入口です。本堂には毘沙門天(多聞天)が祀られているそうです。


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 そのまま真っ直ぐ歩けば駅北側に出ますが、写真の所に線路の下を車道が通っているので、潜って南側へ出てみましょう。


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 南側に出た所。昭和の雰囲気満点の建物ですね。時計は10分遅れてるけど動いているのかな?


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 高蔵寺駅南口です。もう一度トイレの場所を確認しに改札口付近まで行ってみます。

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 地下道には展示コーナーがあって、ボトルシップが飾ってありました。


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 これから向かう東谷山フルーツパークのイベントポスター。しだれ桜は4月中旬過ぎまで咲いていてくれるかな?


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 駅前にあるコンビニ。各種揃っているみたいですね。(^^


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 駅を後に南へ向かいます。


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 庄内川に架かる東谷橋を渡ると名古屋市です。これから登る写真の東谷山は名古屋市最高峰です。


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 川沿いを250m程東へ行くと古墳がありました。「東谷山白鳥古墳」というそうで、石室が完全な状態で保存されている貴重な古墳だそう。


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 庄内川の対岸には先ほど登った高倉山。山頂(一番右)に自衛隊の施設が見えます。


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 住宅街の入口にホテル。ここが東谷山への入口。


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 立派な邸宅を横目にどんどん急な坂を登って行くと、最後の廃屋を過ぎた所から林道に変わります。


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 民家が絶えてから約1キロ弱林道をひたすら登る。これが地味に辛いです。


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 階段が見えたらあと一息です。神社横のトイレの屋根を修理中で、業者さんのトラックが境内に乗り入れてありました。


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 尾張戸神社(おわりべじんじゃ)の拝殿。本殿はこの奥の小高い丘の上にあります。古墳の上に建っているとのことです。こちらも前出の「尾張氏」ゆかりの神社だとか。


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 東側の展望地に休憩ベンチあり。三国山や猿投山が良く見える。


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 西側には木造の展望台。名古屋市街地が見渡せます。


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 北社古墳を過ぎ、フルーツパークへ遊歩道を下る。昨夜までの雨で泥濘んでいるので慎重に足を運ぼう。


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 南社古墳。志段味(しだみ)古墳群のひとつ。


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 麓に降りたら間もなく「東谷山フルーツパーク」の入口。


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 今が盛りと咲く梅の花の向こうに、歩いて来た東谷山が見える。


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 これから咲くしだれ桜もたくさんあります。


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 ポッカ提供のレモン園。


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 実は最初上向きに着いていますが、大きくなると写真の様に垂れるようです。”フルーツパーク”と言うくらいですから、他にも色々な果樹の展示園があります。


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 こちらでは河津桜が満開です、ミツバチが群がっていました。”野生の原木が静岡県河津町に移植されたことからこの名が付いた、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種と言われる” と説明書きにありました。


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 レストハウスです。ここも偵察しておかなくてはね。


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 リニューアルされたばかりのレストランは平日にもかかわらず賑わっていました。


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 パイナップルが添えられたフルーツカレー(サラダ付き)750円。以前5月の連休に来た時は確か生ビールがあったけど、この日はご覧の缶ビールのみ。平日でこの混み様なので、休日は待たなければ入れそうにありませんね。外でお弁当をひろげた方が良さそうです。


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 有料の熱帯果樹温室をバックに紅白梅。


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 植栽された福寿草が見頃でした。


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 春を告げる代表的な山野草です。


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 マンサク  早春にいち早く咲く事から、”まず咲く” ”まんずさく”が東北地方で訛ったものともいわれている。(wikiより)


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 サンシュユ 中国から目まい薬として渡来したそう。花の先が丸く玉状になっているのが特徴。


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 こちらは大輪のツバキ。セイヨウミツバチが一生懸命仕事をしていました。


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 シダレウメ


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 フルーツパークを後にして、次は愛知県森林公園へ向かいます。歩道のない道路は結構交通量が多いので怖々歩きました。ドライバーさん、邪魔な歩行者だろうけど許してね~


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 途中立派なゴルフ場のど真ん中を通ります。ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場。


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 道路脇のアセビ。生えている場所によって色合いも様々です。


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 フルーツパークから約2キロ、30分弱でようやく森林公園前の交差点に着きました。


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 ここにも山野草の花が咲いてるそうなので、ちょっとだけ散策。


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 有料植物園内の芝生広場から。中央右が東谷山。その左に少し頭を出しているのが弥勒山。


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 山野草園に一輪だけ咲いていたセツブンソウ。


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 こちらはユキワリイチゲ


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 そして福寿草の花。


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 展示館内の見事な昆虫標本の中からひとつだけご紹介。コノハムシというそうです、面白い!


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 カラスが群がる丘。後で分かったのですが、どうやらシイの実を食べていたみたい。同じドングリでもシイの実は美味しいですからね、シイはブナやクリと同じ仲間です。


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 マンサクの花


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 こちらはシキミの花。綺麗ですが猛毒なので要注意。


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 ヒイラギナンテンの花


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 ラクウショウの気根(膝根)、沼地でも生きられる高木。


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 森林公園を出て車道を南へ。ギャラリーの玄関に居た白いカエル。


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 森林公園からさらに1.8キロ、ようやく終着点の名鉄瀬戸線「三郷駅:さんごうえき」に辿り着く。


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 駅から近い「ことぶきの湯」で疲れを癒やしましょう。天然温泉を謳っていますが、露天風呂のみ亀山から温泉を運んできている様です。ヌルヌルしたお湯ですが、ちょっと塩素臭が強いです。


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 入浴後はお食事処でささやかに打ち上げ。ほかにテーブル席もあります。ちなみに脱衣所ですが、通常サイズに加えて、高さがあるロッカーが幾つかあり、30~40リッターザックも入れられます。フロントで希望すればその鍵を渡してもらえます。


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 お疲れ様でした~ 


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 唐揚げともつ煮込みをおつまみに。 いちいち食券を買わなければならないので、おつまみやビールのお代わりはちょっと面倒かな^^


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 ほろ酔いで向かう三郷駅は目と鼻の先です。


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 こちらは愛知環状鉄道・瀬戸市駅のトイレ。入口壁はタイル張りでした。さすがは焼き物の街ですね。


タグ:愛知のお山
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