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【愛知】竜頭山 2019/2/21 [山歩き・ウォーキング]

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 駐車場から見上げる小竜頭の岩峰と昇竜チェーンソーアート


場所・山行日
 「竜頭山:りゅうずさん:752.62m:二等三角点」2019年2月21日(木曜日)
 愛知県新城市・設楽町 境
ルート
 鳴沢苑P~小滝集落登山口~小竜頭分岐~小竜頭~小竜頭分岐~山頂
~大竜頭~岩尾根展望地 往復
歩行距離  6.3Km(平面距離)
標高差 
 鳴沢苑P +30m登山口 +280m小竜頭分岐 -10m小竜頭
 +90m山頂三角点 -45m大竜頭岩尾根展望地  
所要時間 05時間13分 09:07~14:20 1.2km/h (休憩・昼食・滝鑑賞時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら
 ※石川県にある「竜頭山:たつがしらやま」、静岡県にある「竜頭山:りゅうとうざん」、広島県にある「龍頭山:りゅうずやま」と同じ漢字名ですが、愛知県の山は「竜頭山:りゅうずさん」と呼ばれます。


 当初は前日にちょっと遠征して他の山を歩き、この日は山休みの予定だったのですが、天候が思わしくなく中止。どこに行こうか決まらないまま、当日朝になって急遽「竜頭山」を歩くことにしました。この山は今から11年前に歩いて以来です。

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 鳴沢苑は閉店中。広い駐車場には綺麗な水洗トイレがあります。


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 駐車場から川沿いの作業道を小滝集落へと向かいます。


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 一旦県道に出て、写真の「下小滝」バス停の所から左(南)へ民家の横を下ります。


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 農機具置場の横を通っていくと、前方に赤い鉄板橋が見えて来ますので渡ります。


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 古い案内杭の先に進む。 ”龍頭山登山道入口 この先100メートル登り 左の小川を渡って登る” と書いてあります。


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 沢の左岸に登山口。


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 少し登ってすぐに渡渉。向かいの斜面へ取付きます。


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 植林地の斜面。


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 尾根に乗ると、枯れた笹が両脇に出てきます。


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 途中にあった、存在感のある枯れた大木。


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 急な尾根道がしばらく続きます。


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 帰りも気をつけなくては。


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 急な尾根道が終わって、写真の標識の地点が山頂部の端っこになります。山頂方面は(右)、駐車場から見えた尾根の突端 ”小竜頭:こりゅうず”は(左)です。


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 緩やかな尾根道を約300m程下ると小竜頭です。駐車場から見えた、尖った尾根の頭の部分です。


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 立木があって間からしか見えませんが、良い眺めです。


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 再び分岐まで登り返し、今度は反対方向へ山頂を目指します。


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 尾根上には黄色い梱包紐が延々と張り巡らされていました 境界線の立ち会いが行われたのでしょうか?


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 緩くアップダウンを繰り返しながら、歩きやすい道が続いていました。


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 一旦鞍部に下って登り返した所で林道を横断してハシゴを登る。11年前に来た時には、確かこの林道はなかったです。


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 笹が出てきました。この後道は東へ向きを変えます。


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 ”すぐそこ” だって!


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 標識どおり間もなく山頂に到着。以前より明るくなった印象です。


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 二等三角点「竜頭山:752.62m」。


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 長居はせず昼食予定地の「大竜頭:おおりゅうず」へ向かいます。尾根の踏み跡をひたすら北東へ。お腹が空いてきたので急ぎましょう。


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 740mピークからは痩せた急傾斜の下りが待っています。鞍部の直前が一番急なので転滑落注意!


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 鞍部に降り立つと、目の前に大竜頭の岩峰が立ちはだかる。


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 こちらも急な岩場の道。落ちてきそうな石や倒木をくぐって。(実を言いますと、この地点はルートミスしていた様です)


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 一部イワカガミが集まっていました。


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 写真が大竜頭ピークの頂上です。石垣がコの字に組んであり、祠や石像が並んでいます。


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 石の祠。


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 観音像。


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 僧侶像。他に役行者像他2つの石像がありました。


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 ピークから東へ急な尾根を下って行くと、開けた岩場の展望地。


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 とても展望が良いです。


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 先の方まで下ると、ここにも石像。


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 役行者様が以前のまま座っておられました。


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 真正面に見える宇連山をはじめ、奥三河の名峰をズラリと見渡す事ができます ここからの眺めはとにかく素晴らしい! 


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 もうお腹ペコペコ、今回もギョーザを焼いて、


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 ”まんぷく”餃子ラーメン”いただきま~す! ※この記事を書いている時点で、即席ラーメンの先駆者を題材にしたNHK朝ドラ「まんぷく」(2018年10月1日 ~2019年3月30日)を放送中です(^^


 ここから展望地から見えた主な山の紹介です。
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 北寄りには目の前に笹頭山:ささのうずやま、奥に井山・天狗棚・碁盤石・茶臼山・萩太郎山、そして左奥に恵那山も微かに見えました。


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 愛知県最高峰の茶臼山と萩太郎山のアップ。


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 鹿島・大鈴・平山明神・岩古谷山と、奥に南アルプス深南部の山々。


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 大鈴山の向こうに見える白い山は南アルプス荒川・赤石・聖。


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 鞍掛山はこの角度から眺めると、名前のとおりの形状だと納得!右下の凹地が四谷千枚田です。


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 佐久間の 竜頭山(左奥)と三ツ瀬明神山(右)


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 棚山と鳳来寺山。


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 絶景を楽しんだ後は、慎重に来た道を引き返します。


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 再び鞍部。


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 往きに恐る恐る下った急な尾根を登り返します。


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 740mピークから来た道をそれ、西方向の尾根を歩いてお隣のピークへ。


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 谷底目指してショートカット。道も踏み跡もありません。


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 谷まで降りたところ、水の流れがありました。



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 登り返して午前中に歩いた尾根道に合流。思っていたより北寄りの場所に出ました。
今日はGPSレシーバを忘れてきたので、地形図&コンパスだけでどれだけ正確に歩けるか試してみましたが、下った斜面がなだらかで広いせいもあって難しかったです。


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 小竜頭分岐から一気に下ります。もう若くはないので、転倒しないよう一歩一歩慎重に。


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 尾根道の途中にあった石英が多く含まれた岩。


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 登山が近くなってきました。渡渉地点の手前にこんな石の祠を見つけました。この日のお礼をしておきました。


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 小滝集落まで無事戻ってこられました。


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 真上に今日登った小竜頭の岩峰を見ながら下ると、


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 鳴沢苑の駐車場はすぐです。


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 駐車場の近くにある鳴沢の滝を見に行きました。以前鱒のつかみ取りをしていた沢筋には、使われなくなった休憩小屋が今も複数残ったままです。広場は箒で綺麗に掃いてありました。


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 落差はそれほどありませんが、当貝津川の水が全量流れ落ちて迫力満点の滝です。


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 駐車場から直接滝へ降りる階段は老朽化の為通行禁止でした。



(あとがき)

 慌てて準備して登山口近くの鳴沢苑駐車場に到着したのが午前9時少し前。かなり遅くなってしまいましたが、気を取り直して山頂を目指します。昔の記憶は鮮明ではなく新鮮な気持ちで歩けました。急な道があった印象は残っていましたが、久しぶりに歩いてみたらやっぱり急でした… その辺は変わるわけないか(^^;

 随分御無沙汰していた山でしたが、特に当時と変わった印象はありません。相変わらず訪れる人の少ない山なのでしょうね。

 変わらないと言えば”大竜頭”直下の岩尾根からの大絶景。晴天に恵まれ、今回も素晴らしい景色を堪能する事ができました。大竜頭岩尾根からの眺めは三河の山の中でも出色の素晴らしさだと思います。



(備忘録)

【登山口】県道35号にあるバス停「下小滝」の所から南へ、民家脇の道を川に向かって下り、鉄製の橋を渡って沢の左岸を50m程進んだ所が登山口。すぐに渡渉して尾根に取り付く道へ入る。

【小竜頭分岐まで】道はハッキリしています。急な尾根道で転滑落注意。

【小竜頭分岐~小竜頭】北東へ約300m程尾根道を下ると、尾根の岩頭が小竜頭(こりゅうず)。山頂へは分岐まで戻る。

【小竜頭分岐~山頂】広くなだらかな谷間の周囲を、グルッと回り込む様に緩やかにアップダウンしながら尾根道が続く。山頂手前で一旦鞍部に下り、登り返す途中で林道を横断する地点あり。ハシゴを登って笹の中を東方向に進むと間もなく山頂。

【山頂~大竜頭】山頂から北東へ尾根道を行く。740mピークの先から急傾斜のヤセ尾根になるので滑落注意。鞍部まで下ると目の前の岩峰が大竜頭(おおりゅうず)ピーク。大竜頭ピークへの道は急なので慎重に登下降する。
 大竜頭ピークから東へ急傾斜の尾根を下ると岩場の絶景展望地に出る。幅は結構広いが、両脇共断崖絶壁なので油断しない様に。(過去に転落死亡事故があったそうです。)

【大竜頭~小竜頭分岐】基本来た道を戻りますが、今回は740mピークから北西方向へ下って谷間に降り、直接小竜頭分岐までショートカットしました。(道や踏み跡はありません。危険個所はありませんが、ルートファインディングを要します。

タグ:愛知のお山
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