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【愛知】雲海の押山ハイキング 2019/2/7 [山歩き・ウォーキング]
愛知県豊田市稲武町にある里山「押山」山頂からの眺め。
場所・山行日 | 「押山:おしやま:773.61m:三等三角点」2019年2月7日(木) 愛知県豊田市押山町 |
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ルート | 石神峠~炭焼小屋~山頂(往復) | ||
歩行距離 | 3.3Km(平面距離) | ||
標高差 | 石神峠(標高約510m) +-200m炭焼小屋 +-50m押山頂上 | ||
所要時間 | 02時間02分 06:46~08:48 (山頂滞在50分含む) Google earth俯瞰図はこちら |
この日はガイドブック「新・こんなに楽しい愛知の130山」に掲載されている山の中で未踏だった2山に登ってきました。まずは押山のハイクレポートです。
日帰りハイクはいつも登る山が直前まで決まりません。相棒に意見を求めると、 ”テレビで愛知県に雲海が綺麗に見える山があるって言ってたから、そこがいい!” とおっしゃる。でもなんという名前なのか覚えてないって… おいおい!それじゃどこだか分からないじゃないか^^;
そこは困った時のGoogle先生、”雲海が見える山 愛知県 ”で検索してみると、 「押山サイト」がヒットしました。「押山」は前出のガイドブックに載っている山で、名前はteppanも知っています。民家の庭先を通らせてもらい登る山で、山頂は樹木が茂って展望はないとのことで、これまで足が向かなかった山だ。
サイトには地区の情報が分かりやすくまとめられており、登山道の歩き方が写真付きでアップされていました。現在は山頂部が伐採され、展望がすばらしいとのこと。短時間で登頂できそうなので、ここから近い「駒山」も併せて登ることにしました。
押山サイトの登山案内にあった石神峠です。ここから「押山古道コース」を登ります。”としお君の畑”の入口付近に、なるべく邪魔にならないよう、出来るだけ端っこに寄せて駐車しました。朝は結構通過車両がありましたので注意が要ります。
最初少しだけ藪がかっていましたが、すぐに歩きやすい溝道に変わりました。水源保全林の表示杭。
”座って休憩して下さい”と言わんばかりの石。
歩きやすい道が続きます。
中部電力の鉄塔巡視路にもなってるんですね。
大きな岩が点在している地点。
見上げる様な谷間の急斜面。ここを真っ直ぐ行くのか?と思ったら、ちゃんと左側斜面にジグザグ道がありました。
ポツンとお地蔵様がいらっしゃいました。傾いていたので真っ直ぐにしておきました。
なだらかになった地点から。
このような木橋を2個所渡ります。
草が茂って分かりにくいですが分岐地点、ここは右の斜面を登ります。
斜面を登り切ったところから、炭焼き小屋と林道が見えてきました。ここを右に行けば山頂です。
林道に出た所にかわいい道しるべ、カモシカですね。
ここまで車で入れます。山主さんからのありがたいメッセージ。
林道を歩いて、写真の場所から山頂へ取り付きます。ここからならほんの5分くらいで登頂できます。
鞍部から階段を一気に登り詰めると、
間もなく山頂に到着です。ベンチとテーブルがあって良い雰囲気ですね。
山頂部の一番北側に立派な案内板。
もしかしたら雲海が見られるかも!と思い、予定を変更して先に押山に登ってみて良かったです。
左側に平に連なって見えるのが旭高原。中央に小さく見えるのが猿投山。右は矢作川対岸の高戸山。
木曽御嶽の剣ヶ峰が見えます。左にちょこんと雪のピークは三笠山か?
恵那山。
恵那山の右隣には恩田大川入山(左)と大川入山(右)
大船山と上矢作風力発電所の風車群。
とにかく開放感のある眺めが素晴らしい山頂です。眺めの良さは標高に比例しない、まさにそれがこの山です。
ツチグリとヒノキの実
時期的に期待してなかった雲海を眺めることができて喜んでいると、後から登ってきた男性(Mさん)が声を掛けて下さいました。お話してみると、なんと!押山サイトの登山案内を作ったご本人でした。”雲海が見える山”を発信された方で、山主のお一人です。今回teppanが歩いた押山古道は、Mさんが子どもの頃、麓にある小学校まで毎日通った道なんだそうです。
山頂の伐採から案内板の設置やTV局の取材のことなど、エピソードを色々聞かせて頂き、とても印象深いハイキングになりました。Mさんありがとうございました!
押山サイトの写真の多くはMさんが撮影されたものだそうです。この日も熱心にシャッターを切っておられました。
お正月にご来光が見られる様に、東側の木々を伐採したとのことで、朝陽が差し込んで良い雰囲気です。
矢作川に架かる赤い橋。
山頂三等三角点「押山」773.61m
山頂にズラリと並ぶ石神仏。押山サイトに詳しく書かれていますので、ぜひご覧下さい。
初めて登りましたが、開放感抜群で素晴らしい眺めが楽しめる山でした。旬の時期の雲海や夕焼もきっと素晴らしいに違いない!リピートしたくなるお勧めの里山です。
林道から空を見上げると交差した飛行機雲。
峰山の集落。以前はあのお宅の庭先が登山口だった。
炭焼き窯を覗いてみると、
窯の前にニホンミツバチの巣箱が置いてありました。陽当たりが良くて越冬には良さそうな場所です。防寒にむしろが巻いてあるところを見ると、蜂たちが入っている様ですね。teppanも以前は素人養蜂家でした。蜂群が絶えてから、もう随分経ってしまいましたが…
石神峠に戻って押山ハイキングは終了です。思わぬ方にお会いできてラッキーでした。この後「駒山」へ向かいました。
【押山:おしやま】
愛知県豊田市(旧稲武町)の山間部にある地区の名前で、地区の中央にある733mピークの呼び名も同様。
秋から冬にかけて、早朝の山頂からは雲海が見られる、TVで紹介され近年訪れる人が増えてきた。
戦国時代には狼煙場として砦が置かれ、明治以降は御嶽信仰の霊場として、地元の人々に”おんたけさま”と呼ばれ親しまれている。
参考WEBページ【豊田市押山町 矢作川源流の町】
【押川大滝】
山歩き後に押山町と川手町の境を流れる名倉川に掛かる押川大滝を見てきました。
滝見橋の下から見た様子。
落差は8メートル程とのことですが、矢作川の支流・名倉川の水が全量流れ落ちているので迫力があります。
特色はこの滝壺の大きさ、すごく広いですね。濃い緑の淵は深さもありそうです。(国道257号線に架かる滝見橋から)
滝のすぐ上からも見ることができます。
※滝見橋の南側に駐車場とトイレあり。
タグ:愛知のお山
てっぱん家のみなさん、こんにちは。
これは、とても良い山じゃないですか!
地元愛に溢れたお山の山頂からの絶景と雲海。
愛知の山とは思えませんでした。
愛知130、隠れた名山があるんですね。
かつては通学路だったとは、昔はどんな山だったんだろう。
山主の方にもお会いでき、とても素敵な山歩きですね。
by totok (2019-02-09 19:57)
こんばんはtotokさん、
こっちにもあっちにもコメントありがとうございます!
ガイドブックで見ると、あまり触手が動かない印象でしたので、これまでずっと敬遠してきたんですが、雲海の素晴らしい山だとTVで紹介されたと聞いて行ってきました。
まさか山主さんにお会いできるとは思っていませんでしたので、嬉しかったです。
すぐ登頂できてしまう山なので、歩きとしては物足りないかもしれませんが、頂上の雰囲気と眺めの質が素晴らしかったです。
by teppan (2019-02-09 22:10)
はじめまして
こちらの記事、拝見させていただきました
Mt押山、押川大滝とぜひ行きたくなるような記事をありがとうございます
そこで押山WEBページのブログで紹介させていただきたいのですが、いかがでしょうか?
返信、お待ちしております
よろしくお願い致します
by 押山サイト管理人 (2019-04-05 11:53)
押山サイト管理人さん、はじめまして
返事が遅くなり申し訳ありません。
拙ブログでよろしければ、ぜひお願いしたいと存じます。
コメントありがとうございました。
by teppan (2019-04-09 09:04)