SSブログ
 
 
[次項有]てっぱん家の地域別-山記事リストはここをクリックしてください!!
  teppanお気に入りのウェブページは下のリンクをクリッ 
[次項有]山歩き 関連のお気に入り
[次項有]ミツバチ関連のお気に入り

【岐阜・本巣七名山】文殊山(太平・祐向・権現山)2018/12/13 [山歩き・ウォーキング]

DSC07606.JPG
 文殊山(権現山)頂上から。

場所・山行日
 文殊山:もんじゅやま  岐阜県本巣市文殊 2018年12月13日(木)
「大平山:おおひらやま:四等三角点:212.50m」
「祐向山:いこうやま:祐向山城跡:三等三角点:374.29m」
「権現山:ごんげんやま:山口城跡:四等三角点:344.49m」
ルート
文殊の森公園P~八幡神社~大平山~祐向山~望郷の展望台~権現山~四季の展望台
~文殊の森公園P
歩行距離 10.2Km(平面距離)
標高差 
(文殊の森公園) -65m(八幡神社) +185m(大平山) +155m(祐向山)-118m(防火帯林道)
+87m(権現山)-90m(四季の展望台)-147m(文殊の森公園P) 
所要時間 05時間10分 05:52~11:02(休憩・昼食時間含む)
Google earth鳥瞰図はこちら

 「能郷白山開山1300年記念事業」で本巣市観光協会さんが選定した「本巣七名山」、ヤマレコにもすでにたくさんの完登者レコがアップされています。teppanもその仲間に加わるべく、いよいよ最後の1山となった文殊山へ行ってきました。
 ”文殊山”は権現山・祐向山・太平山など、岐阜県本巣市文殊にある山塊の総称で、この日は南にある八幡神社から縦走して3山全ての頂を踏んできました。
DSC07477.JPG
 夜明け前に文殊の森公園からスタートしました。AM5:50


DSC07480.JPG
 東に連なる尾根、今日はあそこを歩きます。


DSC07481.JPG
 民家の隣にカメ&パンダが!ヘッドランプ照らしたら、いきなり現れてビックリ(^^


DSC07484.JPG
 小学校の近くにあった白髭神社に参拝しておきました。


DSC07486.JPG
 もうすぐ夜明けを迎えます。


DSC07487.JPG
 道路をひたすら歩いて八幡神社に着きました。AM6:25


DSC07488.JPG
 本日の安全を祈願し、社の左側から山道へ入りました。


DSC07492.JPG
 このあたりは古墳群みたいですね。


DSC07494.JPG
 台風の爪痕。


DSC07495.JPG
 照空寺ルートとの合流地点です。


DSC07499.JPG
 お陽さまが昇ってきました、今日はよいお天気になりそうです。


DSC07501.JPG
 シダの茂る山道。


DSC07503.JPG
 監視哨跡、昔は見通しが利いたのでしょうね。AM7:02


DSC07504.JPG
 本巣小学校へ続くルートの入口。


DSC07510.JPG
 気温は4℃。


DSC07512.JPG
 大平山頂上に到着、四等三角点「太平山:212.50m」あり。AM7:16



DSC07514.JPG
 手の込んだ作りの標識。


DSC07515.JPG
 また分岐がありました。一斗缶の標識はたぶんオリエンテーリング用のものでしょう。


DSC07516.JPG
 所々道案内用に細いロープが付けてあります。


DSC07523.JPG
 太平山~祐向山間の稜線は、多少アップダウンはありますが平らな部分が多く歩きやすいです。


DSC07526.JPG
 プラ階段 この尾根道は近くを通る送電線鉄塔の巡視路にもなっている。


DSC07527.JPG
 鉄塔の横を通って登った所に伐採地、東側に大きく展望が開けていました。AM7:56


DSC07530.JPG
 高賀山や今淵ヶ岳あたり。


DSC07529.JPG
 白いのが御嶽山、手前は分陽寺山です。


DSC07532.JPG
 岐阜や名古屋市街地のビルも見えました。


IMGP0052.JPG
 ふと足元を見るとマダニ… 念のためスパッツを装着してきましたが、冬でも活動は衰えない生き物なんですね、油断大敵です。



DSC07535.JPG
 案内表示があって分かりやすい。


DSC07539.JPG
 木々の間から祐向山、かなり近づいてきました。


DSC07540.JPG
 この先は岐阜市掛洞に下ってしまうので、ロープが引いてありました。


DSC07541.JPG
 岐阜市内の小学校が野外活動でこの山を歩くみたいですね。


DSC07544.JPG
 途中の展望地から。下に見える施設がプラザ掛洞、ゴミ焼却の熱を利用した公衆浴場と温水プールがあります。


DSC07548.JPG
 祐向山頂上です、展望はありません。AM8:47


DSC07549.JPG
 本巣山人の会さん製作の山名標識。


DSC07550.JPG
 三等三角点「城:374.29m」あり。


DSC07559.JPG
 望郷の展望台へ向かう快適な尾根道。途中山城の堀切跡がありました。


DSC07562.JPG
 ここを登り切れば、


DSC07564.JPG
 望郷の展望台です。防災無線の中継施設がありました。AM9:10


DSC07569.JPG
 南側に展望が開けていて、中学校の校舎が見えました。早朝にあの横を歩いて八幡神社へ向かいました。


DSC07575.JPG
 急階段を下って権現山へ。


DSC07577.JPG
 一旦防火帯林道に合流、ここは広々として眺めも良いです。AM9:20


DSC07579.JPG
 丸太を刷り出して作ったイスが置いてありました。


DSC07580.JPG
 ここから権現山へ延々と階段道が続きます。


DSC07582.JPG
 途中から振り返って見た祐向山、端正な姿です。



DSC07584.JPG
 ジグザクじゃなくずっと一直線!ウンザリしてきますよね。(^^;


DSC07586.JPG
 一直線に続く階段道を喘ぎながら登ると権現山に到着です。AM9:35-10:05

DSC07587.JPG
  苦行の後に待っていた展望は素晴らしかったです!


DSC07591.JPG
 本巣山人の会さん山名標識、製作者の思いが込められてますね。


DSC07595.JPG
 四等三角点「法林寺:344.49m」あり。


DSC07600.JPG
 根尾川と養老の山々、右奥に鈴鹿の御池岳と鈴ヶ岳。


DSC07604.JPG
 登ってきた階段の上からは百々ヶ峰も見えました。


DSC07606.JPG
 ポカポカのベンチでおやつタイム。


DSC07609.JPG
 これで七山登頂達成です!楽しませていただきましたm(_ _)m


DSC07611.JPG
 権現山からの下りは激急、転んだら一大事なので慎重に。



DSC07612.JPG
 中の城跡展望台。AM10:10


DSC07613.JPG
 御嶽山が姿を見せてくれました。


 
DSC07620.JPG
 「古田織部生誕の地」碑。


DSC07622.JPG
 林道横断地点にトイレあります。


DSC07623.JPG
 四季の展望台、ここからの眺めも良かったです。AM10:24


DSC07626.JPG
 展望台から下り再び車道を横切って「どんぐりの小径」へ。


DSC07631.JPG
 急な階段道が続きます。途中剥き出しになった古墳の石室がありました。


DSC07633.JPG
 この地点から左へ曲がり山腹道に入ります。真っ直ぐ下ると法林寺へ出る様です。AM10:36


DSC07635.JPG


DSC07638.JPG
 陽だまりの山腹道を気分良く歩きます。


DSC07642.JPG
 ここで舗装路に合流。AM10:46


DSC07651.JPG
 公園の池。


DSC07652.JPG
 ローラー滑り台。


DSC07658.JPG
 サザンカが綺麗でした。


DSC07647.JPG


DSC07659.JPG
 駐車場に戻ってきました。AM10:59

DSC07660.JPG
 駐車場の上にある散策路、初夏はここでササユリが楽しめる様です。


DSC07661.JPG
 城跡の開設板(クリックで拡大表示)



DSC07662.JPG
  「道の駅もとす」にある織部展示館内に観光協会があります。ここで本巣七名山巡り、7山賞の申請方法を教えていただきました。申請者急増で賞品入荷待ちとのことでした。


 
DSC07720.JPG
 楽しませてもらった文殊山に感謝です。



(感 想)
 下山後道の駅での昼食と観光協会訪問を予定していた為、早めの下山めざして夜明け前からスタートしました。
 山塊南側には本巣小学校、照空寺、八幡神社からのルートがある様です。照空寺からのルートが一番正統な尾根筋だと思いますが、真っ暗な墓地を歩くのは怖過ぎますので、八幡神社から登ることにしました^^;

 取り付きが分からず右往左往していると、社殿左側の木の根元に案内表示を見つけました。序盤はどこに踏み跡があるのか分かりにくいですが、やがてハッキリとした尾根道になりました。途中送電線の下を潜った先に東側が開けた伐採地があり、御嶽山や中央アルプスを見ることができます。今年10月に行われた岐阜市民登山大会で使われたコースで、案内表示や目印ロープがあり祐向山まで迷わず歩く事ができました。

 文殊の森公園内に入ると良く整備された道です。ただ、階段が一直線に付けられている所が多く、急で段差も大きく上り下りはかなり辛い… ( ´д`ll)。もっとも、山城があったピークですから、然もありなんですよね。
 そんな遊歩道と呼ぶには辛すぎる階段道でしたが、権現山(山口城址)からの眺めは素晴らしく、頑張って登った甲斐がありました。

 ”山人の会”さんの素敵な山名標識は広い山頂の西側に立っていて、さっそく登頂の証となる記念写真を撮りました。今年6月能郷白山に初登頂してから約半年、この標識を見つけた時はとても感慨深かったです。
 下山後は道の駅「織部の里もとす」にある観光協会に立ち寄って申請方法などを教えていただきました。7山・3山賞の申請は雪が深くなる前の駆け込み需要で、すでに100件を越えていると聞きビックリでした。
 こうした企画がなければ、たぶん登ることのなかった山々でしたが、おかげで本巣の里山を味わうことができて良かったです。

 観光協会、MOTOSU山人の会、そして運営に携わった多くの皆さまに感謝申し上げます。

(コース状況)

【八幡神社~祐向山】
 八幡神社の社殿に向かって左脇から取り付きます。最初は踏み跡が不明瞭ですが、少し登ると分かりやすい尾根道になります。要所には案内やロープが設置されていて、はっきりした踏み跡があって歩きやすい道です。ただしシダが多くマダニが居ますので注意。冬でも何匹か着いてきました。その都度チェックして払い除けるようにして下さい。

【祐向山~望郷の展望台】
しっかりとした踏み跡があります。

【望郷の展望台~駐車場】
 望郷の展望台~権現山(山口城跡)~四季の展望台までは尾根伝いに階段道が付いています。かなり急で段差も大き目です。
どんぐりの小径も急な階段道で、小石が多いのでスリップ転倒に注意。しばらく下って曲がると山腹のトラバースになり、やがて駐車場に続く舗装道路に合流します。

(本巣七名山巡り情報)
・大白木山は折越峠へつながる道路が12/14で通行止めになる様です。
・能郷白山は温見峠までの国道が通行止め(岐阜県側・福井県側共)。歩く場合は能郷谷ルートのみとなります。能郷谷ルートは登山口の沢に架かる橋(希望の橋)が冬期破損を防ぐ為撤去されていますので注意して渡渉して下さい。山頂標識は撤去されずにビニール袋を被せて残してある様です。sugi1000さんのレコを参照して下さい↓
登頂を計画されている方は本巣観光協会や道路管理者に問い合わせてからお出かけ下さい。


(おまけ)
DSC07663.JPG
 ランチは道の駅のレストランで。入口に食材の産地を表示してありました。


DSC07666.JPG
 鹿肉を使ったジビエ焼肉定食と、


DSC07667.JPG
 ざる蕎麦を追加しました。ここの蕎麦は本格的で、ソバ道場も開いているそうです。


DSC07669.JPG
 産直には柿がたくさん、さすがは名産地ですね。


DSC07675.JPG
 食後に周辺を散策に出かけてきました。樽見鉄道・織部駅は道の駅開設に伴って新設されたそうです。


DSC07677.JPG
 神明神社。


DSC07679.JPG
 住友大阪セメント岐阜工場。


DSC07680.JPG
 昭和の香りが漂う飲食店。


DSC07682.JPG
 城下町の雰囲気を残す旧街道。


DSC07685.JPG
 祐国寺は古田織部先祖の菩提寺。


DSC07687.JPG
 本堂、立派なお寺です。


DSC07690.JPG
 武家屋敷らしいお宅もありました。


DSC07691.JPG
 ツルウメモドキ。


DSC07692.JPG
 みちしるべ ”左 谷汲山・・・” と刻んであったがよく分からず。


DSC07694.JPG
 マンホールの蓋はホタルとササユリでしょうか。


DSC07699.JPG
 ローカル線の旅番組に出てきそうなたたずまい。


DSC07703.JPG
 道の駅に戻ってきました。せっかくなので織部展示館へ入ってみます。ここは今回で2度目です。


DSC07705.JPG
 千利休から織部が形見にもらったと言われる茶杓の複製。「泪」と銘されたそうです。


DSC07707.JPG
 茶室も再現されていました。


DSC07710.JPG
 織部向付(むこうづけ)


DSC07712.JPG
 振出  青織部は”織部焼”の代名詞。


DSC07714.JPG
 これは何だったか?花器ですよね。


DSC07715.JPG
 黒織部


(周辺情報)

【道の駅 織部の里もとす】
岐阜県本巣市山口676番地
・レストラン、産直、お土産、織部展示館あり。
【日帰り入浴】
プラザ掛洞 岐阜市奥1丁目104番地 TEL058-239-9390
・料金410円 10:00~21:00
・タオル・石鹸・シャンプー備え付け無し
・休館日 毎週月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日(ただし、7月21日~8月31日は無休営業のため除く)
おおの温泉 岐阜県揖斐郡大野町相羽120-1 TEL 0585-32-2727
・料金500円 10:00〜21:00(最終受付20:00) ※6〜9月は22:00まで営業
・休館日 毎週金曜日(祝日の場合は営業)
DSC07724.JPG
 道の駅で買った「鶏ちゃん」は飛騨・奥美濃の名物です。この日の晩ごはんでした。




(本巣七名山巡り・七山賞)※2018年12月27日追記

 能郷白山開山1300年記念事業で岐阜県本巣市観光協会さんが企画された「本巣七名山巡り」、今月七山登頂達成を申請しましたが、待望の賞品が届きました。

 七山賞の認定番号はteppanがNo88、相棒がNo89でした。三山賞と併せると、12月半ばで100件を越える申請があったそうです。
IMG_9404.JPG
 内容は、登頂認定証・Tシャツ・キーホルダー・ハンドタオル・本巣名山てぬぐい・ボールペン・西美濃名山絵地図・書類ホルダでした。

DSC08006.JPG


IMG_9416.JPG
 今回はTシャツ狙いでチャレンジしましたが、他にも豪華な賞品がいっぱいでした。

IMG_9405.JPG

 中でもノウゴウイチゴをモチーフにした可愛いキーホルダーと

DSC08005.JPG
 本巣の名山手ぬぐいが気に入りました。(写真クリックで拡大表示)
 観光協会さん、ありがとうございました。


nice!(5)  コメント(0) 

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。