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【東濃】屏風山・【西三河】丸根山 2018/8/2 [山歩き・ウォーキング]
林道脇で見かけたノリウツギの花
連日の酷暑、涼を求めて岐阜県瑞浪市と恵那市の境に連なる屏風山へ行ってきました。
午前7時過ぎ、恵那市側にある寿老の滝駐車場からスタートしました。この時間はまだ私達の車だけでした。
午前7時過ぎ、恵那市側にある寿老の滝駐車場からスタートしました。この時間はまだ私達の車だけでした。
滝の近くに安置されていた石仏。
林道を歩いて屏風山の頂上を目指します。花はチダケサシでしょうか。
沢沿いの道を歩いて小滝へ道草。水の流れがあると涼しいです。
足元にヒキガエルを見つけました。しばらく遊んでもらいました。^^
ひっくり返してお腹を!※ヒキガエルは耳の後ろから強力な毒液を出すので注意。
イワタバコ
林道を歩いて屏風山の登山口へ、道の両脇には野草の花をいくつか見かけました。
アキノタムラソウ
開花直前のミズヒキ。ものすごく小さいので、アップの手持ち撮影はキビシイです。
開花している株もありました。紅色が部分的に入って素敵な色合い。形もいいですね!
こちらはキンミズヒキ。同じ”ミズヒキ”の名を冠してますが、仲間ではなく別の種類です。種ができると服にくっついて大変。
緑の透過光。
ダイコンソウ
ヘクソカズラ、可愛らしいのに気の毒な名前で。
ニガクサ、あるいはツルニガクサ。
オニグルミの実。半分に割れて中身はありません。
この案内板を過ぎると間もなく稜線に出て、胸突き八丁の急登です。
屏風山の山頂は北側が伐採されていて、瑞浪市街地や白山を眺めることができる。
一等三角点:屏風山:794.37m
湿地へ向かいます。
20分ほど歩くと前方が明るくなってきました。
黒の田東湿地です。標高650m付近の比較的高地にあり、東海地方固有の植物などが自生していて貴重な場所となっています。盛夏のこの時期はサギソウが見頃。ハッチョウトンボもよく見かけるのですが、この日は全く居ませんでした。
サワヒヨドリ
サワシロギク
サギソウ
コバギボウシ
ミミカキグサ
ホザキノミミカキグサ
サギソウ
モウセンゴケ
暑い季節なので、この日のランチは自家製冷や汁で!
休憩後、スタート地点の寿老の滝へ戻ります。途中田代山をピストンしてみました。この付近の植林地は林床に笹が群生していて雰囲気が良いです。
官行造林(かんこうぞうりん)の立て札。帰って調べてみると、国が公有林や民地を借りて造林管理し、期限が来たら伐採して収益を分配する[分収林]というシステムだそうです。ところが、多くは材価の低迷により資本回収が出来なくなり、不良債権化して問題となっているそうです。
田代山の頂上に着きました。三等三角点「田代:820.01m」あり。標高が表示板と違っていますが、ここが屏風山塊で一番高い地点です。周囲は植林に囲まれ展望はありません。
田代山をピストンした後は約3キロ弱の長い林道歩き。(岐阜県森林公社・林道蔭曳線)
ヒヨドリバナ。手前の葉は違う植物のものです。
滝近くの車道に出ると、路上駐車がたくさん。臨時のカフェでは冷たそうな飲み物が、盛夏ならではですね。
寿老の滝です。朝は誰一人居ませんでしたが、この時間は家族連れで大賑わいでした!
駐車場に戻ると車がギッシリ、驚きました!
手持ちの温度計で計ってみましたが、山歩き中の温度は日陰で30℃前半くらいでした。この日、近くの多治見市のアメダスで観測された最高気温は40.2℃と全国で一番だったそうです!30℃でも十分暑いのに、近頃の酷暑で感覚がマヒしているのでしょうか?けっこう涼しく感じられたハイキングでした。
アフターは恵那市串原にあるこの温泉で汗を流しました。露天風呂は高台にあって周りの山々が眺められます。
温泉からの帰りに、以前から見てみたかった豊田市・西広瀬小学校のビオトープへ寄り道。
写真奥が丸根山への入口。標高差30mなので甘く見ていましたが、激急階段続きで大変でした(汗)
写真奥が丸根山への入口。標高差30mなので甘く見ていましたが、激急階段続きで大変でした(汗)
立木に設置されていた巣箱から、何かが顔を出していました。
暗くて良く分からなかったのですが、撮った写真を調整してみると、なんとムササビでした! ジッとして全く動かなかったので、死んでいるのかと思いました。暑くてたまらなかったのかな?^^
丸根山ビオトープ
池に咲くコウホネ。
別コースで麓に降りてきました。結局汗だくに・・・せっかく温泉に入ったのにねえ^^;
タグ:愛知県外の山
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