佐久島でアート＆ネコ歩き 後編 2017/9/14

　愛知県の離島・佐久島散策レポートの後編です。

　佐久島アートのひとつ「おひるねハウス」

　佐久島散策の後編は食事の後からスタートです。　　前編はこちらをクリック！

　お昼ごはんは済ませたのですが、他に食べたいものがあったので「ゆきや」さんにやってきました。

　タコの丸ゆで！　いわゆる「ゆでダコ」ですな。これで４人前2000円。

　ハサミで切り分けながら食べます。足を切るのは結構力が要りますね。歯ごたえがあってなかなか飲み込めません。でも５人居るのでいつの間にか完食してました。

　店の前の水槽には大アサリがたくさん。貝の内側が紫色をしているので”ウチムラサキ”が正式名です。

　ホテイアオイの花です。使わなくなった小舟に水を張って浮かべてありました。

　「星を想う場所」アート。

　作品には海岸で集めたシーグラスがちりばめられています。

　ひだまりの広場にある王座。　teppanは最近お腹が目立ってきました（汗）

　東屋のテーブルには海神さまの頭が！

　「北のリボン」すべり台みたいですが見晴台だそうです。

　島内で一番標高が高い大山近くにある「空の水ー山」は輪っかをつなげたアート。錆びて森と一体化していました。

　お掃除セットが分かりやすく壁に掛けてあります、良いアイデアですね。

　大山にある白山社。

　山から下りて西海岸に着きました。

「コウボウノコシカケ」巻き貝風オブジェの中に弘法像が安置されている。

　土手にはハマカンゾウがたくさん。

　西港の堤防が見えてきました。

　佐久島クラインガルテン。契約小農場です。土いじりがしたい人のための施設。予約制のバーベキュー場にトイレと缶ジュースの自販機があります。

　ミニひまわりの花。

　島にはトンビがたくさん滑空していて、ピーヒョロロロの鳴き声が聞かれました。手に食べ物を持っていると狙われるので、気をつけた方が良いそうです。

　山羊の「ノンとビリー」　キャベツが大量に与えられていましたが飽きちゃったみたいで、ツユクサをあげると喜んで食べてくれました。

 　山羊柵の手前にあった弘法堂。バックの鏡が新鮮なデザインになっています。

　これは西港集落に展示されていた大和屋観音さま。

　お邪魔してますm(_ _)m

　このような弘法様の祠が島内にたくさんありました。

　ニャンコがいた！この子は左右目の色が違っていて、右目がブルー、左目が黄緑でした。

　島内唯一の食料品店「つるや」さん。

　Oyaoyaカフェ「もんぺまるけ」水木は定休日でした。

　崇運寺（そううんじ）　西港集落にあるお寺です。

　弁天サロン。佐久島観光の発信基地です。飲み物もあります。

　佐久島地蔵。

　大葉邸の庭　

　築１００年を越える大葉邸は建物の中にアートが仕込まれています。弁天サロンで鍵を借りて中を見ることができます。

　かまどの中にもアートがありましたよ。

　タコ壺

　庭でニホントカゲを捕まえました。尻尾が美しい青色なのは幼体の印。

　西港にはこんな黒壁の集落が数多くあります。

　さすがに標高低いですね。島内最高所でもせいぜい38m程度です。津波が来たら一目散に山へ走って逃げなくてはいけませんね。

　百日草（ジニア）

　個性的な塀　持ち主さんに伺ったところ、以前ここに建っていた江戸時代の武家屋敷の瓦なんだそうです。

　オシロイバナもたくさんありました。

　冒頭写真の「おひるねハウス」　名探偵コナンの映画にも登場した、佐久島で一番人気のアートです。　

　これは何という草でしょうか？　
※ショウジョウソウ（サマーポインセチア）という草だそうです。2017/10/2追記

　海岸線を歩いて隣の浜へ移動中。

　園芸種だと思いますが何でしょうね？
※デュランタ（デュランタ・レペンス）という熱帯性花木だそうです。2017/10/2追記

　軽トラダンプでご出勤。

　「宝船さちかぜ」のそき窓を見ると、西港に宝船が浮かんでいるのが見られます。

　スタンプラリー完結！右下の空き１つは１０月にオープン予定の一色港・佐久島サテライト用スペース。

　西港待合室２階の部屋。この部屋もアートのひとつ。

　午後５時２０分過ぎの高速船に乗り、夕陽を見ながら本土へ。

　無事一色港に到着です。お疲れ様でした！

　朝はなかった漁船が帰港していました。

　ゆっくりと時間が進む佐久島で過ごす一日はとてもリラックスできました。普段慌ただしい生活を送っている方には特にお勧め。スマホの電源は切って、潮の香りを感じながらゆったり過ごしてしてみるのもなかなか良いものです。

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【備忘録】

（アクセス）

　佐久島渡船（一色港～佐久島）

　　片道料金：大人（中学生以上）820円　小児（小学生）410円

　　一色さかな広場（愛知県西尾市一色町小藪船江東176）周辺に無料駐車場あり。

　　時刻表：http://sakushima.com/guides/access/

　　一日7便と少ないので、時間に注意の事。

　　名鉄西尾駅～一色港：直通バス（1日4便）あり。※最終バスは一色港15:35発なので注意

（散策）
　　島内めぐりは渡船の乗り場（一色港・東港・西港）に置いてある案内パンフレットが役立ちます。

　　佐久島公式HP→http://sakushima.com/

（食事）

　佐久島の集落は西港と東港の２個所に集中している。

　　飲食ができる店や民宿は東側がほとんど。平日は休みの店舗があるので注意。

　　お昼時は混み合うので早めがおすすめ。遅いと売り切れメニューが出てきます。

　　鈴屋・ゆきや・ごはんや海・さざなみ（少し遠いが集落から離れていて静か）

（愛知県の主な離島の概況・H22年国勢調査・愛知県資料より）

　順に、管轄・面積・人口・高齢化率・世帯数

　佐 久 島 ：西尾市　 1.73 ㎢    271 人49.8％ 134 世帯

　日間賀島：南知多町 0.77 ㎢ 2,051 人28.7％ 630 世帯

　篠 　島  ：南知多町 0.94 ㎢ 1,763 人29.4％ 634 世帯