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一望千里の里山 天王山・誕生山 前編 2016/12/15 [山歩き・ウォーキング]

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 誕生山の展望デッキから。左奥に小さく見えるのが恵那山。 


場所・山行日「天王山:てんのうさん:537.57m」「誕生山:たんじょうさん:501.47m」
岐阜県美濃市 2016年12月15日(木)
ルート 大矢田神社~JAライスセンター~(東洞ルート)誕生山~神洞峠~宮川源流
~天王山~大矢田神社
歩行距離10.0/12.2Km(平面/沿面距離)
標高差 JAライスセンター~誕生山+370m 誕生山~宮川源流-140m 
宮川源流~天王山+170m 天王山~大矢田神社-340m 
所要時間06時間14分 07:26~13:40  1.6Km/h(休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック!   Google earth俯瞰図はこち

 この日は岐阜県美濃市にある里山を歩いて来ました。ここはブロ友水鵬さん御用達の山で、以前から行ってみたいと思いつつ、なかなか足が向かなかった山でなんです。今回ようやく訪れる事ができました。

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 今日は2つの山をつなぐ尾根を縦走するので、まず天王山南麓にある大矢田神社(おやだじんじゃ)に車を置いてスタートです。「長時間駐車は向こうにお願いします」と表示してありました。

 

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 橋を渡って反対側の駐車場へ。水洗トイレもあって丁度いいですが、地面が少し泥濘んでいました。AM7:19

 

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 この神社にはお寺の様な仁王像の安置された楼門があります。鳥居と楼門の取り合わせが面白い。古くはお寺であったそうですが、神仏習合、廃仏毀釈など、時代の流れに翻弄されてきた姿が今ここにあるんですね。

 

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 誕生山の登山口目指して車で走ってきた道を戻ります。約3キロの道のり。

 

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 大矢田神社遙拝所(御旅所) 神社の駐車場から約700mのところにありました。AM7:43

 

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 東側を見ると階段が続いていています。尾根に登れるのかな?(すぐそう考えてしまうのは山好き人間の悪い癖^^;)帰ってからよく調べたら、この遙拝所周辺で毎年春と秋の2回行われる「ひんここ祭り」と呼ばれる室町時代から続く祭りの舞台だったようです。

 

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 民家の庭にありました。椿だと思うんですが、スタンダード仕立てになっています。幹の捻れ具合から、三つ編みにした木が大きくなったのかな?

 

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 うなぎ屋さんの所を東へ曲がります。ここのランチはなかなか良いらしいです。^^AM7:52

 

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 民家にあった「とび出し注意喚起看板」 きっと小さい子どもさんが居るジブリファンのお宅なんでしょう^^

 

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 ひたすら東へ東へ歩いてT字路に突き当たりました。右手にサッカーグラウンドがある所です。ここを北(左)へ向かいます。フェンスに”誕生山”の案内表示がありますね。AM8:06

 

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 道路を挟んでコースのあるゴルフ場の橋を潜る。前方に見える反射板が載ったピークが誕生山です。

 

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 道路脇にあった石碑。どうやら隕石の事が刻まれている様です。帰って調べてみたら、1909年に降ってきた美濃隕石の記念碑でした。落下した29個の内、重さ4.4キロの隕石が「藍見号:あいみごう」(当時ここが藍見村と呼ばれていた事から)と名付けられ、原石は国立科学博物館に展示されているそうです。

 

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 分岐です。真っ直ぐ進むと西洞ルートで、今回は右へ進みました。 

 

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 JAめぐみの・穀類等乾燥調整施設。一般にJAライスセンターと呼ばれている様です。お仕事の最中みたいで、中からファンの音が聞こえました。AM8:17

 

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 誕生山を含むこの辺りは神話の舞台のようで、説明書きがありました。

 

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 誕生山周辺登山道マップがありました。(クリックで拡大表示)

 

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 JA施設の北側から山道へ。

 

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 分岐地点。尾根ルートは右、今日は真っ直ぐ東洞ルートへ。AM8:27

 

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 沢沿いの道には何ヶ所か木橋が架けられている。 

 

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 良く見ると横木がはめ込んであって手が込んでいますね。

 

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 このあたりから斜度が増してきます。

 

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 ここが「おみたらし」
天照大御神の命で使者として派遣された天若日子命のお子が誕生した際、この水を産湯に使ったという伝説があり、安産の恵みがあるとされていると説明書きにありました。生まれた御手洗姫命の名前の由来になった場所だそうです。AM9:04


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 寒い時期ですが、それほど冷たくはありませんでした。涸れ沢の伏流水が地表に出ている場所。

 

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 最後は沢を詰めて行って、小尾根をジグザグに急登します。

 

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 尾根ルートとの合流地点が見えて来ました。AM9:22

 

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 尾根に乗ると御嶽山の展望がありました。

 

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 岩割松 岩の間から松が生えている(゚Д゚)

 

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 見事なキノコぶりです! パッと見、幹の模様かと思いました。

 

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 山頂へ近づいてくると、反射板管理用の道にはパイプ手すりが設置してありました。

 

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 反射板が見えたら誕生山頂上に到着です。AM9:37

 

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 こじんまりとした山頂には反射板とテーブルにベンチ。”誕生神社御神跡”と刻まれた石柱も立っていました。昔はこの山頂に誕生神社があったそうですが、麓にある八幡神社に合祀されて「誕生八幡神社」になったとのことです。
 調べている過程で知りましたが、東京品川区大崎にも誕生八幡神社があるそうです。そちらは江戸城を築いた太田道灌が筑前の宇佐八幡宮を勧請したとの事ですが、繋がりがあるかどうかは判りませんでした。

 

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 三等三角点「誕生山:501.47m」あり。

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 冒頭写真の展望デッキからのパノラマ。(写真クリックで拡大表示)

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 百々ヶ峰の先に岐阜城を載せた金華山がチョコンと見えています。その向こうに養老山地と鈴鹿山脈。その他にも清流長良川と美濃の街、恵那山、伊吹山が、北には御嶽山なども見ることができる。

 

 

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 さて、ここから天王山へ縦走開始!AM9:56

 

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 落ち葉で滑りやすい急斜面を下った後は、アップダウンが繰り返しながら天王山へと向かいます。

 

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 神洞峠  南北に交差するルートとの分岐地点です。AM10:12

 

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 途中お地蔵様がいらっしゃいました。

 

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 急な登りが始まって間もなくこの案内板。行ってみます。

 

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 山腹を歩いて行くと間もなく源流点到着。AM10:22

 

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 大きな木が立つ崖から水が滴り落ちています。
「この上の平坦地に隠れ洞があり、天照大神により派遣された天若日子命が豊葦原中津国(日本のこと)を平定する拠点とした」と案内に書かれていました。

 

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 この日一番の急登 標高差100mを一気に登ります。

 

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 登り切ったらここを左(南)へ 古まな板の再利用ですね。AM10:40

 

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 途中にあった「松茸山(止め山)」表示。 期間中この先誕生山方面には入れません。秋は注意が必要。

 

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 鉄塔の建つピークに到着。奥神洞へ下るルートの分岐地点にもなっています。AM10:53

 

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 鉄塔ピークから南方向の眺め。

 

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 こちらは北方向の眺めです。 高賀三山が見えました。

 

 今回もレポートが長くなりそうですので前編はここまで。 後編はこちらをクリック!


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