北国街道の宿場町・木之本と長浜散策 2014/5/2

　山歩きの帰りに、琵琶湖北部の町・木之本と長浜をぶらついてきました。 

　木之本地蔵院　８月の縁日には町が大賑わいになるそうです。

 

　山歩き終了後、JR北陸本線の余呉駅から電車に乗って木ノ本駅にやってきました。まずはこの界隈をぶらついてみます。

 

　駅ロータリーのすぐ東に古い建物がありました。「江北図書館」。明治３９年だそうです。

 

　戦国武将「山内一豊」が賢妻千代の持参金で名馬を手に入れた場所がここ木之本だったんですね。

 

　北国街道。現在も宿場町の面影を残しています。道は狭いけど交通量がけっこう多いので注意が必要。

 

　「ますや書店」 　置かれている丸い筒はランプシェードでしょうか？

 

　「まちかどギャラリー」　木之本宿の説明書きと休憩椅子が置かれています。

 

　冒頭の写真にある木之本地蔵院。　日本三大地蔵尊の寺。延命息災・眼の仏様だそうです。身代わり蛙の焼き物がたくさんありました。

 

　屋根瓦に願掛けすると成就するんですね。

 

　「つるやパン」　サラダパンで有名だそうです。もちろん買って帰ります！

 

　以前銀行だった「木之本交游館」では、NHK大河ドラマにちなんで「黒田官兵衛博覧会」をやってました。入りませんでしたが…

 

　富田酒造の杉玉。　賤ヶ岳の戦いで手柄をあげた七人の武将を「七本槍：しちほんやり」と呼ぶそうです。日本酒「七本槍」の蔵元。

 

　古い看板ギャラリー

　そして今回お目当ての蔵元へ 

　「山路酒造」　実は島崎藤村も愛飲していたという「桑酒」欲しさにここ木之本に立ち寄りました。^^

 

　大女将さん（だと思う）のとても丁寧な接客で気持ちの良い買い物ができました。桑酒と吟醸酒「北国街道」を購入。

　木之本を後にして再び電車に乗って長浜駅へ

　お昼もとっくに過ぎた午後２時半になりました。

 

　長浜駅から少し歩いた場所にある「黒壁スクエア」というところ。木之本みたいに古い町並み。

 

　長浜名物「焼鯖そうめん」なるものを食べに入ったお店が「翼果楼：よかろう」 。暖簾のかかった通りの正面は厨房で、店の右横から店内に入る。変わってますね。中は古民家そのまま。

 

　「鯖街道」と名付けられた定食を注文しました。 焼鯖は骨まで軟らかくそのまま食べられます。長浜の郷土料理だそうで、特に気取ったものではなく家庭の味って感じです。骨まで軟らかい鯖はどうやって調理するんでしょう？

 

　黒壁ガラス館（写真）の先がアーケード。

 

　アーケードに入るとお店がたくさんあって、観光客で賑わっています。 

 

　「海洋堂フィギアミュージアム黒壁・龍游館」。　１階がお土産売り場。２階が有料のミュージアムになっている。ケンシロウと大魔神が入口でお出迎え。

 

　大魔神と記念写真を… ^^

 

　こんなんありました！

 

　黒壁ガラス館のお土産売り場。かわいいガラス細工がいっぱい！ここはガラス工芸が盛んな場所みたいです。

 

　こんなガラスの仮面もありました…

 

　通りに停めてあったシトロエン２CV　懐かしい！

 

　そして最後に立ち寄ったのが「長浜鉄道スクエア」。長浜駅の南３００ｍのところにあります。この建物は旧長浜駅舎で、１８８２年（明治１５年）に完成した、現存する駅舎の中では日本で一番古いものだそうで、そのまま資料館として残されています。

 

　一等待合室 　お金持ちの家族がどこかへお出かけするところでしょうか？

 

　駅舎の他に展示館が２つあり、そのうちの一つ「北陸線電化記念館」にあったＤ５１蒸気機関車。 

　操縦室に入れます。ＳＬって、前はちょっとしか見えないんですね～。写真右は並んで展示されていた電気機関車の内部。

 

　動輪はデッかくて迫力がありますね！

 

　長浜駅に戻ってきました。遠くの山は鈴鹿山脈北端の「霊仙山：りょうぜんざん」。歩いたのはもう５年前のことです。

 

　ちょっとだけ琵琶湖の畔に行ってみました。これが湖だとは思えない。地元愛知県の三河湾より広いですからね～ 

 

　長浜城歴史博物館。ここでも黒田官兵衛博覧会をやっていましたが、時間の都合で入れませんでした。

 

　北陸道のＩＣへ向かう途中から見た伊吹山。長浜のどこからでも見えるんですね！この山が市民にとっても身近な山だというのが実感できました。

 

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（おまけ）

 

例によって長浜の地元スーパーに寄ってみました。

　珍しい地元食材ってのは特にありませんでしたが、「焼鯖」を丸ごと売っていました。これはこのあたりならではですね。

 

買ってきたお土産

　余呉名物の「菊水飴」。麦芽糖を使った水飴で優しい甘さ。　粒飴もあります。

 

　山路酒造の桑酒と吟醸酒「北国街道」。桑酒は強いて例えれば「養命酒」に近い風味で、甘くて食前酒にオンザロックでチビッと飲むと食欲増進になります。 

 

　「つるや」のサラダパンとサンドウィッチとラスク

　サラダパンはなんと！沢庵漬けを刻んだものにマヨネーズが具です。これがちゃ～んとサラダの風味がするんです！
サンドウィッチはマヨネーズを塗ってハムを挟んだもの。鉄板の組み合わせなので不味いはずがありませんね。 ^^) 

コメント 4

こんばんはー。

近江は山も町も史跡がいっぱいでいいところですね。
賤ヶ岳いいなー。小谷城跡も気になりませんか？

こちら昔、米原から長浜を経由して琵琶湖沿いから
木之本のちょっと北の宿泊地まで自転車行やったのは
確かなんですけど、そのころはサイクリングがメインで、
そういう歴史的なのはあまり意識してませんでした…。
by teln (2014-05-06 01:54) 

telnさん＞こんにちは
そうですね～　琵琶湖東岸は戦国時代の要衝地ですから見どころもたくさんです。
賤ヶ岳の山頂でボランティアガイドの方が小谷城跡の写真を見せながら説明してくれました。なんでも大河ドラマでは小谷城は燃えてしまいましたが、実際には燃えておらず、秀吉が小谷城を出て長浜城に移る際に、誰かに利用されるのを恐れて全部取り壊してしまったそうな。
小谷城跡にも行ってみたかったんですが、時間の都合上ちょっと無理でした。

元気な頃は旅行にしても山歩きにしても目的地（山頂）に到達することや、その手段が一番でしたから、私も今のように地域の見どころなんてまるで気にしてなかったですよ。
by teppan (2014-05-06 16:20) 

こんちわ～
山登ってからの散策！！　中々ボリューミーなスケジュールですね＾＾；
長浜は結構見所いっぱいですからね＾＾b
黒壁スクウェアも昔行きましたよ～　懐かしい　(´∀｀*)
ガラス細工の体験で嫁がカッターで手を切って血だらけに・・・・(^_^;)
まぁ・・・それは置いといて、焼鯖は本当に美味しいですよね。
我が家でも必ず買って帰る土産です。
福井の敦賀の方からこの辺までは鯖料理が多いですよね。
焼鯖寿司・へしこ等、なので私は勝手に「鯖ロード」と名づけてます！
「サラダパン」は以前「県民ショー」で取り上げられていたので、見つけたら買いたいと思っていました。
きっと味は想像通りなのでしょうね　(*´∀｀*)
by 水鵬 (2014-05-10 17:47) 

水鵬さん＞こんちは！

そうなんです。散策もあるので、この日は午前３時頃に出発
長浜駅近くの駐車場に５時半。家へ帰ってきたのは午後７時半でした^^;
「鯖ロード」なるほど！サラダパンは沢庵漬けが入っていると聞いて
ちょっとビックリしましたが、普通のマヨネーズサラダの味です。
もっとも、最初はキャベツを入れていたみたいですがね。


by teppan (2014-05-11 08:29)