「過去山行９」 富士登山 1978/10/9

　過去の山行き備忘録　第９回目は「富士山」です。富士山は１年半前の2012年8月に初めて登頂を果たしましたが、実は今から３６年前にも一度だけ登ったことがありました。

　８合目からの雲海
 

　この時はご来光を拝もうと、仲間と深夜の雨の中を車で富士山に向って出発。五合目に着くと晴れて雲は足元に見えていました。富士宮ルート５合目を暗いうちに出発したんですが、眠いし寒いし…　そりゃそうです！もう１０月でしたから。途中でバテてしまって山小屋の前で仮眠をとってる内に明るくなってしまったのでした…(^_^;

　写真を見ていただければ判ると思いますが、このときすでに富士は冠雪していました。知識も経験も乏しい上に装備も超貧弱。結局ここ８合目であきらめて下山することになったんですが、今思えば頂上を目指さなくて良かったです。あのまま向っていたらきっと遭難していたんじゃないかと…

　五合目に戻ったところです。
写真は撮ってないんですが、駿河湾の海岸線が地図帳のように見えたことを今でも良く覚えています。陽が昇ると明け方の寒さは嘘の様にポカポカでした。普通のサンダルを履いたまま登ってくる観光客とすれ違いながら、トボトボと下って行くのが何だかみじめな感じがしたものです。

　麓に降りて見た初秋の富士山。ススキが季節を表してますね。
「あんなに雪があるのに大した装備も無しに登れるわけないじゃないの！」と、今の私なら叱ってやるところです。^^

　毎年遭難者が絶えない富士山。皆さん！無謀な登山はやめましょうね。

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コメント 2

そうなんですよね～　私もはじめて伊吹山に登った時はジーパンにタンクトップで、ウェストバッグに普通のスニーカーでした。＾＾；
下りで膝が痛くなり半泣きで下山でしたから・・・
今から考えると無鉄砲でした。
by 水鵬 (2014-04-10 20:02) 

水鵬さん＞おはようございます

何をやるにしても最初はだれでも素人です。
今はネットやＨＯＷ　ＴＯ雑誌などで情報が氾濫しています。
初めてであっても、情報だけでそれなりに格好は整いますが、やってみなくちゃ肝心なところは解らない。山歩きはその典型じゃないですかね。

やはり最初は偉ぶった所のない（これ肝心！）、「頭でっかち」じゃない経験者と一緒に始めるのが一番よいと思います。体験がものを言いますからね。
自分はどうかな？その資格あるかな…(^^;


by teppan (2014-04-11 09:24)