リトルワールド 2013/12/26

　愛知県犬山市の「野外民族博物館：リトルワールド」へ出かけてきました。

　年の瀬の慌しさも手伝って記事の更新が遅れ気味。この後出かけた山歩きの記事もまだ手付かず。年内にはなんとかアップしたいと思っていますが… 

　さて、何を隠そう１２月２６日は私の誕生日。娘がお祝いを兼ねてどこかへ出かけよう！と言うのでここへやってきました。前回来たのは８年前なので久しぶりです。往きも帰りも車を運転してくれるというので、大手を振って昼間っからビールが飲めるぞ～(^_^)v

　開館時刻を１５分程過ぎたころに現地へ到着しましたが車少ね～　こりゃほとんど貸切状態かもしれないねえ…

　今回はエリアを時計回りで歩きました。まずは韓国・地主の家へ。いわゆる「両班：ヤンバン」の屋敷ですな。

 

　屋敷の塀。ここ何年か韓国MBCテレビの時代劇にハマっているんで、親近感が湧きますね～

 

　せっかくなのでレンタル衣装で記念撮影！ここの女性スタッフは韓国の方で、何枚もシャッターを切ってくれました！カムサハムニダ～

 

　トルコ・イスタンブールの民家　今年開館３０周年を記念して１５年ぶりに新規に建築された展示です。
 

　２階の張り出した部分は「くつろぎの間」。さりげなく楽器がおいてありました。

 

　トルコの火鉢はメチャ豪華！　昔は日本でも冬の暖房器具は火鉢が主流でした。でも部屋は全然暖まりませんでしたね～

　ガイドさんにいろいろ解説してもらいましたが、この建物は世界遺産登録にもなっているイスタンブールの旧市街にあった民家を寸分違わず再現しているそうです。建物だけでなく調度品も現地の骨董屋から１,００１点も買い付けてきたそうで、今ここに展示してあるのはその一部なんだそうです！　建物の配置にしても聖地メッカの方角に気をつかったそうで、こだわり様が半端じゃないんですね～

 

　インド・地主（ナヤール）の家。「ラテライト」と呼ばれる熱帯地方の固い赤土でできた壁。

 

　今日はいろいろ食べ歩きするのも目的の一つ。（それとビールもね　^^) 


　まずはこれ！アフリカンプラザで食べたのが串焼き三種。写真左からダチョウ・ワニ・ラクダの串。どれも良かったけど、特に美味しかったのがダチョウです。

 

　南アフリカ「ンデベレの家」にあったトランジスタラジオ。現地の製品なんでしょうか？
「トランジスタ」なんて言葉は今は使われないけど、真空管ラジオからトランジスタラジオに変わった時、それは劇的な進歩だったんだと思います。

 

　テント村にあった桶

 

　どうぶつ広場の羊さん。そっぽ向いてるけど、すぐに近寄って来る人懐っこい子です。

 

 
　世界のグルメツアー？　続きはパスタとピッツアの店「アルベロベッロ」

　パンチェッタのグラディナータとピッツア・マルゲリータ。舌を噛みそうな名前の由来はともかく、お腹がすいてたので美味い！イタリアンビールで乾杯～い！

 

　フランス・アルザス地方の家をバックにデコレーションツリー

 

　ドイツバイエルン州の村のお土産屋さん、「メルヘンバルト」２階にあるおもちゃの展示館のでっかいくるみ割り人形。

 

　煙だし人形 

 

　くるみ割り人形を作る行程の展示と実物大の製作風景展示。

 

　あやつり人形

 

　ジオラマ

 

　ブリキのおもちゃ

 

　テディベア製作工程の展示

 

　ドイツの伝統的衣装「ディアンドル」。ここリトルワールドはカップルの割合が高い。

 

　聖ゲオルグ礼拝堂　

　写真で切り取ってみると、ここが日本だとは思えない風景ですね。

 

　続いては「ガストホフバイエルン」でドイツ気分を…　ソーセージの盛り合わせと「ラウプフレッシェ：雨蛙」と呼ばれるホウレンソウのひき肉包み。ビールはやっぱりレーヴェンブロイ！

 

　ほろ酔い気分で立ち寄ったのはインドネシア・スマトラ島「トバ・バタック族の家」。６０年以上前に建てられたものをここに移築。壁の彫り物は手が込んでいます。


　オランダ軍の高射砲が日本軍の戦闘機を撃ち落そうとしている様子も描かれていました。私は戦争を知らない「平和ボケ」世代なのですが、これを見ると海外には日本人を良く思わない人達が居るということを再確認させられますね。

 

　インドネシア・バリ島貴族の家で、再びガイドさんの説明を受けながら鑑賞タイム
　祭礼の建物の天井にある「ビシュヌ神を乗せた、神鳥ガルーダ像」
イスラム教が大部分を占めるインドネシアにあって、バリはヒンドゥー教の島だそうです。


　屋敷の門にもガルーダの彫り物。インドネシアから石工さんを呼び寄せて彫ったそうです！現地の柔らかい石なので風化が早いとのこと。
 

 
　バリショップでみかけたお土産。扇子のように折り畳める帽子です！

 

　ペルー・大農園領主の家の床。飾りタイルが貼られています。
ガイドさんのお話で、いつの事だったかは聞き逃してしまいましたが、日本に赴任されたペルー大使が、お父さんから「日本のリトルワールドに、本物のペルーの家が再現されている」と聞いていて、わざわざ見に来られたそうです。それはそれは感動されたとの事。

 

　怪しいパンダが居ましたよ～…　台湾の農家で！(^^)

　台湾と言えばやっぱ！「台湾ラーメン」。でもこれって名古屋は「味仙」の、台湾出身のご主人が「担仔麺」をベースに考案されたメニューだとか。

　一周して沖縄県は石垣島の家へ辿りつきました。１４０年以上前の、琉球王朝の士族の家をここに移築したもの。祭場をバックにしたシーサー 

 

　沖縄の味「めんそーれ」で食べたのが「かちゅー湯」　かつおだしのお味噌汁みたいなものですかね。

 

　最後は世界のお土産が揃う「リトルワールドバザール」でお買い物。

　それにしてもここの展示はすごいの一言。今から３０年前に開館したんですが、そのさらに１５年前から各国の珍しい道具や調度品などを収集し始めたそうです。本館展示室の収蔵品は、今や本国でも手に入らない様な貴重な品物が多くあるそうで、当時の反対を押し切って開館を決めた名古屋鉄道の社長さんのおかげで、日本でも類を見ないこの博物館ができたというわけなんです。今後もずっと存続していって欲しいですね！

 

　これが買い込んだお土産。正月のお楽しみです！

コメント 2

(*^･ｪ･)ﾉ ｺﾝﾁｬ♪
リトルワールドですか！
良いですね。
我が家も好きで娘が小さい時から良く行ってます。
美味しそうな物や珍しい食べ物には本当に惹かれます。
teppanさんの写真のアングルも素晴らしいですね～感心します。
「かちゅー湯」は知らなかったな～今度行ったら食べてみますね。
それにしても、お土産大量買いじゃないですか！！
この中のどれかは「山用」かな・・・(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
by 水鵬 (2013-12-31 14:55) 

水鵬さん＞こんにちは！

久しぶりにリトルワールドに行ってきました。
お客さんが少なく貸切みたいな感じでした。好きなテーマパークなので閉鎖されないかちょっと心配です。
かちゅー湯は「世界のアッツアツ料理」期間メニューの中の一つ。他にも各国色々あるようでした。

スルドイっすね！お土産の一部は山用ですよ～
次の記事で明らかに！　Coming soon!!!　乞うご期待！(^^)



by teppan (2013-12-31 17:26)