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山歩きグッズあれこれ [山歩き・ウォーキング]

 私の山歩きは月に2~3回程度ですが、春から冬まで年中どこかの山を歩いています。若い頃は高い山に出かけたこともありましたが、近頃は気力体力共に衰え、もっぱら近くの里山ばかりを日帰りで歩いています。

 そんな軟弱山歴ウン十年?^^; の私が山歩きに持って行く小物をご紹介します。R0023210.JPG
 2013年7月25日 愛知県 茶臼山登山道



(ハッカスプレー)夏山行用
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 虫よけに使います。

 薬局で売ってるハッカ油約1ccを、50ccくらいの小さなポンプ容器に入れて水で割ったもの。水とハッカ油は分離しやすいので、エタノールを適量加えてあります。(ハッカ油を入れる時、小さい注射器を使うと便利。全てドラッグストアで揃います。)

 市販の虫よけは全部と言っていいほど「ディート」が入っています。人体に害は少ないと言われてますが、乳幼児には使用方法に制限があったり、長時間の使用は避けるとかの注意が必要らしいです。要するに有害だってこと! 虫よけはその都度何度も塗るものなので、できれば有害なものは使いたくない! そんなわけで、他に良いものはないかと思っていました。そんなとき、たまたまテレビで見た山歩きの番組の中でガイドさんが使っていたのが「ハッカ油」でした。

 ハッキリ言って市販の虫よけには及びませんが、ある程度の効果はあります。他にもいい使い道を見つけました!(下記)
 
 

(冷感タオル)夏山行用
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 水を含ませた後、絞って首に巻くとヒンヤリ涼しいってやつ! だったら普通のタオルでいいんじゃない? と思ったんですが、なんか普通のタオルより若干だけど涼しいんです!それにタオルよりコンパクトでおしゃれ。12.7cm×101.6cm

「CCT冷感タオル」のリンク http://cct-japan.com/
なんか、東レの開発した繊維を使った「ムッシュ」っていう消臭糸を使って作られているそうです。
http://www.fjx.co.jp/catalog/kogyo/monsieur.html

 最近、暑い最中に津具の山を歩いたんですが、その時効果を発揮したのがこの冷感タオルとハッカスプレーのコラボでした! 濡らしたタオルにハッカスプレーをして首に巻くと… あ~ら不思議! いつまで経ってもヒンヤリとして涼しいこと!涼しいこと!これはおすすめです! もちろん普通の濡れタオルにスプレーしてもOK。
 ただし、刺激が強くて少しヒリヒリします。お肌が敏感な人はハッカを薄めにするか、それでもキツければ止めたほうがいいかもしれません。
 
 

 (扇子)夏山行用
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 暑い日の休憩のとき、これで顔を扇ぎます。言わずと知れた日本発祥のスグレモノ! 折り畳めて携帯に便利なので山歩きにはピッタリかと。 虫を顔から遠ざけるのにも有効。こんなのを考え出した古代日本人は天才的!
写真のは100均で買いました。貼ってあるのが紙じゃなく科学繊維なので濡れても大丈夫そう。 

 


(防虫ネット)夏山行用
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 つばのある帽子の上に被せて使います。夏の低山だと虫の集中攻撃を受けてウンザリする事があります。 そんな時これは助かります。でも視界は悪くなるし、被ったまま飲食はできないし、息苦しくて暑いし、自分は嫌いなんですけど背に腹は代えられません。
 

 


(地形図とコンパス)
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  何度も歩いたことのあるコースをいく場合を除いて必ず持っていきます。

 本当は歩く前に地形図でルートを検証しておいて、実際の山歩きではその都度地形図を開いて現在地を確認しながら歩くものなんですが、私はまだそこまで使いこなせていません。現在地の確認はもっぱらハンディーGPSレシーバーでやっています。
 地形図と一般の登山地図との大きな違いは、これから進むルートがどんな斜度になっているか?とか、ピークを通るのか?巻道を進むのか?とか、あと何メートル歩くと目標地点に到着するか?などが判断できる事です。先のルートがどんな地形になっているのか、どのような危険性がありそうか?などを予測できるのです!
 また、踏み跡の無い尾根を下る時などは、地形図とコンパスで方向を定めながらでないと、まず狙った地点に進むことはできません。(そんな山歩きをする事自体アブノーマルなのですが… ^^;)

 アルプスや富士山なら道もハッキリしてるし、人も多いですから地形図が無くても歩けますが、低山歩きこそ地形図とコンパスが必要だと感じます。

 国土地理院の地形図では大きすぎるし扱いにくい。そこで原本をコピーして使う事になるのですが、もっと良いものを見つけました。「TrekkingMapEditor:トレッキングマップエディター」というソフトを使うと、目的地の地形図を家庭用のプリンタで印刷できるので便利です!コンパスを合わせるのに必要な磁北線も重ねて印刷できます。等高線の色も変えられるので、本物の地形図みたいに印刷可能。 A4サイズで印刷して、汗や雨で濡れないように透明袋に入れて折りたたんで携帯しています。

 偉そうなことを書きましたが、かく言う私も以前は地図を持たず、踏み跡だけを頼りに一般道から外れる様な里山歩きをしていました。今考えると危ないことをしていました…  
 


(ハンディーGPSレシーバー)
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  6年半前に購入した「GARMIN GPSmap 60Cx 」というモデルに地形図を表示して使っています。現在地を地図画面の上で表示できるものです。ハンディーGPS定番メーカーの製品。現在地の確認がすぐできるので、迷った時なんかには役に立つ事もありそう。
 私がこれを持っていく理由は歩いたルートを記録できるから。山歩きから帰ったあとに「カシミール」というソフトにトラックログを落とすと、ルート表示はもちろん、何キロメートルを何時間かかったか?などもすぐ分かるので面白いです。
 最近ではスマートフォンでログを記録できるアプリがあるのでそれを使っている人も多いですが、防水じゃないし、落としたら壊れそうだし、日帰りなら大丈夫かもしれませんがバッテリーの持続時間が短いのがネックです。その点これは単三乾電池2本なので、山歩きの日数に合わせて乾電池を用意すればOKなのが良いです。 


 最新モデルはこの60Cxより画面も大きくなり見やすくなりました。だったら「GPSレシーバーさえあれば地形図とコンパスは要らないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、GPSレシーバーだけでは進路の決定は難しいです。未知のルートを行く場合、常に先を読みながら歩かなくてはならないので、ハンディー機器(スマートフォンを含む)の表示範囲程度では狭すぎるのです。最低でもA4サイズの地形図が欲しいですね。
 


(カラビナとスリング)
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 特にロープを使ったり、クライミングをやるわけじゃないんですけど、カッコつけて持ってます。山飯の時などに出るゴミは大抵レジ袋に入れると思うんですが、風が強いと飛ばされちゃいますよね。そんな時カラビナがあるとザックや木の枝などに固定できます。おもちゃのやつで十分ですから1~2枚あると便利。

 通常の山歩きでも、時々「これはヤバいっ!」という場所を通過しなければいけない事があります。そんな時、これらの道具とロープがあれば安心して歩けると思うんですが、自分はまだ使い方を習得してません。できれば覚えたいです… 

 


(トイレットロール)
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 山で調理したり、食事をした時、器に残った汁気を拭き取る為に持っていきます。山にポイする訳にはいきませんからね… 「イザ!キジ撃ち」って時も本来の用途として役立ちます! (^^;)
 新品では大きすぎるので、残り少なくなったやつを芯を抜いて持っていきます。

 


(折りたたみ座布団)
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 「山なんてどこでも座れるから座布団は要らない!」 と思ってましたが、これが意外に重宝します。岩の上でもお尻が痛くない! なにより冬場の寒い時期に冷たい場所に座らなくてはならない時に助かります。お尻が冷えると辛いですからね~  頂きものです。m(_ _)m
 

(ポイズンリムーバー)夏山行用
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 ヘビや蜂などにやられたとき、すかさず毒を吸い出す道具です。まだ山でお世話になったことはありません。
家にミツバチが居るんですが、管理作業中たまに刺されたりします。そんな時試してみたんですが、使い方が悪かったのか?やっぱり腫れました!(^^;)  正しく使えるように練習しておかないとイザという時役に立ちませんね。
左の白いのが最初に買ったやつです。かさ張りますが右の黄色いセットのやつが使いやすいです。
これも頂き物。m(_ _)m
 
 

(ヘッドランプ)
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 これまで一度も山歩きで使ったことはありませんが、万が一暗い山道を歩かなくてはならなくなった時の為に常にザックに入れてあります。単三電池1本でLEDタイプ。けっこう明るいです。
 
 

(クマ鈴)
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 「里山歩きでクマなんかに出くわす訳ないよ~」 と、以前は思ってましたが、今は「どこにでも居るものだ」と考えを改めました。この鈴を選んだ理由は高い澄んだ音色だから。
でも、音を出しながら山を歩くのは好きじゃありません。カウベルを幾つもザックにぶら下げていたり、ラジオをガンガン鳴らしたりしながら歩く登山者とすれ違う度に嫌な思いをしてきましたからね…  控えめに使っています。
この鈴は鳴らしたくない時にネジを緩めて音を止める事ができるので重宝しています。

 

(緊急用寝袋)
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 「SOL」というブランドの緊急用寝袋。レスキューシートで十分かと思ったんですが、体に上手く巻きつけることができればいいですけど、それこそやってみないとわかりません。これは完全に寝袋になっているシートなので使いやすそう。

 

(救急薬品等)
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 何が必要か?というのは自分でもよく判りません。これまでに使ったのは靴擦れのときに貼った救急絆創膏くらいですかね…
 
 

(非常食等)
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 特にこだわったものはありません。マヨネーズはどこかの遭難対策協議会の資料で有効だと書いてありましたので入れてあります。遭難したときに一番困るのが水。クラッカーなどのお菓子は水がなくては食べられないので、無しでも食べられるものを選びました。これだけでは長引いたら足りないと思いますが、無いよりマシか…
 
 

(マルチツール)
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 色々な工具が一つになっています。18年前くらいに購入したもの。この手のツールはスイスアーミーナイフが有名ですね。これはアーミーナイフには無いプライヤーが付いているのが特徴。これも無いよりましかな?と思って入れてあります。
 
 
 以上ざっと書いて見ましたが、けっこうな量になってますね! どれもこれも無くったって山は歩けます。持って行っても、いつもそのまま持ち帰るだけ… 置いていけば随分軽くなると思うんですけど、今日もこれらを背負って山を歩いている私です。(^_^;)

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コメント 4

水鵬

おはようございます。
そうなんですよね~ 私も使わない物が結構入っているのですが、いざという時用の荷物なので・・・
近場の小さな山の時は若干減らしたりもするのですけどね~
そのまま入れっぱなしの物も結構あります。
私は扇子ではなく団扇を持っていきます。
収納を考えると扇子かな~とは思ったのですが、扇ぎやすさを重視しましたw
団扇の柄の部分に小さいカラビナを付けてらせん状の伸びるストラップを付けてリュックや身体からぶら下げているのでそれほど邪魔にはなりませんよ^^b
虫除け等で結構便利ですね。ただ長時間扇いでいるから手が筋肉痛になります^^;
こういうアイデアって楽しいですよね~(´∀`*)
by 水鵬 (2013-07-27 06:39) 

げんた

こんにちは。
すごい装備群ですね。完璧です!
虫よけは乾電池で動くやつを昨年使ってみたのですが、効いてる気がしないので
今年からは蚊取り線香です。大と小をその日によって使い分けてます。
救急用品は頭痛薬、胃薬、絆創膏ぐらいですね。
他にはヘッドランプやラジオ、折りたたみ傘、ウィンドブレーカー、着替えのTシャツ
靴下などが常備されてます。
扇子やウチワを持ち歩くとは思いつきませんでした。今度試してみますね。
by げんた (2013-07-27 18:17) 

teppan

水鵬さんこんにちは!
非常装備は保険みたいなものなので、使わなければ良い山歩きだったということですから良しとしています。
団扇にカラビナ&コードですか!面白いアイデアですね!扇ぎやすさではウチワに軍配が上がります!(何か軍配も団扇みたい)
by teppan (2013-07-28 08:26) 

teppan

げんたさん こんにちは!
便利な物や非常用装備としてあれこれ持っていくんですが、もしもの時は、「あれも持ってくりゃ良かったなあ…」って、きっとなると思います。その度にどんどん装備が増えてしまうのが怖い…(^^;)

折りたたみ傘は泊まりの時なんかは私も持っていきますよ!AMラジオは遠くのカミナリに反応するので、高い山を歩く時なんか危険回避の為に皆さん装備の中に入れてありましたね~
by teppan (2013-07-28 08:35) 

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