「過去山行3」 天狗棚 家族登山 1998/8/14 [山歩き・ウォーキング]
山歩きの「備忘録」。 第3回は天狗棚 山行日は1998年8月14日。今から約15年前の事です。
愛知県津具村(現設楽町)・稲武町(現豊田市)・長野県根羽村にまたがる場所にあります。標高1,240m。愛知県では茶臼山・萩太郎山に次いで高い山です。
天狗棚の山頂から南へ300メートル程下った所にある展望地。旧津具村(現設楽町)の中心地、津具盆地が見えます。
面ノ木第一園地の広場からブナ林を抜け、山腹道を山頂へ向かいました。標高差はたったの120~130メートル。子どもでも楽々登ることができます。山頂部は南北に細長く、「どこが山頂?」というくらい印象が薄いです。ただの尾根道の通過点くらいにしか見えないので、うっかり通り過ぎてしまいそう。
面ノ木というのは、昔このあたりに住んでいた木地師達がここの森の立ち木に「面」を彫ったからこの名が付いたと聞きます。良い木を求めて渡り歩きながらお椀などの木工品を作って生計を立てていた。ビジターセンター南側に木地師屋敷が復元されています。(現在老朽化の為、中は立ち入り禁止!
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展望地には祠がありましたが、今も変わっていないですね。
それにしても「天狗棚」なんて、なんとも心惹かれる名前ですよね! 当時参考にしていたガイドブック「あつた勤労者山岳会:愛知の100山」を見て、その名前に興味が湧いたので歩きに行ったのを覚えています。
このあたりは大昔から天狗伝説があるようで、この山自体が信仰の対象だったようです。第2・3園地方面からの登山道の階段前に「天白神社」と入った鳥居がありますが、この祠のものなんでしょうね。
この山の南に「碁盤石山:ごばんいしやま」がありますが、村人が天狗と碁の勝負をした山だと伝えられていますから、このあたり一帯が天狗の住処だったんでしょうね!
15年経った今でもこの山の雰囲気が好きです。眺めは良くないんですが、簡単に登る事ができて静かな山歩きが楽しめる所がいいですね!愛知県では希少なブナの原生林がある所もGOOD!ブナ林を歩くのはホント気持ちいいですからね。また冬には手軽に雪を踏みに来られるのもまたこの山の良い所です。
山歩きの後は「名倉川:なぐらがわ」で水遊び。浅くて綺麗な川でした!
こんばんわ~
15年も前に登っていたんですね~
私の15年前は「山登りはありえない族」でしたからw ^^;
ちっちゃい娘さん達が可愛いですね~
私も次回は天狗を探しに行こうかな~
でもあの壊れた鳥居を見ると、もう既に天狗様は居なくなってしまったのかもしれませんね。
by 水鵬 (2013-07-08 19:23)
水鵬さんこんばんは!
自分の場合、(学校のじゃなくて自主的な)山歩きは猿投山が最初だったと思います。小さい頃から猿投山が地元で一番身近な山だったですから、とりあえず登るなら猿投山!って感じでしたね(^^ゞ
だから今の猿投山の賑わいには驚いています。昔は人とすれ違うことなんかほとんど無かったですから…
原付の免許を取って、夜な夜なバイクで走りに行くのも猿投山でした。
天狗を見たことはまだありませんが、高い所から下界を眺めた時、きっと天狗と同じ気分を味わっているんだと思います。
by teppan (2013-07-08 20:41)