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銀塩写真を起こす KFS-1400 [モノ・道具]

 パソコンやインターネットが生活の一部となった今、昔撮った銀塩写真をデジタル化して手元に置いておけば手軽に回想に浸れるというもの。 そこで新兵器を手に入れました!
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 ちょっと懐かしい入れ物に入った現像済み銀塩写真フィルムとケンコートキナーのフィルムスキャナー KFS-1400


 そもそもこのスキャナの購入に至った理由は、このブログに備忘録を兼ねて、昔自分が歩いた山の写真を使って記事にしようと思ったからです。
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 そこで、昔のフィルムが押し込んである袋を引っ張り出してみると…
有るわ有るわ!まだデジタルカメラが無かった時代に撮った写真のネガフィルムがたくさん出て来ました!それにアルバムに貼ってなくて未整理の写真も山ほど…(^^;

 スキャナは一応フラットベッドのやつなら、オプションの透過原稿ユニットとセットで持ってるのでそれでも出来るんですが…
何しろ「もうすぐWindows95が出るぞ~!」っていう時代、漢字talk7.5というO/Sで動くマッキントッシュperforma用に買った、GT7000ARTというモデル。SCSIポートにUSBアダプタを付けて、無理やりWindowsXPで動かしています。(ほとんど使ってないですが…)
これがまたネガフィルムを読み込むのに一苦労! 時間も掛かってとてもやってられましぇ~ん(>_<)
ということで今回のスキャナを手に入れたというわけです。  

 フィルムスキャナーは本来プロが使う道具なので値段がとんでもなく高いものなんですが、WEBに写真をアップするだけなので、そこまでの性能は必要ありません。そこでこういった安いスキャナが存在しているのです!(だと思う)

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 操作は簡単! 専用ホルダにネガフィルムをセットして差し込むだけ!一枚の読み込みはわずか1秒程度。
パソコン要らずで単体でスキャンしてSDカードに記録できます。記録した画像を家庭用のテレビに接続してスライドショーもできるので、家族みんなで懐かしむのに便利です!

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 プレビュー後、明るさや色合いを調整してから読み込む事ができます。調整後、保存ボタンを押せばSDカードに記録されるといった寸法です。
 

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背面下に[TV-out] とUSBポート    背面上に[SDカードスロット]と[HDMI]ポートを装備 


1462万画素CMOSセンサ、スキャン解像度3000dpi。 画像形式 JPEG(圧縮率不明)
読み込んだカラー画像は一つが4200×2800ピクセルで約2.8MB~3.2MB程度でした。
電源は付属ACアダプタかUSBバスパワー: 内蔵メモリ14MB(SDカードは付属しません) 
35mmネガ・リバーサルフイルム専用 :バックライト LED×3  


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 フィルムを挿入する部分は下からLEDが発光(写真左) 挿入部から内部上を覗くとCOMSセンサーカメラが見えます。(写真右)  要するに、フィルムを裏から照らしてカメラで接写してるって事ですね。単純明快な構造。

 

 ただ、私の場合ちと問題が…
 

 35ミリフィルムだけならいいんですが、当時売り出された「APS」のフィルムで撮ったやつもけっこうあるんです…

 そこで無理やり読み込めないものか?と試してみましたよ~
「ロール(長巻き)フィルムホルダー」なるものが付いていたので、これでなんとかならないかチャレンジ!
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 APSのフィルムはケースの中に格納されているので、まずは引き出さなくてはなりません。精密ドライバーを2本使ってフィルムを引き出します。最初にドライバを差し込んで回して扉を開き、側面中央の穴にまた別のドライバーを差し込んで回すと…
出ました~フィルムが! 収納するときは逆に回せば元通り。

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 ロールフィルムホルダに引き出したネガフィルムを差し込んで本体にセット

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 写真のように順繰りに引き出せばなんとか読み込めます! APSは35mmよりフィルム幅が狭い為、ネガは自由に動いてしまいます。モニターで確認しながらフィルムの角度と位置の調整が必要です。(フィルムを手で動かして最適位置にします)

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 これがAPSフィルムを読み込んでできた画像(調整済み)。トリミングが必要です。(35mmネガならトリミング不要)
厳密には読み取りセンサーに対して弛んだ状態でしかセットできていないのでピントも曖昧だと思いますが、まあWEBで見るだけなら十分じゃないでしょうかね~
 

 このスキャナー、まだ少ししか試していませんが、さすがに色合いやガンマ補正などはフィルムの状態に左右されるので一様ではなく、ノイズもかなり多いです。最終的にはパソコンソフトで調整しなければ満足な状態にはなりませんね。


 ちなみに撮影の日付などが判っているなら、あらかじめ本体にその日付を設定しておけば、保存する際にExifタグに書き込む事ができます。(設定してからは、変更しない限りすべて同じ日付がタグに書き込まれます。)

exif.jpg
(上の写真のExifデータ)撮影日時の2005年ってのは初期設定の状態です。実際にはこの写真はもっと昔に撮ったやつです。時分秒はこのスキャナの電源を入れるとカウントされて進んで行くみたいです。

 スキャンして写真にするにはちょっと力不足ですが、ネガだけで写真が見当たらない…「これって何が写ってるんだっけ?」という時、とても重宝な装置だと思いますね。 


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水鵬

良いっすね~ そんなのあるんですか!
欲しいっす。
ちなみにお幾らぐらいなんですか?

by 水鵬 (2013-07-07 16:14) 

teppan

通販で1万円弱でした。
最近のフラットベットスキャナの高級品ならば、多分もっと綺麗に読み込めると思いますが、手軽さではこちらに軍配が上がりますね!
by teppan (2013-07-07 22:08) 

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