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田原アルプス縦走 衣笠山・蔵王山 2012/3/1 その2 [山歩き・ウォーキング]
愛知県田原市東部の「田原アルプス」ピークハントハイクの続き レポート
「その2」 滝頭山~稲荷山編です!
※「その1」 衣笠山編はこちらをクリック!
滝頭山(たきがしらやま)東斜面の奇岩「恐竜の背」 まさに名前通りの形です。眺めも抜群!(写真クリックで拡大表示)
(ルート) ルート1: 滝頭公園P~藤七原湿地~衣笠山~桟敷岩~仁崎峠~滝頭山~中西山~三ツ俣 ~藤尾山~三ツ俣~不動岳~赤松山~庄十山~稲荷山~滝頭公園P
ルート2: 権現の森P~熊野三所権現~ふくしば広場~蔵王権現~山頂展望台:(往復)
(歩行距離) 約14.7キロメートル:沿面 内、蔵王山約3.8キロメートル
(所要時間) 約7時間(7:00~14:00): 内、蔵王山約1時間30分
休憩・昼食・滝頭公園P~権現の森Pまでの車移動含む 実測ルート図はここをクリック!
その1からの続き
衣笠山から下ってきて二崎峠(にさきとうげ)に到着。AM9:05 ここには舗装された車道が通っており、駐車スペースもありました。滝頭山へは写真の階段から取り付きます。
分岐地点。 左は滝頭不動、右が滝頭山方面。AM9:15
滝頭山への道。初めはなだらかでしたが、段々と急になって…最後は(;´Д`)ヒイヒイハアハア
石垣が見えたと思ったらそこが山頂でした。AM9:25 周りの木々で眺めは今ひとつ… でも、歩いてきた衣笠山の頂上が見えました。
山頂から一旦東へ下って、「恐竜の背」を見に行ってみます。
150m程下って目の前が明るくなったところが「恐竜の背」でした。AM9:30(写真クリックで拡大表示)
まさに名前の通りの奇岩!てっぺんに立ってみると眺を独り占めできます。手前の白い板には「洋ふたつ東に冨士と初日ノ出」と書いてあります。「洋ふたつ」とは三河湾と太平洋が一度に見渡せるという意味でしょうね。
再び滝頭山山頂へ戻り、今度は西方向の道へ進みます。
滝頭山の山頂部は東西に長細いんですが、真ん中あたりが一番標高が高くなっています。その258mピーク部分を「中西山」と呼んでいるようですが、注意してないと通りすぎてしまいそうな場所でした。
滝頭山の山頂部は東西に長細いんですが、真ん中あたりが一番標高が高くなっています。その258mピーク部分を「中西山」と呼んでいるようですが、注意してないと通りすぎてしまいそうな場所でした。
これが西の覗きからの眺め。ため池が幾つか見えます。古くから水不足に悩まされ続けてきた半島だから、このようなため池が所々にあるんですねえ。現在は用水路が整備され、温暖な気候を利用して全国でも有数な野菜・果物の産地となっています。
西の覗きからさらに下り、最後にロープが設置された急斜面を降りると、荒れた林道に出ます。AM10:00ここから反対側の斜面に登り返します。
林道沿いの崖の上の道を進み、すれ違った大勢の小学生達と「こんにちは!」を連発したりしながら「三ツ俣」(写真)に到着。AM10:05小ピークにある分岐地点です。藤尾山方向へ進みます。
一旦鞍部に下降し、倒木をくぐったりしながら上り返した所が藤尾山山頂(写真)です。AM10:15三等三角点(大久保村)がありました。写真には写ってませんが、山頂では幼稚園児数人と先生二人グループの先客がおやつを食べていました。一生懸命私達に話しかけてくる男の子の質問や、園長先生と園児の会話を聞いているだけで、楽しいひと時を過ごす事ができました。
それにしても幼稚園児が山登り!? 南麓からの標高差は200m、しかも決して楽ではない急な斜面を登ってくるなんてビックリです! そうそう、その男の子によると、天気が良い日はここから富士山が見えるそうです。
さて、まだ午前10時半でかなり早いんですが、ここで昼食にしました。
昼食後、再び来た道を戻ります。登山道には所々こうした倒木が見られました。背が高い割には根が浅いようです。遮る物のない半島で、ひとたび台風がやって来れば、それは強い風が吹くだろうと容易に想像できます。
三ツ俣まで戻り、方向を変えて東へ進み、不動岳(写真)へ到着。AM11:00滝頭不動への分岐地点にもなっています。
線~ん路は続く~よ~、ど~こま~で~も~!延々と赤松山へ続く階段道。ヨイショッ!コラショッ! ドッコイショ!歳食ったなあ…ホント、その表現がまさにね(^^;)
振り返って見ると滝頭山の東斜面。先ほどまで居た「恐竜の背」が小さく見えています。AM11:13
赤松山を過ぎると今度は下り。どんどん進め!防火帯道。
扇原展望台。AM11:18登ってみると、樹の枝越しに蔵王・衣笠・滝頭の山々が見えます。
再び「線路は続くよどこまでも~」下りバージョン(^^) ホント、長~い階段道が続きます…
いつの間にか庄十山を通り過ぎ、稲荷山に到着。AM11:35 衣笠山の山頂から眺めると、どちらの山もちゃんとピークが判るんですが、歩いてみると尾根上の起伏といった印象。 山頂にはテープで封鎖された東屋。ぱっと見新しそうなんですが、どうしてでしょう?床の柱でも痛んでるんでしょうか?
写真は稲荷山の四等三角点(田原町)標高67.9m
そしてようやく麓が近づいてきて稲荷社に着きました。AM11:40 赤松山からは本当に長い下りでした。
稲荷社のすぐ近くに小さなログハウスがありました。
ノコギリに「木楽荘」と書いてあります。投句ポストがあり粋な感じ。「気楽に投句しておいきン」がいいですね!避難小屋と書いてあります。山の中なら解りますが、こんな民家近くに造ったって事は、日常生活に疲れたオヤジ達が逃げ込むための避難小屋なのかもしれませんね(^^)
おそらくここを拠点に「たらめ会」のメンバーが、日々田原の山々の登山道整備計画を練っているんでしょう…おかげで今日も快適なハイキングができました!感謝!m(__)m
後は麓に下って駐車場を目指すだけ。木楽荘からもう一度稜線へ登り返し、反対側の道へ下ります。
「学習の森」を通過。木に名前プレートがぶら下げてありました。 AM11:50
アスファルト歩きは嫌いなので、森の下部に付けられた作業道を歩いて公園の駐車場を目指します。
植林地の中を800m程進み、白いタンクが見えてきたら駐車場はすぐそこです。PM0:02
滝頭公園の施設。山々からの水がここに集まって、夏には良い水遊び場になりそう。PM0:05
公園のセンターハウスには、A3版のトレッキングガイドなどが置いてあります。登山前にもらっておくと良いですね。
今回はこれで終わりではなく、もうひとつ、「蔵王山」を歩いてみました。続きは「その3」蔵王山編をご覧下さい。
タグ:愛知のお山
ご無沙汰してます、来てたんですね。
楽しんで頂けましたか?衣笠自然歩道。
3月下旬〜4月上旬には、恐竜の背岩の下に
ミツバツツジの群落が満開になります。
今度は、この時期に来てくださいね。
by げんた (2012-03-05 20:53)
げんたさん こんばんは!
一年ぶりに田原にお邪魔させて頂きました!(^^) 空模様は完璧ではありませんでしたがまずまずで、楽しいハイキングができました!海が見える山はいいですねえ!シデコブシやミツバツツジが咲く時期に、ぜひ田原の山を訪れてみたいです。げんたさんのブログ情報楽しみにしています。では!
by teppan (2012-03-05 22:58)