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鳩吹山~継鹿尾山縦走 2011/11/24 後編 [山歩き・ウォーキング]

岐阜県可児市の鳩吹山(はとぶきやま)から、愛知県犬山市の継鹿尾山・寂光院(つがおさん・じゃっこういん)までの縦走ハイキングレポートの後編です。 前編記事はこちらをクリック!
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 継鹿尾山(つがおさん)展望台からの風景。木曽川を真ん中に、右が岐阜県各務原市街地、左が愛知県犬山市街地(画像クリックで拡大表示!)
(ルート)  寂光院P~犬山遊園駅~可児川駅~鳩吹山~両見山(西山)~継鹿尾山~犬山寂光院~P
(所要時間)  約6時間10分 7:15~13:25: 内電車移動20分: 休憩昼食・寂光院散策含む
(総歩行距離)  約13.4キロメートル: 沿面距離
(参考書)  新 こんなに楽しい愛知の130山: 風媒社刊     実測ルート図はここをクリック!

前編では川平ルート上部の第5展望地までをレポートしました。ではその続きから。

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 昼食後、展望地から戻り両見山へ到着。四等三角点「西山」339.9mがありました。鳩吹山系の最高点です!あたりは木々に囲まれて展望はありません。

 ところで、記事中この山を「両見山」と表記していますが、その訳は山頂の立て札にこんな事が書いてあったから。

 看板変更とその理由(御理解とご協力を)
一、鳩吹山系全体を土田地内の人が通称「西山」と呼んでいるのは、正確には「両見山」と呼びます。
二、昭和五十五年に発行された「可児町史・通史編」には「両見山(三三九、九m)」と記載されて います。また「可児町史・資料編」にはその根拠となる古文書もあります。それに依りますと、分水嶺を境とし両見山より西は尾張栗栖分、東は美濃帷子分、東北は土田分、南西は帷子分となっています。
 四頂から尾張と美濃の両国が見えることから「両見山」とよばれたようです。 可児市商工・観光課 鳩吹山 ともの会 (原文のまま)

 地形図に表記されている山名は、必ずしも地元の呼び名を反映しているとは限りません。それに同じ山でも麓の集落ごとに呼び名が違うのは良くある事です。土田(どた)地区の人から見れば鳩吹山は西の方角にあるので、西山と呼んだのも頷けますし、それを地理院がこの山の点名に採用したのでしょう。ここではこの注意書きを尊重して「両見山」と表記しています。

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 この後、アップダウンはありますが継鹿尾山までは基本下りです。写真は両見山から一旦鞍部に下って登り返してすぐの南北各ルート合流地点。

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 南北ルート分岐から、さらに500m程の所で鉄塔の横に出ます。
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 鉄塔横から南東方向に視界が開けていて、麓の住宅地がよく見えました。遠くの山々は八曽、弥勒、道樹、三国、猿投山あたりでしょうか?

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 鳩吹山・石原登山口に向かって下る途中の景色、前方には継鹿尾山が見え隠れしています。ここまでにも栗栖遊歩道の分岐が何箇所かありました。
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 雑木林の道を行く

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 南北ルート分岐から約40分で林道が見えてきました。石原登山口です。さらに先の階段を登り返して継鹿尾・寂光院をめざします。

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 10分歩いてまた分岐。左が善師野駅方面。右が継鹿尾山・寂光院方面。ここからは東海自然歩道になります。
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 分岐から間もなく、長~い丸太階段登場!さすが東海自然歩道!(^_^;) 階段のいちばん先に人が写っているのがわかりますか?ホント嫌になっちゃうな~ 反対側の下りも一直線の階段。何の変哲もない小ピークを登って降りるだけでこの階段…どうせなら巻道も作っておいて下さいm(_ _)m

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 継鹿尾山に続く尾根道は、所々展望があり飽きません。北側には大平山の尾根が見えます。こちら側(継鹿尾山側)より少し標高が高い様ですね。

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 振り返ると歩いてきたピーク群が遠くなっています。う~ん、よくぞここまで歩いてきたなあ…

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 そしてまたもや長~い長~い階段ですよ… 確かに登山道が傷みにくいし、作った労力には頭が下がります。そして階段を最短距離で設置するには一直線にするのが常套手段。だから斜度も最大、上りも下りもキツイのなんのって… まるで修行させられてるみたいですねえ~ 

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 と、散々文句を言いながらも、階段を歩かなくては帰れません。ありがたく使わせて頂き継鹿尾山の山頂に無事辿り着きました。
 山頂は何だかとても賑やか。どうやら展望台は大勢の子ども達とお母さんのグループで占拠されているみたい…
私達はここへ来るのは初めて。だから展望台から景色を眺めたい!大勢で使うのは構わないけど、入口を塞ぐのはやめてほしい!(ーー;)   と、気の小さい私は心のなかで呟きましたとさ…(^^ゞ

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 占拠中の展望台に突入して見た眺め。素晴らしい!以前行った犬山城からの眺めも悪くなかったけど、やっぱりここからの方が数段いいですね~ その犬山城もここから見るとゴマ粒みたいに小さいです!

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 山頂から寂光院まではすべて下り。丸太階段はもうありません。その代わりに道中石仏がいっぱいありました。すでにこのあたりは寂光院の敷地のようです。山そのものが寂光院の所有地かもしれませんね!

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 手すりの付いた岩場を降りる。

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 先程の岩場からすにぐ馬鳴堂(めみょうどう)脇に出て、不動堂を通って本堂に降りてきました。写真正面が本堂、右が随求堂 寂光院にはたくさんお堂があるようです。

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 本堂正面からの写真。ご本尊は千手観音様。開山は西暦654年と言うから、1,350年以上の歴史を持つ、尾張の最古刹です。期待したカエデの紅葉はというと、あまり綺麗ではなかったです…
 せっかくなので、私達も随求堂(ずいぐどう)で「七七月まいり:ななつきまいり」を行いました。お堂の回廊を三回巡礼すると、「大随求菩薩」様が願いを叶えて下さるそうです。何をお願いしたかって?それはナイショ!(^^)

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 筆弘法大師様の展望台。学業成就・芸事上達。ここからも犬山市街地が見えます。 とにかくペット・家畜守護、縁結び、七福神、弁天様など盛りだくさんなお寺。

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 ここ寂光院の本堂は高いところにあるので、参道の長い石段(320段)を登らなくてはなりません。お年寄りや、足の不自由な人は大変です。そこで…
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 新兵器、全自動スロープカー登場!定員6名。急な斜面を4分で登り下りできるそうです。今日は引っ張りだこでした!

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 石段登り口の七福神脇にこんな看板。「絶景かな本堂まで、ゆっくり登ると5分、あわてて登ると15分」だって…面白い!

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 「つがお茶屋」

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 紅葉は駐車場までの間がまあまあだったかな… そうそう、一番上の駐車場に一本だけ真っ赤なカエデがありました。

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 そしてようやく朝の駐車場に到着。時計を見ると13時25分でした。歩いてきた私達も、長~い記事をご覧下さった皆さんも、大変お疲れ様でした!

前編記事はこちらをクリック! 


タグ:愛知のお山
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コメント 2

水鵬

(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪
ほほ~西山は「両見山」とも言うんですか~勉強になります^^b
鳩吹山も継鹿尾山も馴染の風景で何だか嬉しくなります。
私もあの木の階段は。。。ですね。
もちろんありがたいのですが^^;
それと大勢の登山客も場所を占領したり大きな声で喋られると、折角の自然の音が・・・って思ってしまいます。
それにしても、6時間とは!!
お疲れ様でした。
by 水鵬 (2011-11-29 18:57) 

teppan

水鵬さん 鳩吹山は眺めが良くて最高っすね!「一休さん」ピークの北側に岩場の凄く怖いコースもあるそうです。(たしか行くな!と注意書きがあった様な…)
コースはともかく、また行ってみたい山ですね(^o^)
by teppan (2011-11-30 09:56) 

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