鳥川アルプス&額堂山 後編 2011/9/29 [山歩き・ウォーキング]
愛知県岡崎市鳥川町周辺の鳥川アルプスを、額堂山と併せて歩いて来ました。その後編です。 前編記事はこちらをクリック!
写真は沢山から眺める音羽富士。左端は高野御前山。右奥は本宮山。
(ルート) 駐車場~額堂山~水晶山~京ヶ峰~音羽富士~駐車場
(所要時間) 約8時間40分: 7:50~16:30 休憩・昼食含む
(歩行距離) 約20キロメートル:沿面距離
(参考HP) ほたるの里とっかわ山歩きマップ 実測ルート図はここをクリック!
前編は小安堂峠から麓に降りてきた所まででした。
後編まずは、小安堂口(こやすどうぐち)から愛宕山をめざします。取っ掛かりは急な階段道です。
すぐに緩やかな尾根道になりました。ところが…50メートルくらい先の道の真ん中に大きな動物が見えます。 もしかしてクマ?(@_@;) するとその動物の赤いお尻がみえました。ニホンザルです!ちょっと怖いけど声を出しながら牽制して進むことにしました。「お~いっ!今からそっちへ行くから退いてくれよ~!」と言いながら歩きます。しばらくは同じ間隔を保ちながら付かず離れずでしたが、やがてどこかへ行ってしまいました。
小安堂口から最初の見晴らし場に到着。手前が先程水晶山から歩いてきた尾根です。向こうは風頭山から本宮山へ連なる尾根でしょうか?
愛宕山の鐘。ここも山と言うより尾根のピーク。24山の多くは、こうした尾根上の小ピークに名前が付けられている様です。「ぼくの好きな鳥川石仏」と鐘に書いてありましたが、ここ鳥川は馬頭観音様やお地蔵様がたくさんあり、石仏巡りも楽しめそうです!
愛宕山から一旦主稜線をそれて、学校山と貝津山を往復。学校山(写真)のネーミングは鳥川小学校の裏手の山だから。そうそう、この支尾根を歩いていた時も、スズメバチに遭遇!やはり大きく迂回してやり過ごしました(-_-;)
さて、再び主稜線に戻り、京ヶ峰へ向かいます。途中見晴らし場と、幻の岩清水があると鳥川山歩き地図にあったので、ここで昼食にしました。丸太のベンチが設置されていて、音羽富士と三河湾方面に展望が開けていました。岩清水は間伐された丸太で隠されてしまった?のか、場所が良くわかりませんでした。谷の岩場に水が流出していたので、そのあたりなのでしょう。
昼食休憩の次は京ヶ峯へ。山頂には三等三角点「小沢」標高441.82mが埋まっています。愛知の130山ガイドブックに載っている京ヶ峰とは別の山です。
京ヶ峯山頂から約600m下ると「平成の大崩れ」展望地。西側に展望が開けています。条件が良いと名古屋駅のツインタワーも見えるそうです。(画像クリックで拡大表示!)
次は南山(なんざん)。鳥川小学校と南山大学の交流を記念して名付けられたそうです。
七曲峠(ななまがりとうげ)。 この下にトンネルがあって車道が通っています。尾根道と峠道の分岐地点になっています。
その後も幾つかの山名板とほたるの鐘を過ぎて、写真は動物山から元気山へ向かう途中の道。登山道を挟んでハッキリと植生が分かれているのがお分かりでしょうか?向かって右が雑木林、左が植林地。こうした光景は里山ではよく見られますが、こうも登山道でハッキリと分かれている所は初めて見ました。
ホド田山を後にして、続いて着いた沢山からのパノラマ。これから行く音羽富士を手前に、本宮山、観音山、 そして豊橋市街地と三河湾が見えます。(画像クリックで拡大表示)
沢山からは丸山を経由して音羽富士へ。写真は植林地に沿って、音羽富士への登り途中で振り返ったところ。これまでの長い道のりで満身創痍の私たちに、最後の最後で今日一番の急斜面が容赦なく追い討ちをかける。もう体力の限界が迫っています(T_T)
やっとの思いで音羽富士の山頂に辿り着く。展望はまったくありませんでした…
音羽富士からは千鳥大山(ちどりおおやま)に立ち寄り、これで一応24山制覇です!後の下りは惰性で進む。(^^ゞ やがて古坂峠(ふるさかとうげ)に到着。ここから古坂古道で麓へ向かいます。
痛む足腰にむち打って歩き、ようやく麓の登山口へ到着しました!いやぁ~しんどい山歩きになりました…思い起こせば、今年6月に強行した各務原アルプス縦走と同じくらいヘトヘトになりました。無理もありません。歩いた距離はアップダウンを約20キロメートルですからね… 高い山を歩くよりしんどいです!こんな山歩きは、もうしばらく御免ですね!(^^;)
駐車場への帰り道に名水百選の一つ、庚申の水に立ち寄りました。
白髭八柱神社(しらひげやはしらじんじゃ)。ここの隣からも京ヶ峰への登山口がある様です。このあたりは、ちょうど第二東名高速の工事中でダンプカーが走り回っています。ホタルに影響がなければ良いのですが…
2年前に廃校になった鳥川小学校。明治の開校以来、130年以上という歴史ある学校だった。今後はホタル学校の名で、地域の拠点として生まれ変わって行くようです。
日が暮れ始めた頃、ようやく駐車場に辿り着きました。結局小学生達のタイムより40分以上余分にかかってしまいました。駆け足登山になってしまいましたが、達成感は充分!お疲れ様でした!
20km!!それは相当ですよね! お疲れ様でした。
私の知人は元山岳部の人が居るのですが、「高い山を登るより日帰り低山の方が結構距離を歩くのでキツイんですよ~」と言っていたのが良く判りますw
私が先日行った大日岳の14kmで結構キツかったのだから、20kmは相当です!
ハチは気を付けないと・・・ですね^^;
でもこれからの時期の山登りは最高ですからね^^b
私も次はどこに・・・って感じです。
by 水鵬 (2011-10-03 19:00)
水鵬さん こんばんは!いつもniceありがとう!
いやぁ~今回は疲れました(^_^;)
鳥川小学校の生徒達が今回のルートを走破したのをHPで見て、よ~し!俺も!…で今回の山歩き… けっこう大変でした(+_+) もっとゆっくり楽しみながらの山歩きでないといけませんね~
さあ~これからが秋本番!山歩きのゴールデンシーズン到来! ハチに気をつけてドンドン行きま~す! ただし日帰りですけどね(^^)
by teppan (2011-10-03 19:34)