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雲興寺から岩屋堂 2010/07/01 [山歩き・ウォーキング]

愛知県瀬戸市の雲興寺から岩屋堂まで東海自然歩道を歩いてきました。
岩屋堂公園
 岩屋堂公園内を流れる鳥原川。新緑に赤い橋が絵になる風景です。

(本日の歩行距離)約10キロメートル:沿面
(所要時間) 約3時間20分 10:00~13:20 休憩昼食含む
 盗難よけにご利益があるという雲興寺(うんこうじ)からスタート。ここは瀬戸側から猿投山への登山口として多くの人で賑わう場所。ここからは猿投山と反対方向の岩屋堂方面へも東海自然歩道が伸びているけど、皆猿投山へ向かう人達ばかり。なぜなのかは後で判明することになるのですが…

DSCN4550.JPG
 立派な石畳道を歩いてゆくと、本堂左横から東海自然歩道が続いている。小さいピークを左から巻くように登る。ピークから木階段道を下り切った所が「すぎのこテントサイト」の表示があるキャンプ場。ここは「ねむの森:自然児童遊園」のエリア。堰堤の池があります。

DSCN4561.JPG
釣りを楽しむ人の姿がみられました。
DSCN4559.JPG
何が釣れるのでしょうか?

 さて、ここで問題発生!ここから岩屋堂へ向かう為、山道への入り口を探す。東海自然歩道の立派な案内標識を見つけて入ろうとすると、右手に「通行止め」の看板が…困って公園内をうろうろしていると、公園ボランティアの方に出会い、迂回路を教えていただきました。このあたりは枯木が所々落ちてくるので、片付けに来ているそうです。そんな理由で通行止めになっているのではないか?との事でした。

DSCN4562.JPG
 教えられた通りに車道を進む。赤津のバス停を過ぎ、東海環状道の高架をくぐって100メートルほど進んだところで表示板がありました。ここを右折して民家の中の舗装路へ入る。

DSCN4564.JPG
 間もなく長谷山観音の入口が右手に見えてきます。

DSCN4566.JPG
 住宅街を抜けると県道22号線に突き当たる。ここを右折して県道を歩くのですが、大型ダンプカーなど、車の通行量がけっこうあるのに歩道が無い!身の危険を感じながら延々と車道を歩く(>_<) 。自然歩道の迂回路と呼ぶにはあまりな進路。今更戻ることはできないので必死に歩く。それにしても、一体どうしてこんな道を迂回路にしたのでしょうか?

岩屋堂公園
 危険でしんどい車道歩きの後、ようやく岩屋堂公園にたどり着きました。今日一番と言えるキツイ行程でした。休憩を兼ねてここで昼食にする。木陰のベンチには鳥原川からの涼風が流れてきて清清しい。きつかった分、美しいカエデの新緑がより印象に残りました。

 昼食後、もし元気だったら久しぶりに岩巣山へでも登ろうか!とも思っていたんですが、車道歩きで疲れてしまったのでパス。問題は再び雲興寺まで戻らなければならない事。もう車道歩きはウンザリだ!もしガケ崩れなどで通れなかったらあきらめて引き返すことにして旧自然歩道を歩いて帰る事にしました。しばらくは何事も無く道が続き、ある地点に差し掛かった時に大きな立て札がありました。それによると、この先のルートの一部分が「私有地の為通行止」とある。迂回ルートを設定した理由はこれだったのです! もう引き返す気力も無く、このまま通行させてもうらう事にしました。地主さんすみませんm(__)m。

 そういえば以前ネットで「登山者のマナーに立腹した地主さんから苦情が出て、東海自然歩道の一部が通行止めになった」という様な記事を見たことがありましたが、この場所の事だったのかもしれません。 実は東海自然歩道のような公的管理の遊歩道の多くが私有地を使わせてもらっています。みんながよく歩く里山にしてもほとんどが私有の山です。使わせてもらう立場の人間が地主さんに配慮しながら歩くのは当然。ゴミなどは持ち帰りましょう!

 いろいろありましたが、その後無事に雲興寺に戻る事ができました。

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 葵の御紋が付いた 雲興寺本堂の賽銭箱。無事帰還のお礼にお賽銭を投入しました。

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 梅雨の晴れ間の青空と本堂の屋根。 このお寺の瓦は地元「赤津焼」。印象的な色合いです。

 お寺からの帰路に、古窯(こよう)へ立ち寄る。
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 以前から一度見に行こうと思っていた。国指定史跡「小長曽陶器窯跡:こながそとうきかまあと」です。

DSCN4584.JPG
 車止めから200メートルくらい歩くとありました。
DSCN4587.JPG
 室町時代の古窯で、案内板によると中世の日本で唯一釉薬を施した陶器が焼かれていたとの事です。この窯は江戸時代に再利用されていたと、当時の書物にも残されているそうです。このあたりは古くから焼き物の代名詞「せともの」の一大産地。たまには古窯を見学して、「いにしえに思いを馳せるのも悪くないな」と思ったりしました。

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カメラ小僧

拝見しました!

岩谷堂は小学校の低学年の頃、おばさんが近くにいたこともあり、川をせき止めた自然のプールで良く泳ぎに行きました。
奥にある小さな滝に打たれ行者気分でおどけているなつかしい写真もあります。
大人になってから随分長い間行って無くなつかしく写真を拝見しました。
by カメラ小僧 (2010-07-03 10:29) 

teppan

カメラ小僧さんお久しぶりです

 紅葉の季節は賑わいを見せる岩屋堂も、今の季節は静かで穏やかな雰囲気で、ゆっくりと散策するにはうってつけの時期です。私は新緑の時期のカエデが大好きです。
by teppan (2010-07-03 21:12) 

tarou

拝見させて頂きました。
岩屋堂について調べていたところこの記事に出会いました。
私も小さな頃よく行ったものです。
どれも素敵な写真で感動しました。
ただ今わたしの町紹介としてwebページを作成しているのですが、
そこでteppanさんの写真を使用させて頂けないでしょうか?
by tarou (2012-04-25 21:36) 

teppan

tarou さんご訪問ありがとうございます。

岩屋堂は、この間久しぶりに訪れました。よろしければ最近の記事もご覧下さい。写真の件は、この様なもので宜しければお使い下さい!記事ができましたら、このコメント欄で結構ですので、ぜひHPのURLをお教え下さい。

by teppan (2012-04-26 20:40) 

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