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万燈山 2009/12/17 [山歩き・ウォーキング]
愛知県西尾市(にしおし)と幸田町(こうたちょう)の境にある万燈山(まんとうやま)へ行ってきました。
(コース概略) 西尾いきものふれあいの里駐車場~小草池~トンボの里~万燈山往復
万燈山からの眺め。碧南市街地と三河湾・西尾・安城市街地の大パノラマが楽しめる!
(コース概略) 西尾いきものふれあいの里駐車場~小草池~トンボの里~万燈山往復
(総所要時間)約1時間45分:9:00~10:45 休憩含む (総歩行距離)約4.8キロメートル
西尾いきものふれあいの里・駐車場より歩き始める。前方はビオトープガーデンとネイチャーセンター
小草池の下にあったガイドマップ
小草池(堰堤池)の横の林道を進んで行く。前方左に見える尾根の向こうが万燈山です。
道を歩いて行くと、日向ぼっこをしていたカモが一斉に逃げて行く。クワッ、クワッ、クワッ、クワァーと水戸黄門様に(東野英治郎さんの笑い声で!)高笑いされているみたい(^^)
池を過ぎて里山広場の田んぼの脇を進んで行きます。
トンボの里エリアからは林道歩き。峠を越え、花火工場のフェンスの分岐を右に折れ、写真にある急階段を登ると再び林道歩きになり、しばらく進むと山頂への登山口に出る。(写真右)
150メートル程歩いて四等三角点のある場所に到着。山頂には石造りの塔が建っている。ここ万燈山は「鍵万燈(かぎまんとう)」と呼ばれる送り火の儀式が毎年夏のお盆の時期に行われているそうです。京都の送り火は有名ですが、実はここの送り火は京都よりもさらに400年から500年程古くから行われていて、実に900年程の歴史があるそうです。
古くからこの地域にあった真言宗と天台宗の寺院が対立し多くの死傷者が出た事があり、その供養のために山での送り火が始まったということです。108個の「すずみ」と呼ばれる木の枝と下草で作った火だねに竹と松の根で作ったたいまつで一斉に火を付ける。遠くから見ると鉤型に見える事から「かぎ万燈」と呼ばれています。 写真は燃え残ったすずみの様子です。
写真は三角点よりさらに奥の高い場所にあった石像と庚申塔
そう言えばここの三角点にも黄色いタグが埋め込まれていました。
帰りに見上げた空に拡がる大木の枝葉
再び来た道を戻り小草池が見えて来たら間もなくウォーキングは終了。標高146メートルなのに眺めは抜群の山でした。
タグ:愛知のお山
あの黄色のICタグは各地に付けられてゆくのでしょうか。
今のところ到達し易そうな地点でしか見てませんが、強烈な
藪コギの先で出合ったらそれはそれで嬉しいでしょうね。
by ぬうとりあ (2009-12-17 21:36)
ぬうとりあさん こんばんわ
タグはいずれ全ての三角点に埋め込まれるのかもしれませんね。だとしたら剱岳の三角点にも?タグを付けに行くんでしょうかね?剣岳の点の記には徒歩8時間とあります(^^)
まずは楽に行ける所から設置という事なのでしょう。
by teppan (2009-12-17 23:17)
そう言えば万燈山のコメントをしてなかったですね。近くの茶臼山は数回登った経験がありますが、この山はまだ登ってないです。でも隣の須美北山っての(ローカル名だと思います)には林道歩いてたら着いちゃった事が何年か前にありました。頂上近くまでみかん畑が続いてました。
by ぬうとりあ (2009-12-18 22:25)
茶臼山へは時間がなくて行けませんでした。いずれまた機会があったら歩いてみようと思います。
この山を歩いていたら「私有地につき立入禁止」の表示が何箇所かありました。猿投山もそうですが、里山は一般登山道が整備されていても、ほとんどが私有地なんですね。所有者の意思がはっきりと示されているエリアでは、おとなしく一般道や林道を歩くだけにしておこうと思いました。
by teppan (2009-12-19 09:24)