たんころりんの夜

　愛知県　豊田市美術館にて開催されている、開館記念ウイークイベントの一つ、「たんころりんの夜」及び「ランプシェードの夜」の最終日に写真を撮りに行ってきました！たんころりん」とは愛知県は足助（あすけ）の町で行われている灯りによる町興しイベントの事。その昔、夜道の灯りは「ひょうたん」の底を切ったものに油を注ぎ、それを灯りにしていたそうな。でも、ひょうたんの底は不安定ですぐに転がってしまうので「ひょうたんころりん」となる。略して「たんころりん」。足助では竹で編んだ外枠に和紙を貼ったもので街を照らすイベントを「たんころりん」として毎年開催しています。

　美術館の入口に置かれた特大「たんころりん」

　電気ではなく、本物の炎は人の心に訴えてくるものがあります。

　イベントの一環で、美術館前の池に設置されたスクリーンにもビデオアートが映し出されていました。

　美術館にあるレストランの人々。実は写真まん中から左に写っているのは、レストランの様子が鏡のオブジェに写っているだけなんですよ。

 丸太をくり抜き、側面に絵柄を刻んだランプシェード。愛知県東北部、設楽（したら）在住の宮本典幸氏が間伐材によるランプシェード作り教室をやっておられるそうです。私も氏のブログ「もしかしたら」をよく訪問させてもらっていますが、現物を見たのは初めて。素晴らしい雰囲気の灯りですよ！

今日の豊田市美術館の夜景