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【西三河】雨の寧比曽岳 2020/12/30 [山歩き・ウォーキング]
ガスに覆われた寧比曽岳山頂
旧年中は拙ブログにご訪問下さり誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新年ではなく、昨年末に山を歩いてきたレポートです、よろしければお付き合い下さい。
年の瀬も押し迫った2020年12月30日、山友の”げんた”さんと地元の里山「寧比曽岳:ねびそだけ」を歩いてきました。当初は猿投山をご案内する予定でしたが、雪を踏んでみたいとのリクエストがあり、急遽この山を選択しました。
新年ではなく、昨年末に山を歩いてきたレポートです、よろしければお付き合い下さい。
年の瀬も押し迫った2020年12月30日、山友の”げんた”さんと地元の里山「寧比曽岳:ねびそだけ」を歩いてきました。当初は猿投山をご案内する予定でしたが、雪を踏んでみたいとのリクエストがあり、急遽この山を選択しました。
大多賀峠近くの駐車スペースからスタート。雪が降るかと思ったら雨でした、もしかしたら霧氷が見られるかもと期待していたのに残念。AM8:10
登山道脇にある亀の甲岩、親子仲良く地中に潜っています。亀甲型柱状節理の端面が露出しているとのこと。AM8:17
途中にある休憩所です。登山道がそのまま東海自然歩道になっているので、このような立派なテーブルが設置されています。スタートしてからまだ20分も経過してませんのでスルーしました。AM8:27
霧氷どころか尾根道は水たまりになっていて、”ピチピチチャプチャプらんらんらん”状態。^^;
防火用水です。例年この時期なら完全に凍っていますが融け気味になってますね。
寒暖計は3℃を指していましたが、随分と暖かめでしたね。
それでも、標高が上がってくると残雪が出てきました。
斜度はそれ程でもありませんが、所々融け残った雪が凍っていたりするので気をつけて。
山頂近くになると少し雪が増えてきました。げんたさんは雪道は初めてとのことなので、持ってきた簡易アイゼンの初体験をしてもらいました。凍ってはいなかったのでteppanはキックステップで行きます。(ただ着けるのが面倒なだけ^^;)
山頂に到着しましたが、あたり一面ガスで何も見えません。見通しが良い日ならば南アルプス、富士山、恵那山、御嶽山、遠州灘などを眺める事ができます。AM9:25
新しい山名板がぶら下がってました。
昭和55年の登頂記念碑。何度か来てますが、あるのに気が付いたのは今回が初めてです。
せっかくなので記念写真を撮っておきましょう。令和2年は新型コロナウイルス禍で散々な一年間でした。この年末年始かけても流行は治まる気配がありませんが、新しい年は感染症の流行が終息してくれる事を願うばかりです。
さて!ランチタイムには随分早いけど、この日のお楽しみを始めることにしましょう!AM10:08
寒い冬と言えばコレ!「おでん」ですよね。昨晩仕込んだものを担いできました。実を言いますと、この日はこれを食べるために登って来た様なものだったのです。山頂には屋根付きの休憩舎があるので、雨が降ろうがお構いなしで登ってきました。(^^
まだ時間が早かった上に、ちょっと量が多すぎたかな?と思ったけど完食でした。やっぱり冬のおでんはサイコーですね!
今回初めて極寒冷地用ガスを試してみました。プロパンガスの含有量が多めになっているようで、使っている内に霜が着いて火力は落ちてきますが、十分使用に耐えました。まあ、邪道ではありますが、氷点下でも小皿にサーモスのお湯を注いでカートリッジを置いて温めればブタンガスでも使えない事はありません。危険が伴うので慎重さが必要ですが…
おでんの後はティータイム。予想に反して誰ひとりとして登山者は現れず、雨も止んだのでゆっくり楽しめました。もっとも、年の瀬も押し迫った雨の日に山を登ろうなんて物好きはまず居ませんよね(^^;
景色は望めませんし、目的も達成されたので早々に下山します。AM11:02
良く言えば幻想的な感じの森です。”げんた”さんのオレンジ色のポーチは遠くからでも目立ちますね。猟期に山を歩く際には持ってこいです。
植林地の空を見上げたところ。枝と枝がお互いに干渉しないように伸びるんですね。
この辺りの東海自然歩道は久しく手入れされていないようで、丸太階段の土が流されて歩き難いことこの上ないです。そのせいで脇に2重に踏み跡ができてしまっていました。
上部はずっとこんな感じでした。
往きに通過した休憩所です、気温は4℃。PM0:03
杉やヒノキの植林地は暗くて雰囲気は良くないですけど、針葉樹の落ち葉は膝に優しくフカフカして気持ちが良いです。これまでの経験上、一番感触が良かったのはカラマツ林を歩いた時でしたね。
県道が見えて来たら、
階段を下ってハイキング終了です。とうとう誰にも会うことはありませんでした。
駐車スペースに戻るとクルマが一台増えていました。この場所からショートカットするコースが出来てしまったので、すれ違うことはありませんでしたが、私達以外にも物好きな方がいらっしゃって少しホッとしました。PM0:24
(備忘録)
駐車地:愛知県豊田市大多賀町・大多賀峠登山口駐車スペース
駐車地:愛知県豊田市大多賀町・大多賀峠登山口駐車スペース
マップコード:281 563 096*42
Googleプラスコード:5C3R+P6 豊田市、愛知県
(おまけ)
帰り道に伊勢神(旧)トンネルを通ってみることにしました。途中工事現場が見えましたが、国道153号線の新しい橋を造っているところです。
狭いクネクネ道を登って行くと写真が伊勢神(旧)トンネルです。銘板には「伊世賀美」と刻んでありますね。
このトンネルは心霊スポットとして地元では有名です。随分前に来た時は照明も無く真っ暗で恐ろしい雰囲気でしたが、現在はLED照明で明るくなっていました。
そしてこちらが愛知県豊田市百々町にある、木材商が大正時代に造ったという貯木場跡です。矢作川を木材の運搬手段とし利用ていた時期があったのですね。河川中流域に造られた「水中貯木場」としては、日本で唯一の遺産だそうです。
こちらが樋門です。現在の矢作川の流れはこの場所より随分下になっていますが、昭和5年(1930年)上流に越戸ダムが建設された関係で水位が下がってしまい、貯木場としての役目を終えたとのことです。
豊田市・近代の産業とくらし発見館・解説ページ
http://www.toyota-hakken.com/isanreport/report01.html
teppan家も新年を迎えましたが、結局どこへも出かけませんでした。娘家族と3組で、庭でバーベキューをしたりして過ごしておりました。新年にちなんだ写真がありませんので、ステーキ写真でお許し下さい(^^
本年もよろしくお願い申し上げます。
タグ:愛知のお山
遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も記事拝見、愉しみにしています。
本年もよろしくお願いします。
by Jetstream (2021-01-07 11:18)
Jetstreamさん、あけましておめでとうございます!
旧年中は拙ブログにご訪問・コメント下さりありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。
by teppan (2021-01-08 12:42)