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【奥美濃・本巣七名山】大白木山・岩岳 2018/10/17 [山歩き・ウォーキング]

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場所・山行日 「大白木山:おじろぎやま:1234.34m:二等三角点」2018年10月17日(水)
 岐阜県本巣市根尾黒津、根尾越波 境
「岩岳:いわだけ:999.40m:三等三角点」2018年10月17日(水)
 岐阜県本巣市根尾松田、根尾東板屋 境
ルート 「大白木山」折越峠~山頂 往復   「岩岳」上葛橋~登山口~山頂 往復
歩行距離
「大白木山」6.4/7.7Km(平面/沿面距離)・「岩岳」7.1/8.8Km(平面/沿面距離)
標高差 
「大白木山」登山口~No11地点+-290m No11地点~山頂 +-180m
「岩岳」上葛橋~山頂+-810m
所要時間
「大白木山」04時間08分 05:58~10:06 (休憩時間含む)
「岩岳」05時間32分 11:08~16:40 (休憩・昼食時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら

 ご訪問ありがとうございます。
 今月半ばから幾つか山を歩きましたが、怠慢でなかなかレポートができず2週間近く前のことで恐縮です。

 岐阜県・本巣市観光協会が選定した「本巣七名山巡り」、最初はちょっと無理かな?と思っていましたが、今年6月に念願だった「能郷白山」に登頂を果たし、先月ヤマビルにやられながらも「雷倉」に登頂してきました。こうなったら全山制覇してみようと欲が出てきました。実は7山制覇すると豪華な記念品がもらえるということで、それに釣られてその気になったと言うのが正直なところです^^;

 次なるターゲットは根尾の3山「大白木山」「岩岳」「倉見山」。1日1山ずつでは往復のガソリン・高速道路代も馬鹿にならないので、この際1泊して3山一気に登頂をめざす事にしました。まずこの記事では1日目に歩いた2山のレポートです。


【1.大白木山編】
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 県道255号線から黒津方面への道路へ入る。”国道157号温見峠方面通行止め”表示あり。


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 折越峠の地蔵尊、この横の道路脇スペースに駐車してスタート。


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 峠から温見峠方面へ50m程下った所が登山口。のぼりが立っています。


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 台風による倒木は所々撤去されていました。


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 東の方角から朝陽が昇ってきました。


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 MOTOSU山人会さんの地点表示は全部で22ヶ所。


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 荘在感のあるブナ。


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 急斜面を登って平坦になった所に「根上がり桧」。


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 主稜線に到達するとこの表示版あり。地点表示No11の地点です。(次写真)

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 山頂は右へ折れて鞍部まで下降しますが、左折して東にある反射板ピークへ寄り道します。


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 何の動物のものでしょか?ツキノワグマではなさそうですが…


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 1050mピークにあった反射板。


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 西方向には2つの反射板がある大白木山の山頂が見えました。No11地点まで戻ります。


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 鞍部まで下って登り返したところにある、形の良いブナの木。


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 残り5区間。いったん尾根を外れて狭い山腹道を歩きます。


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 登山道脇の切株。山人会さんにより伐採されたものですね。


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 調査中


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 ヤマハッカでしょうか?


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 歩きにくい山腹道が終わり、主稜線への急登が始まりました。枯れた大木があった。


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 しばらくプラ階段の急登が続きます。下りでは足を踏み外さないように注意。


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 まだらに黄葉したシロモジ。


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 主稜線に到達しました。


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 南側が開けた開放的な尾根を歩き山頂へ。


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 残り2区間。


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 大白木山の山頂です。ツイン反射板が描かれた山名板、手が込んでますね~


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 二等三角点「黒津:1234.34m」。


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 山頂から少し下った所に反射板が2つ。北側の眺めが良い。山頂部は広々としていました。


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 白山には雲が掛かっていました。


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 ピラミダルな男前は屏風山、その左奥が荒島岳で右が経ヶ岳。


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 木曽御嶽山、素晴らしい眺めの山頂でした。


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 尾根を戻る途中からの眺め。手前左端が舟伏山、中央左右に百々ヶ峰と金華山、遠く養老や鈴鹿の山々も見えました。


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 落ち葉の尾根道を戻ります。


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 全体的に黄色で支配されていますが、たまに紅い色づきがあったりします。


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 「根上がり桧」に戻ってきました。実は看板がぶら下げてあるのはヒノキに合体しているリョウブの木です。


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 下山途中に見えた能郷白山。


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 急階段を下りると登山口です。


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 峠に戻って岩岳まで車で移動します。



【2.岩岳編】

  折越峠から車で約1時間走って根尾東板屋集落の奥にある上葛橋を渡り、上葛林道を250mくらい入った所の道路脇に駐車しました。
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 ここからスタートです。



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 林道脇に群生しているのは、



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 ツリフネソウ。



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 ツボミもたくさんありました、かわいい形ですね。



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 こちらはアザミの仲間。



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 上葛橋まで戻って、橋の手前を左折(北東へ)。



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 畑の中を歩いて道の終点まで行きます。ここは地元の方が畑仕事に出入りしますので、駐車はしないようにして下さい。



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 道路の終点が登山口です。



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 7月にハチに刺された人が居た様です。最近では襲われたというレポートはありません。秋の一番危険な時期は過ぎた様です。



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 斜面を登って、このコンクリート貯水槽の所で右へ曲り、急な山腹道を登ります。



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 このタンネの会の標識の地点から尾根道へ。



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 しばらく枝が散乱して歩き難い溝道が続きます。



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 CD板の地点表示。



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 ネジキ坂。道の両脇にそれらしい木がたくさんありましたが、アセビと区別が付きませんね。



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 CD板表示は大部分壊れて無くなっていました。



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 この1枚だけ元の位置に紐で縛っておきました。



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 この後はCD板の代わりに数字のテープが多くなります。



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 固定ロープが見えて来ました。



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 かなりの急坂です。すでに2山目なのでヘロヘロ…^^;



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 あと8区間か…



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 一つ目小僧に見られてますね^^



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 一旦平坦な地点に着くと、そこが「イワウチワ平」。名前の通りイワウチワが多くありました。



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 剥がれる様に割れてしまったブナの木、台風の爪痕です。



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 「憩い凹」の表示。2重尾根になっていたので、そのの間のことかな?



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 尾根が痩せている地点に着きました。



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 ここから見えたのは、


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 今年6月に歩いた奥美濃の盟主・能郷白山です。



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 急坂の連続でもうヘロヘロ…^^;



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 やっとの思いで山頂に到着、静かです。



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 三等三角点「檜山:999.40m」



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 ここで遅い昼食、誕生日仕様のカップヌードルです。



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 お昼近くのスタートでしたので、暗くなる前に急いで下山。激急下りが大変!



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 ロープにつかまりながら必死に下ります。



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 かなり下ってきました、もう足はガクガク。



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 整然と並ぶ杉の植林。



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 タンネの会の標識、ここまで降りてくるとホッと一息。



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 山腹道は狭いので油断しないように。



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 貯水槽を通過して、



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 無事登山口に付いてヤレヤレ。



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 道路脇に咲くミゾソバの花。



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 上葛橋。根尾東谷川は美しい清流です。



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 駐車地に戻って登山終了。



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 車でうすずみ温泉に移動して汗を流しました。この日はここの駐車場で車中泊させてもらいました。



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 お風呂の後は温泉近くの飲食店へ。



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 泊まりなのでこれ行っちゃいます!お疲れさまでした~^^



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 アユの塩焼き、美味しかったです。



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 蕎麦で締めくくり。いやあ~長い一日でした。明日は残りの1山を登ります。

 翌日登った3山目の倉見山記事はこちらをクリック!


(あとがき)  
1泊山行の1日目はteppan夫婦にとってはかなりのハードスケジュール。しかもこの3山にはもれなく急登が網羅されており、予想通りヘロヘロ山行が待っていたのでした。(´Д`) 
 たぶん七名山の指定がなければ歩く事がなかった3山ですが、選定のおかげで奥美濃ならでは?の山深さをタップリ味え、根尾という地域がどんな所なのかを知る良いキッカケになりました。

(備忘録)

・駐車地
【大白木山:おじろぎやま】
 樽見駅付近から国道418号線へ入り、途中から県道255号線へ。板屋トンネルを抜け根尾東谷川沿いを北上。途中から温見峠方面(現在温見峠方面通行止め表示あり)へ左折し、折越峠にある地蔵尊付近の道路脇(2~3台可)に駐車。

【岩 岳:いわだけ】
 国道418号線から根尾東板屋集落へ入る。集落の北外れにある上葛橋を渡って上葛林道に入り、250m程進んだ所にある林道脇のスペースに駐車(2台程度可
・登山道情報
【大白木山】
 折越峠から50m程下った所が登山口で反射板管理道を歩く。本巣山人会さんによる地点表示(全22個所)あり。 序盤は緩やかな登りだが、「根上がり桧」手前数百メートルは急な尾根歩きで下山時スリップ注意。「地点表示No11」で主稜線に出て右折(南西)が山頂方向で、ここから一旦鞍部まで下る。登り返しは足場の悪い狭い山腹道で歩きにくくスリップ転倒注意。途中から急斜面のプラ階段を急登して主稜線に乗る。そこから山頂まではは眺めの良い尾根歩き。
(MOTOSU山人連絡協議会登山地図)↓
【岩 岳】
 根尾東谷川に架かる上葛橋を渡り、北東へ舗装路を歩き畑の中を終点まで登った所が登山口。スズメバチ注意(7月時点)の表示があるが今回は遭遇しなかった。秋の一番危険な時期は過ぎたと思われる。 本巣山人会さんによるCD板の地点表示(全21個所)があるが、現在大半は壊れて脱落していた。

 登山口からは北へ斜面を登る。コンクリート貯水槽の所を右へ入り、トラバース気味に山腹を登る。タンネ会の標識から尾根へ乗ると本格的な山道となる。枝が散乱した溝道が続き歩きにくい。
 「胸突き八丁」の表示付近からは固定ロープが設置された急斜面区間が250mほど続くので、下山時はスリップ転倒注意。
(MOTOSU山人連絡協議会登山地図)↓
※いづれもヤマビルが出没する山ですが、この日は遭遇しませんでした。

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