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那須ヶ原山 奥余野より周回 2017/12/21 [山歩き・ウォーキング]

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 北打山から伊賀市街地方面の眺め

場所・山行日
「那須ヶ原山:なすがはらやま:799.64m三等三角点」
「三ッ頭山:みつがしらやま:774m独標」「三国岳:みくにだけ:690m」
滋賀県甲賀市・三重県伊賀市・亀山市 境 2017年12月21日(木)
ルート 奥余野森林公園P~ゾロ峠~北打山~小平山~加太不動滝~三ツ頭山~那須ヶ原山
~三国岳~ゾロ峠~奥余野森林公園P
歩行距離 13.8Km/16.6Km(平面/沿面距離)
標高差  奥余野公園P~ゾロ峠+230m  ゾロ峠~小平山+150m 小平山~不動滝入口-350m
不動滝入口~三ツ頭山+400m 三ツ頭山~那須ヶ原山+40m 三国岳~ゾロ峠-155m
所要時間 09時間15分 07:33~16:48 (休憩・昼食時間含む)
Google earth鳥瞰図はこちら


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 まずは御在所SAの”とんてき丼”でカーボローディングしておきます。



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 名阪国道を下柘植ICで降りて奥余野森林公園駐車場へ。ここがスタート地点です。水洗トイレあり。
以前ここへ来た時は常に駐車されている四輪駆動車がありましたが、現在は停まっていませんでした。



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 市場谷沿いをゾロ峠へ向かいます。峠までは東海自然歩道です。



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 2度ほど渡渉したあと植林地へ。



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 杭の上に二段積みケルン。



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 ゾロ峠到着 ”ぞろぞろ峠”と表示あり。 南(右)へ向かいます。



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 東海自然歩道を離れて稜線を行きます。途中東方向の眺め。鉄塔を載せた仏ヶ平が見えます。



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 登るにつれてだんだん展望が開けてきます。振り返ると那須ヶ原山&三ツ頭山。あとであそこを歩く予定。



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 落葉した木々に日光が当たってきれいですね。



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 急な北打山の登りにはロープが設置してあり助かりました。



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 北打山は西側が開けていて眺めは抜群。伊賀市街地方向が良く見えました。



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 南は手前に旗山と奥に霊山。



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 合成パノラマ(クリックで拡大)



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 手作り表示版がありました。



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 サルトリイバラの実。



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 小平山ー旗山分岐。



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 小平山へはアセビトンネルの快適な稜線歩き。



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 鈴鹿でも最南部ですがブナの木がありました。



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 小平山(烏山)717m独標。ハッキリとした踏み跡が南へ続いていました。



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 東のバリエーションルート尾根を下る。上部は尾根筋が曖昧で、南に降りるテープに惑わされる。



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 急斜面を東寄りへ方向修正中。



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 急な尾根をひたすら下ると谷が見えてきました。



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 東海自然歩道の橋にピンポイントで着地。渡って下流へ向かいます。



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 橋を渡るとまさかの激急階段。急な登下降のジェットコースター道… 水平に造れなかったのかな?



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 目の前に手が着ける程の急斜面を登ったら、



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 すぐに急降下…



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 加太不動滝の真上。幽谷の雰囲気です。



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 不動滝の滝壺へは二つ目の橋が無くなっていて行けなかった。写真は一つ目の橋を渡って振り返ったところ。



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 途中にある良い雰囲気の滝、橋の上から。



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 大日滝はこれ? 奥に階段みたいなのがあるけど…



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 広場が見えてきました。



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 ここで早めのランチにしました。



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 広場から東海自然歩道へは、ここを左に入ります。



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 バイクの残骸があった。



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 しばらくは谷間の高巻き道。



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 椿谷右俣沿いの東海自然歩道。



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 谷の合流地点は導水管の上を通過します。



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 間伐作業がつい最近まで行われていた様子です。



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 こから渡渉して対岸の尾根に取り付きました。



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 急勾配の尾根。614mピークを経由して三ツ頭山へ続く、長く辛~い登り。



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 三ツ頭山西峰。主稜線には積雪がありました。



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 すぐ急降下、雪が乗っているので慎重に。



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 積雪は深い所でこの程度、凍ってなくて幸いでした。



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 ちょっと緊張する地点。



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 那須ヶ原山の頂上到着です。



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 扉を開いて神社に参拝。



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 三国岳へ向かう途中から見た錫杖ヶ岳。あの稜線も縦走してみたい。



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 雪の乗った稜線を進みます。



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 主稜線はヤセ尾根のアップダウンが続き油断できません。



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 686m独標ピークを過ぎて到着した鞍部はキレットになっていました。登り返しは見上げる様な岩場。



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 高度感タップリです。



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 岩を縫うように慎重に登る。



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 ここは左に巻き道あり。



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 ようやく三国岳に着いてホッと一息 近江・伊賀・伊勢の境にあることから付いた名だそうです。



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 急な山腹を下っているところ。


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 山腹を急降下して倉部山に到着。



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 途中見えた伊賀市街地方向。



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 倉部山からは快適な稜線歩き。すいぶんお陽さまが傾いてきました。



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 ゾロ峠に着いて周回完了。



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 あとは午前中歩いた道を駐車場を目指して下るだけです。



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 夕陽に向かって。



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 日没前に無事帰還できました。お疲れさまでした。





(感想)

 油日岳~小平山~旗山は以前周回した事がありましたが、その時はあいにくの雨で展望は全くありませんでした。今回はそのリベンジを兼ね、那須ヶ原山を加えて大きめの周回コースで歩いてきました。昨日も短い時間でしたが山を歩いたばかりで疲労が残る中、無事周回できるか少し不安はありましたが、なんとか歩き通すことができて良かったです。
 那須ヶ原山~三国岳間は今回初めて歩きましたが、ヤセ尾根のアップダウンが延々と続く、なかなかハードな稜線でした。鈴鹿南部は北中部に比べて標高が低く地味な印象ですが、実際に歩いてみると味わい深い山がたくさんあります。時折街の音も聞こえてくる様な里山らしさがある反面、この日は誰一人として会うこともなく、静かな山歩きを楽しむことができました。玄人好みの渋いエリアです。

(コース状況)
【駐車場~ゾロ峠】
歩きやすい”市場谷”沿いの東海自然歩道

【ゾロ峠~小平山(烏山)】 北打山の登りは急な砂ザレ斜面で補助ロープあり。旗山分岐から小平山の間は歩きやすく快適な稜線。

【小平山~加太不動滝】
小平山から東方向へ急な尾根を下って東海自然歩道に着地する。下り始めはアセビが繁り、尾根筋がハッキリしないので方向注意(バリエーションルート)。南の国道25号線へ下りるテープ指標に引っ張られない様に注意。不動滝は橋が無くて滝壺には近づけなかった。

【加太不動滝~三ツ頭山】
しばらくは東海自然歩道をバンドウ山方面へ進む。西島峠手前400mあたりから沢を渡渉して、三ツ頭山西峰より伸びる尾根に取り付き急登する(バリエーションルート)。

【三ツ頭山~那須ヶ原山~三国岳】
鈴鹿山脈の主稜線歩き。ヤセ尾根の急な登下降は転滑落注意。
686m独標ピークを過ぎ、三国岳の手前に補助ロープが設置されたキレットがありますので通過は慎重に。

【三国岳~ゾロ峠】
途中急な山腹を巻く地点があるのを除いて快適な尾根歩き。

タグ:鈴鹿の山
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