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近江鈴鹿 万野・大見晴・鈴ヶ岳・茶野 周回 後編2017/4/19 [山歩き・ウォーキング]

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 整った鈴ヶ岳と御池岳の姿、茶野山頂から



場所・山行日  「万野:まんの 774.86m 三等三角点」「大見晴:おおみはれ 820m 独標」
「鈴ヶ岳:すずかたけ 1130m 独標」「茶野:ちゃの 938m 独標」
滋賀県犬上郡多賀町・東近江市 境 2014年4月19日(水)
ルート   大君ヶ畑・白山神社~万野~大見晴~ミノガ峠~桜峠~鈴ヶ岳
~桜峠~茶野~大君ヶ畑
歩行距離 12.8Km/14.0Km(平面/沿面距離)
標高差  白山神社~万野+470m 万野~大見晴+50m 大見晴~ミノガ峠-35m
ミノガ峠~桜峠+130m 桜峠~鈴ヶ岳+-210m 桜峠~茶野+23m
茶野~駐車地-630m
所要時間 08時間02分 06:58~15:00 (休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック!   Google earth鳥瞰図はこちら


 近江鈴鹿・マイナー山周回レポートの後編です。桜峠に到着してからの続きになります。
 前編はこちらをクリック!


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 桜峠に建つ鉄塔横からの眺め。クネクネと蛇行する国道306号と正面に見えるのが三国岳。



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 国道写真を拡大したところ、斜面が崩落している地点が見えます。



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 そろそろ鈴ヶ岳の福寿草が咲いているかもしれませんので、桜峠から往復して見に行ってみます。



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 雑木林の開放的な尾根が続きますが、斜度がある場所では滑りやすい土に苦労しました。



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 オニシバリの小さな花。



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 これはネコノメソウの仲間。たくさん咲いていました。



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 この仲間も種類が多いので同定は難しそう。詳しいサイトで調べてみると「ホクリクネコノメソウ」という種類の様です。指先と比べてもらうとその小ささが解ります。



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 ところどころ石灰岩が露出する尾根を南東へ。



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 鈴ヶ岳山頂直前にあった石垣。ヤマレコユーザーさんからの情報によると、以前はここに反射板があったと言うことです。



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 鈴ヶ岳山頂に到着です。無粋なドラム缶が転がっているのは相変わらず、反射板に関係があるのかもしれませんね。



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 今日のお目当ての一つがこの花達。ここは福寿草の楽園です。



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 ここ数年に比べて春の訪れが遅く雪解けが遅れたせいで、ちょうど今見頃となっていました。



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 山野草の中でもとびきり明るくて大きな花。福寿草に出会うと宝物を見つけたように嬉しくなりますが、必要以上に周りを踏み荒らさない様にしたいです。



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 本日の山メシは、いつものカップ麺に養老SAで買ってきた柿の葉寿司と燻製玉子が加わっていつになく豪華(^^



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 踏み跡の脇に咲く福寿草を眺めながら食後のコーヒー!



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 鈴ヶ岳を後にして明るい尾根を桜峠へ戻ります。ただ、この土質は下りだと特に滑やすくて油断できません。



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 変わった花を見つけました。ネットで調べてみるとフサザクラと言う木でした。花びらが無く芍が集まっているのだそうです。



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 こちらはバイケイソウの若葉。コバイケイソウと違って主に林床に生えます。毒を持つのでシカも食べない。



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 桜峠まで戻ってきました。見上げているのは特徴ある烏帽子型鉄塔。
鉄塔近くの雑木が白い紐で囲われていましたが、たまたま作業をしていた方に伺うと、鉄塔管理のお仕事で植生の調査なのだとか。



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 桜峠から今度は西方向へ。相変わらず気持ちの良い稜線歩きです!



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 途中から振り返って見た鈴ヶ岳。



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 茶野の独標に到着。石灰石が散らばっていました。



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 独標からの鈴ヶ岳と御池岳。鈴ヶ岳の左に少しだけ鈴北岳が見えています。



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 茶野の山頂部は面白い形状をしていて、大ざっぱに表現するとL字形です。左へ回り込んで向こうに見えるピークへ向かいます。



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 風雨で洗われて凹凸の無い土の斜面。どことなく鈴鹿中部にあるクラシ~銚子の雰囲気に似ている気がします。



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 北には霊仙山。この冬スノーハイクに出かけようと計画していましたが、タイミングが合わず実行出来ませんでした。最初に登頂してからすでに8年が経過して、これまで歩いた鈴鹿の山の中で一番遠ざかっている存在。



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 奥のピークに山名表示がぶら下げてありました。茶野とは面白い呼び名ですが、近くでお茶が栽培されていた頃があったのかもしれませんね。



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 南側を眺めると富士山型の突起がチョコンと見えますが、あれが天狗堂です。憧れながらも未登頂の山です。



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 石灰岩の上を歩きながら茶野山頂部の一番西端まで来ました。真下に午前中に歩いてきた大見晴と万野が見えています。今日は霞んでしまってますが、琵琶湖も良く見えるはずです。



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茶野山頂部のパノラマです。昔は木が生えて展望が無かったとの事ですが、現在はご覧の通り素晴らしい眺めが楽しめます。(写真クリックで拡大表示)



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 山頂部の一画に雪解けでできたと思われる水たまりがありました。



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 水の中を覗いてみるとカエルの卵がいっぱい。こんな場所でも逞しい生き物の営みを見ました。



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 茶野から西にも明るい尾根が続きます。



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 尾根をどんどん下って729m独標に着きました。ここにも石灰岩が集まっていました。



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 花はすでに終わっていましたが福寿草がありました。



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 尾根上のピークの先にある鉄塔。霊仙山が見える。
 


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 南西に見えるのが歩いてきた大見晴と万野です。



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 ガイド本には独標の手前300mあたりから右へ下る鉄塔巡視路が解説してありましたが、今日はさらに鉄塔の先へ下ってから右の植林地へ急降下しました。



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 植林地の山腹道です。細かったり、倒木でふさがれていたりしたので、気をつけて通過。



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 クロモジの花。



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 やがて尾根上の溝道に変わり、途中から左へ曲がると明るい山腹になる。



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 白いタムシバの花。コブシやハクモクレンとそっくりですが、山中に自生するのはほとんどタムシバです。



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 麓近くの広場に出ました。以前は何か耕作でもしていたのでしょうか?2本ある木は桜です。



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 ヤマエンゴサク とても小さな花です。



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 やっと国道が見えて来ました!今日も無事戻ってこられました。大君ヶ畑の神様に感謝です!



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 おしまいは帰りに立ち寄った東近江市箕川町にある惟喬親王御陵。



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タグ:鈴鹿の山
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コメント 2

水鵬

こんちは~
さすが、ローカルコースですねw
私も知らないw
後で鈴鹿のMAPで調べてみよぅ~
天王山でも見かける残雪の様な花は「コブシ」ではなく、「タムシバ」なんですね~
鳩吹山の北回りルートの川沿いには「シデコブシ」が自生しているんですよ。
福寿草もかわいいですね~
これからの時期は春の花を楽しめる良い季節ですね。
by 水鵬 (2017-04-24 19:39) 

teppan

こんにちは水鵬さん
どうも人が少ない山へ好んで行く特性があるようでして^^;

平日なので元々人が少ない曜日ではあるのですが、藤原岳とかだとそれでも人がたくさん居ます。やはりこの時期は春のお花目当てに山へ繰り出す人が多いですね。
コブシとハクモクレンとタムシバはどれもソックリですが、平地じゃなくて山で咲いていたら、だいたいタムシバです。葉っぱを噛むとキシリトールの香りがして気分転換になります。(受け売り)

シデコブシはひらひらとした花びらがいいですよね!
福寿草は言うまでもなく春の女王です。

いやあ~楽しみな季節になりました~^^
by teppan (2017-04-25 12:33) 

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