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渥美半島 鬼堕ロングトレイル整備 2017/1/21 [山歩き・ウォーキング]

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 1月21日(土)は愛知県・渥美半島にある縦走ルートの整備に行ってきました。写真は太平洋からの御来光。 


場所・山行日鬼堕ロングトレイル「光岩~越戸大山」 愛知県田原市2017年1月21日(土)
ルート 光岩登山口~光岩~赤羽西山~小菩薩峠~鬼堕三角点~大山~トンネル南口
歩行距離9.8Km/10.7Km(平面/沿面距離)
標高差 光岩登山口~赤羽西山+160m 大山~トンネル南口-250m (累積標高+1590m※参考値)
所要時間07時間50分 07:46~15:36  1.25Km/h(休憩・昼食・ルート整備時間含む)
実測ルート図はここをクリック!   Google earth俯瞰図はこちら

 愛知県南部・渥美半島には、標高こそ低いですが歩き応えのある山々が連なっています。「赤羽根西山」の光岩と「越戸の大山」の間に続く尾根筋に、昨年「鬼堕(きおとし)ロングトレイル」というハイキングルートが、地元田原市のボランティア団体「たらめ会」さんによって開かれました。開通から約一年が経ち、そろそろ再整備が必要じゃないかと言う事で、山SNS「ヤマレコ」のユーザー有志で手入れを兼ねて歩く事になりました。

 ヤマレコのレポートはこちらをクリック! 
 みんなの力で縦走路を盛り上げろ!~鬼墜ロングトレイル整備~

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 田原市赤羽根町にある道の駅「あかばねロコステーション」に集合したメンバー達。途中で合流した人を加え、合計8名による登山道整備ハイキングです。
 

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 今回の隊長kameさんのアイデアで、ご来光を見てから出発しよう!ということになり、海岸にある展望台へ。
 

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 ここ赤羽根海岸はサーフィンが盛んで、いざという時のために津波避難場所が表示されていました。
 

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 御来光を待つメンバー。今日は北寄りの強風でとても寒かったです。
 

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 寒さに震えて待つこと15分、美しい日の出を拝むことができました!
 

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 あつみ大山トンネル南口に車をデポし、赤羽根西山の光岩登山口に移動してスタート。

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 武器を携えていざ出陣じゃ!(^^)
左からnakoeさん、ritaさん、totokさん、daishohさん、teppan夫婦です。(kame隊長撮影)

 

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 階段道を登って光岩に到着。眺めの良い場所です。今日はよく晴れました。
 

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 光岩の上から。条件が良いと富士山も見ることができる。ここからいよいよ本格的な山道が始まります。

 

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 まず赤羽根西山の東ピークに立ち寄る。この後すぐitooさんが合流しました。
 

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 そしてこちらが西ピーク、赤羽根西山の山頂です。
 

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 少し切り開かれていて遠州灘が眺められますよ。
 

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 西峰の三等三角点「八王子村」218.59m。全員タッチ(その1)
 

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 nakoeさんは山道整備はお手のもの!柄の長い登り鎌(造林鎌)でシダ刈りを一手に引き受けて下さいました。
 

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 我が妻とritaさんはテープ指標の補強。

 山中でのテープ指標に関して否定する向きがある事は知っています。「自然に浸りたくて山に入るのに、無粋なテープが見ると興ざめだ!」とか、「そもそも案内が無いと山を歩けないこと自体話にならない!」とか、テープを見かけると外してしまう人も居るようで、その気持ちも解ります。

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 テープ指標は間伐する木の目印や、境界の目印に使ったりする他、キノコ取りなどで山に入った際に目印で付けるもので、取りのぞいて帰るのが礼儀だと聞いています。実は私もテープ指標は諸手を挙げて賛成ではありません。
 
 でも時代は変わって、以前とは比べものにならない程山に向かう人が増えてきました。老若男女・自然に親しみたいという気持ちは誰にでもあり、今や登山は限られた一部の人達だけの道楽ではなくなりました。誰にでも安心して歩いてもらうには、手軽なテープ指標は必要ではないかと思っています。もちろん度が過ぎてはいけませんが… 

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 小菩薩峠(たらめ会命名) 
 車の無い時代に隣村に行くには、峠を越えるしか方法が無かったに違いありません。馬頭観音像はそうした時代の証人です。一日がかりで大変な峠越え、苦労が忍ばれますね。
 

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 小菩薩峠から西へ登り返すと標高160mの猿田山に到着。たらめ会さんによる看板が設置されている。
 

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 少し下ると「見晴岩」展望地。岩に乗ると三河湾が見えます。
 

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 女性陣は指標の補強。
 

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 男性陣は邪魔な枝や倒木の処理をしながら進みました。
 

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 太い倒木はノコギリで処理。nakoeさんのパワーには皆ビックリです!(゚Д゚)
 

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 kame隊長の後ろ姿。尾根芯を行けば確実なんですが、巻き道になっている地点も多くあるので指標を探しながら進む。でも小尾根や他の踏み跡があって判りづらく、時々誘われて間違ったりしました。
 

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 今回自分的に重点整備したかった、鬼堕三角点までの往復ルート。totokさん達の強力なルーファイ力で無事三角点に到達!ほんと頼れる仲間達です。以前来た時は判りづらかったのですが、かなり良くなったと思います。

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 四等三角点「鬼堕:きおとし」156.00m 全員タッチ(その2)
ルート名の元になった地名。ちなみにこの近くで発掘された鬼堕古墳が、現在伊良湖岬付近に復元保存されている。

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 鬼堕三角点から縦走ルートに戻ってランチタイム。これもkame隊長の発案で、皆が持ち寄ったラーメンを集めて、どれを食べるかくじ引きで決めました。面白いアイデアです!
 

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 ”松茸山”の注意書きがありました。その時期(10月~11月)には入らない様に。
 

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 トンネル北口分岐地点。看板の裏には遊び心で「豚寝北口」と書いてありますよ(^^)
写真に写っている斜めに倒れていた松の枯れ木も退かしておきました。 

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 広々とした道に出た後は整備から解放され、大山の頂上目指して進みます。
 

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 梔岩からの眺め。雨乞山、七ッ山の向こうに三河湾が見える。
 

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 頂上近くの日陰にはなんと残雪がありました。先週の大雪の残りですね、暖かいと言われる渥美半島で見るとは驚きです!
 

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 鬼堕ロングトレイルの終点、大山の頂上に着きました。
 

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 一等三角点「大山:おおやま」328.03m 全員タッチ(その3)
 

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 展望台から。あれれっ!景色の写真は? 撮り忘れました^^; 伊良湖岬、志摩半島、神島などが見えますよ。
 

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 来たルートを少し戻ってから分岐に入ってトンネル南口のデポ地点へ下ります。広々として雰囲気の良い谷です。
 

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 石組はかつての生活の名残です。こんな場所にも小さな棚田の跡があり、水の確保が大変だった昔の渥美半島での生活が忍ばれます。現在は豊川用水が引かれており、日本でも有数の野菜産地となっています。
 

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 トンネル南口の駐車スペースに着きました。デポしてある車に乗って、再び光岩登山口へ向かいます。
 

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 kame隊長とrita影隊長による総括。皆さんのおかげ一通り整備ができました。お疲れ様でした!
今後多くのハイカーの皆さんに歩いていただき、渥美半島を代表するハイキングコースになってくれる事を願っています。


タグ:愛知のお山
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コメント 8

げんた

お疲れ様でした。
ココが開通して1年ですが、teppanさんやヤマレコユーザーさん達がコツコツと歩いて頂けたことにより、踏み跡がかなりしっかりしてきましたね。
本来なら地元のたらめ会が整備をしなければならない所を、今回は本当にありがとうございました。
これを機に、自分も頑張らないと?Y氏にもハッパをかけときますね?
by げんた (2017-01-25 13:36) 

totok

てっぱんさん達と、楽しく登山道整備ができて良かったです。
風が強いのには、参りましたが。
みなさんに少しでも知ってもらって、歩いてもらえるといいですね。
我が家も、いつか二人で歩きにいきますね。

テープ指標については、私もてっぱんさんに近い考えです。
山はあるがままに受け入れたいと思っております。
テープがあれば、ありがたく使わせてもらうし、なければ自分で何とかしたいです。
ヤブも道がなければヤブコギすれば良いと思っています。
でも、仰るとおり、多くの人にも歩いてもらいたいですから、今回のような活動は、とても意味のあるものだと感じます。
まとまってなくて、スイマセン。
by totok (2017-01-25 15:50) 

teppan

こんにちは!げんたさん

昨年2月にヤマレコでこのルートを紹介させて頂いて以来、何人かの方が歩いて下さいました。興味を示す方が居て嬉しかったですね。

今回、初めての人を案内するにあたって、どうせなら皆で整備しながら歩こうということになりました。参加メンバーの中にはヤマレコ内で知名度の高い方が居ますので、レコを見て歩いてみようと考える人がきっと現れると思います。

元々はげんたさんとY氏さんの頑張りを紹介したくて鬼堕をヤマレコにアップしました。無駄にならなくて良かったです。衣笠周辺のように、田原の定番ハイクコースになってくれるといいですね
by teppan (2017-01-25 16:09) 

teppan

totokさん、先日はお疲れ様でした。おかげで楽しく歩けました。

 このルート、久しぶりに歩いてみましたが、やはり判りにくい個所がありましたね。でも今回の軽整備で幾分歩きやすくなったんじゃないかと思います。
 今回感じたのは倒木の多さです。風が強くて木には過酷な環境なんですね。昼食を食べた地点にあった、寄りかかっていた枯れ木。倒したときに危うくkameさんにケガを負わせてしまうところでした。次の機会にはもっと注意を払って行動しなければいけないと反省しきりです。歩くときも頭上に注意が要りますね。

 テープ指標は必要最小限で!がよろしいかと思います。

 七ッ山も一度歩いてみたいですね。
by teppan (2017-01-25 16:27) 

Y氏

こんばんは、Y氏です、鬼墜ロングトレイルの整備ご苦労様でした!たくさんの方に加わって頂き感謝、感謝の言葉しか有りません、少しずつ展望も良くして行きますョ~いずれ、七つ山も!
by Y氏 (2017-01-26 21:07) 

teppan

Y氏さんこんにちは!コメントありがとうございます。

お二人が頑張って開いたルートです、ぜひ多くの人に歩いてもらいたくて、微力ながらお手伝いさせて頂きました。
途中の展望地が整備されれば、さらに魅力的なルートになると思います。期待してます!

七つ山は東三河山ぽ会さんのハイクレポートを見たメンバーの一人が興味を持っていて、3月頃になると思いますが、今回の人間を中心に一度歩きに行こうという計画が持ち上がっています。みんな藪コギ好きなんですね^^;
by teppan (2017-01-27 09:58) 

げんた

こんにちは。事後報告になりますが、コチラの記事とヤマレコの記事を
リンクさせて頂きました。ホントにありがとうございました。
by げんた (2017-01-28 16:50) 

teppan

げんたさん、リンクありがとうございました!
by teppan (2017-01-28 16:58) 

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