猿投山 南側を周回 2015/6/25 [山歩き・ウォーキング]
今日は愛知県豊田市・瀬戸市境にある猿投山のハイキング
朝の光を浴びる東の宮鳥居(写真クリックで拡大表示)
場所・山行日 | 「猿投山:さなげやま:628.98m」2015/6/25(木) 愛知県豊田市・瀬戸市 境 | ||
ルート | 猿投神社P~東昌寺~南東尾根~東の宮鳥居~大岩展望地~城ヶ峰~猿投神社P | ||
歩行距離 | 9.2Km(平面) 11.0Km(沿面) | ||
標高差 | 駐車場~東の宮鳥居+320m 東の宮鳥居~城ヶ峯-150m 城ヶ峯~駐車場-170m | ||
所要時間 | 05時間01分 04:54~09:55 (休憩・朝食時間含む) 実測ルート図はここをクリック! Google earth俯瞰図はこちら |
今日は地元の里山「猿投山:さなげやま」をのんびり歩く。山の南側を周回して山頂にも立ち寄らない緩~いハイキングでした。
早朝の駐車場。車はほとんど停まってません。実は夜明け前にスタートしようと意気込んでいたんですが、起きられずにすっかり明るくなってしまいました… AM4:50
今日は東昌寺の北側を右に入って南東尾根(尾根コース)を目指します。取り付きの峠までは薄暗くて寂しい道を行く。野鳥の鳴き声が妙に澄んで聞こえるのは早朝だからでしょうか?AM5:08
277mピーク到着。このコースを初めて歩いたのは8年前。その時は間違えてこの地点を真っ直ぐ北へ進んでしまったんですが、今は良く踏まれていて判りやすくなりました。AM5:26
猿投山頂の展望地。周りの木が伸びて見通しが悪くなってきました。AM5:30
おっ!こんな所にカンアオイ。(尾根道の途中で…)
「ソファー石:”猿投山でもう迷わない”さん命名」。座りたくなる形とちょうど良い高さです。このあたりからも山頂から城ヶ峯にかけてグルリと良い展望がある。AM5:36
一旦急降下した所にシイの巨木がありました。
スギの木に絡む太い蔓。すごい造形。
鞍部の分岐地点。トロミル水車へはここを左。右は深見へ行ける。エスケープルートがあるのがこの尾根コースの良い点です。AM5:50
しばらく尾根をあるいて掘割コース(右下)分岐地点。猿投川の本流に沿って尾根が伸びています。コースはここを右上へ行きますが、ちょっと寄り道して左の谷へ。AM6:39
猿投川本流にある堰堤。広沢川と違って砂防ダムが多いですね。
ヤマアジサイでしょうか。この季節、暗い谷で白い花がすごく目立ちます。
そのまま谷沿いの荒れた道を進むと車道に出ました。猿投川の本流は道路を潜ってさらに上へ(写真)。AM6:50
車道を歩いて東の宮鳥居を目指します。猿投川の本流を覗くとご覧の通り荒れ放題。 昔このあたりから地形図の破線を辿って猿投川沿いに突入してみたことがありますが、藪藪だったのを良く覚えています。
猿投川は支谷もたくさんあります。本流は最終的には深い谷になって、東の宮の最高点の南に突きあげて終わっています。谷の斜面は45度くらいあり、猿投山中でもっとも深い谷の1つです。
展望台入口通過。AM7:16
今まで気が付きませんでしたが、道路沿いにフタリシズカの群生がありました。花はもう終わっているようです。
東の宮鳥居前に到着。今日は山頂はパスして大岩展望地へ。AM7:25
この山の良い点は山頂に行かなくても十分楽しめるというところです。
大岩展望地。梅雨の晴れ間の今日は水蒸気?のせいか遠くは見えません。AM7:37(写真クリックで拡大表示)
ここで山朝ごはん。稲荷寿司とインスタントなめこ汁。パックに入ってますけど自分で作ってきましたよ~
ちなみに、我が家では相方が仕事で遅くなると、お惣菜の夕食が多いです。それでこうしたパックがたくさんあるんですが、パックのラベルをじっくり見ると、食べる気が起きなくなるくらいたくさん書かれています。そして添加物の多い事。保存料代わりのPH調整剤とか、最近流行りのゼロカロリー飲料には甘味料(アスセ・・・・K)とか 、内容はよく解りませんが、たくさん摂ると体に悪そうだと容易に想像できます。
自分が子どもの頃から使われだした添加物や人工甘味料。今さら遅いと言われればそれまでですが、もはや無添加物食は自分で作るしかないようです。(今回の稲荷寿司は、米・油揚げ・丸大豆醤油・きび砂糖・塩・純米酢・いりごまで作りました)
「カラカラッ」と音がしたので見上げると空き缶風車が勢いよく回っていました。
大岩展望地付近には他にも大きな岩がゴロゴロしてます。
東海自然歩道と武田道分岐地点。今日は真っ直ぐ武田道へ。AM7:57
武田道を少し下ったここでちょっと…
バリルートなどで少々危険な斜面があった時に、安全に通過できるようロープを使って実習。
後続者を確保した登りと下降。
単独下降。こういうのは実際にやってみないと解りません。家ではなかなか試せないので…
そしてこれ、案内地図にあったこの大崩壊地形
絵地図の場所だとこのあたりですが、たぶんここじゃないでしょうねえ…
ウラジロが斜面にビッシリ!緑がとてもきれい。
ヒメヤシャブシの実
葉っぱの裏はこんなで、側脈がやたら多い。
南アルプス展望地。今日は霞んで見えません。ただ、周りにこんな植物が生えていました。AM9:00
ヤマウルシです!海上の森や猿投山ではけっこう見かけますが、かぶれる恐れがあるので葉や枝を折ったり切ったりしないよう注意して下さい!
名古屋方面の展望地。
南東方向に視界が開けていて眺めが良い。
城ヶ峯展望地と、おなじみ也金さんの焼き物プレート。AM9:12
眺めを楽しんだ後、下りの途中で男性二人と一緒になった。このあたりから大勢のハイカーとすれ違いますが、皆このお二人と顔見知りのようです。何度も猿投山を歩く内に自然と顔を覚えたそうで、中には年間300日以上通っている人も居るそうです。すごいなあ!
おお~っと! こんなところに轢死体が… 良く見るとモグラではありませんか? ハイカーに踏みつぶされてしまったんでしょうか?
これもシイの木だと思います。根元を見ると象かタコみたいですね。立派な板根を長く伸ばしていて逞しさを感じます。AM9:43
再び猿投川に戻ってきました。写真は駐車場近くの砂防堰堤。
AM9:55 駐車場に戻ってきました。もうほとんど満車ですが、帰り仕度の最中にも次々車が入ってきます。相変わらず人気の猿投山でした。
こんちは~
猿投山ですか~ 私は以前は良く登ってマイマウンテンに認定しておきながら最近は全く登っていません。
日曜日は異常に混んでるので、どうも足が遠のいてしまいます^^;
本当に人気の山で山の主の様に毎日登っている人も居るみたいですね。私の知人がその人に色々なコースを教えてもらったと話していました。
そして、等々ロープまで!!本格的ですねw
(*´∀`*)
by 水鵬 (2015-06-27 15:43)
水鵬さん>こんにちは
そうなんですよね~ 猿投山は平日でも歩く人がたくさんで、日曜日なんかはきっとすごい事になっているでしょう。主ハイカーは確かにいらっしゃるようです。まあこの山のコースのことなら、自分も人に教えられるほど歩いてますから、必要な時があったらいつでもどうぞ!^^
ロープはですね、紅葉の秋に御池岳の西にある鈴ヶ岳の南斜面を登ろうと思っていて、そこが道の無い激急な斜面なんです。相方の安全確保の為に持っていくつもりの装備ですよ。
by teppan (2015-06-27 18:38)