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海上の森~猿投山 山口駅から猿投温泉 2015/4/30 [山歩き・ウォーキング]

 今年初めて歩く海上の森と猿投山。愛知環状鉄道山口駅から縦走後、猿投温泉で疲れを癒してきました。
猿投山・40番鉄塔からの眺め
 514mピーク下のNo.40鉄塔展望地より 左から東谷山、弥勒山、道樹山、高杜山など ※写真クリックで拡大表示 

 

 

 もたもたしていたら、もう初夏を迎えてしまいました。そう言えば今年はまだ海上にも猿投山にもお邪魔してません… そこで「そうだ!初物ついでに猿投温泉にも入ってこよう!」ということで、山歩き後の温泉&ビールを楽しむため?今年初の海上の森~猿投山ハイキングへ出かけることにしたのでした。 ^^;

 

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 今回は山後に心おきなくビールを楽しむ為電車でアプローチ^^  愛知環状鉄道 山口駅からスタート。

 

 

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 屋戸川を渡って、今日はここから海上の森へ入ります。写真の「屋戸小橋」の手前を左に進み住宅地のどん詰まりまで行くと海上の森への入口がある。

 

 

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 写真の階段を登ってすぐ堰堤があり、その奥へ進んでいきます。

 

 

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 こんな橋を渡って、

 

 

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 湿地に到着。丁度今頃はあれが咲いているはず…

 

 

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 あった!ハルリンドウ 指先より小さな花ですが青いので目立ちます。

 

 

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 中にはこんな花色のやつも 

 

 

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 地面に這いつくばる様に低い位置で咲くミツバツツジ。これは雄しべが5本なのが特徴で他のミツバツツジは10本。3月末から4月前半に咲くコバノミツバツツジは淡紫色ですが、これは赤っぽい色をしてますね。

 

 

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 新緑の逆光は自分の大好物 気分も爽快!

 

 

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 チゴユリを見つけました。この写真が今日一番の収穫ですかね~ ^^

 

 

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 そしてこれも開花の季節 スルガテンナンショウ

 

 

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 花の基部にスキマがあるのは雄花 花粉を付けた虫がこのスキマから抜け出して雌花へ行って受粉する仕組み

 

 

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 今日の尾根道ではこのカンアオイをたくさん見かけます。随分虫食いだらけですが、これを主食にするギフチョウの幼虫が食べたんでしょうかね?ネットで見たんですが、静岡県産のギフチョウはスズカカンアオイを食べないそうです。おもしろいですね~

 

 

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 尾根道は草が少ないので一旦林道へ降りてみます

 

 

 

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 クモキリソウは今こんな状態

 

 

 

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 ミズヒキの葉には黒っぽい斑が入ってる

 

 

 

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 「ハリギリ」 若芽は天ぷらにして食べられるそう

 

 

 

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 ここから再び尾根道へ入り物見山へ向かう 久しぶりに歩きます

 

 

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 「モチツツジ」 ツボミがたくさんあります。 触るとネチャネチャする。

 

 

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 聖徳太子の古墳?を過ぎれば、

 

 

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 物見山の頂上です ゴールデンウイーク突入でけっこう人が居ますね。男性のハイカーと少しお話しをしましたが、皆さん背負っているのは荷物だけじゃないんですねえ… 現実と向き合う力を貰いに人々は山を目指すの図。

 

 

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 この尾根道ではこのスズカカンアオイをたくさん見かけます。ヒメカンアオイは勢いに押されて勢力範囲が狭まっているそうです。

 

 

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 物見山からは尾根伝いに猿投山へ。雑木林の道をズンズン進む。自分が初めてこの尾根を歩いた10年前と比べ、今はハッキリとした踏み跡になっています。

 

 

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 三条峠に着きました。この倒木は今だ健在です。

 

 

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 このあたりは新しく道が付けられたみたいで昔と違って歩きやすくなりました。このまま進むと鉄塔よりかなり西側の尾根に乗ります。以前は鉄塔横の急斜面を登り降りして、そこが難解で迷いやすかった。

 

 

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 逆光マニアにはヨダレものの被写体 シロモジの新葉 

 

 

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 赤猿峠から西に300m程の地点。514mピーク北側のNo.40鉄塔のある展望地に到着

 

 

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 鉄塔の向こうに見えるのは三国山 他に弥勒・道樹山などが見えました。(記事冒頭の写真)春霞みで遠くは見えませんでした。

 

 

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 514mピークから一旦広見林道に降りて、赤猿峠への入口付近から谷道へ入りました。このルートは比較的新しく開かれたもので、今回初めて歩きます。堰堤を2つ乗り越えて雑木林や植林の道を進む。綺麗な草花に会えたり、なかなか雰囲気が良く気に入りました。

 

 そして谷を登り詰めた所の休憩広場に到着。ここは昨年の9月に一度訪れています。ここである人にお会いしました。それがこの方です!

 

 

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 猿投山のウクレレミュージシャン・チャーリー?さん。 実は自分がこのブログを立ち上げて猿投山を歩きまわっていた頃、色々参考にさせてもらったHPの主。何度かコメントのやりとりをさせていただいた事があったんですが、とうとう御本人に会えて感激! で、一緒に記念撮影。
「猿投山でもう迷わない」 ←リンクです。三河弁の口調がおもしろい!

 

 

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 猿投山でハンモックに寝てウクレレ弾いてるおじさんが居たらその人。黄色のウクレレ、その音色がまた癒されるんです!この場の雰囲気に合ってるんですよね~  ではまた!ありがとうございました!

 

 

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 せっかく近くまで来たので山頂にも寄ってみます。5~6人のハイカーが休憩されていました。 

 

 

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 今日はこのミツバツツジを所々で見かけます。正直はっきり断定できないんですが、もしかしたらこれが「ダイセンミツバツツジ」かもしれません。「コバノ」はこの標高では時期的にもう遅いし、「トウゴク」は豊田市内では標高1000m以上でないと自生してない、そしてこれはミツバツツジと違って雄しべが10本ある。去年の講習で、ダイセンミツバツツジは、愛知ではこの猿投山と三国山にしか自生していないと教わりました。

 

 

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 山頂から引き返し、赤猿峠を通り過ぎて再び514mピークから南へ下った所。広見林道を横切ってお向かいへ。ここから広沢川西尾根(仮称)へ入ります。

 

 

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 この尾根にもツツジ。これは背が低く雄しべは5本だから、たぶんミツバツツジ。

 

 

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 この尾根の北側ではバイクによる轍を無数に見かけます。走行によりご覧のとおり斜面が禿げてしまっている。これはいくらなんでもマズイんではないかい?

 

 

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 A149境界杭から右へ尾根を下って、途中新しい赤ペンキマークに誘われて下った尾根が激急だった… ヨレヨレになって下った先が鈴ヶ滝湖でした。

 

 

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 鈴ヶ滝横にあるお不動さんです。今日の総歩行距離は14.7キロメートル(平面距離)でした。
さあ!お待ちかねの温泉入浴とビールですよ~ なにしろお昼ごはんもまだなんです… ^_^ 

 


(猿投温泉)

 

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 日帰り入浴を済ませ、浴衣で一階の食堂へ。なかなかおしゃれな雰囲気

 

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 さて、お待ちかねの生ビール!ひとっ風呂浴びて最初の一杯は「クーッ!うまいっ!」

 


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 もう午後4時半ですが、遅~い昼ごはんは自然薯の麦とろ定食。ご飯はおかわりできます。腹へってるから美味かった。

 

 

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 食事後、ほろ酔い気分であたりを散策。温泉の定期バスに乗って帰路に着きました。今日はこれでおしまいです。


タグ:猿投山
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コメント 4

水鵬

こんにちは~ 久しぶりの猿投ですね。
ハルリンドウは本当に可愛いですよね~ 大好きな花のひとつです^^b
スルガテンナンショウの話は本当に自然の不思議を実感させられますよね~
ミツバツツジは雄しべが5本なんですね、今度みたら確認しておきます!
そして、シロモジの太陽光が透ける感じは本当に最高ですよね、木漏れ日マニアには最高ですw (*´∀`*)
そして、登山→温泉→ビール→食事と至福の流れは贅沢すぎます!! (ノ∀`*)ペチッ

by 水鵬 (2015-05-02 14:25) 

teppan

水鵬さん>こんにちは!

ハルリンドウは小さくて可愛いですよね!鈴鹿で良く見るタテヤマリンドウと、どう違うのかサッパリ判りませんが…^^;
スルガテンナンショウをはじめ、マムシグサの仲間は性転換するそうです。養分を蓄えて勢力が増すと雌になって、また衰えると雄になる。男性のはしくれと致しましては、何だか雄株が哀れに思えるんですがね~

「登山後温泉ビール食事」何人たりとも、これには抗えません!キッパリ!(*´∀`*)
by teppan (2015-05-02 15:22) 

teln

遅ればせながらまいど(^。^;)。

「登山後温泉ビール食事」、
クルマジャナイ山歩きを大満喫ですね!!

山上で食べるゴハンは何割か増しだけど
午後4時までお預けのちのお店の自然薯麦とろ定食なんて
そりゃあうまいに決まってます食べたくなってきた。
by teln (2015-05-04 23:41) 

teppan

telnさん>こんにちは!
”クルマジャナイ”はやっぱイイですねえ!
何より出発地点に戻らなくてもいいのが嬉しい
「登山後温泉ビール食事」はもう言う事なし!
中でもほろ酔い気分ってのが一番イイです(*^^*)
by teppan (2015-05-05 15:08) 

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