小さな公園の小さな夏 [植物]
毎日通勤で通り抜けている公園。夏場は花が少ない時期なんですが、白い花をみつけました。
調べてみると「リョウブ:令法」。花は甘い香りがします。救荒植物(飢饉の際に食料とする植物)と呼ばれ、若芽をご飯に混ぜて「リョウブごはん」として食べるようです。美味くも不味くもないらしい…
もう10年近く前のこと、愛知万博の自然学校でインタープリターの方にこの植物のことを教わりましたが、その時は確か花は咲いていませんでした。 この木は周期的に大量に流蜜するそうで、ミツバチの蜜源にもなるようです。
同じ公園にはこんな実をつけた木もあります。
これはオニグルミです。葉は羽状複葉。川沿いなど湿った場所を好む樹木だそうですが、この木があったのは乾いた場所です。
これは5月に草花講座に参加した時に見かけたオニグルミの雌花。すでに少し膨らんでいます。これが大きくなって前出の写真にある実になり、秋になったら食べられるようになります。
熟す前の実を半分にしてみました。まだ軟らかく簡単に切れます。白い部分があの茶色の固い種になるんですね。
同じ公園で6月半ばに撮ったガクアジサイの園芸種。花弁みたいに見える青い部分はガク。中央部分にたくさん集まる丸い小さいのが花で、写真のはまだ咲いていません。1ヶ月後の今は咲き終わり、色は抜けてしまいましたがガクは残っています。
アジサイの原産地は日本で、ヨーロッパに持ち込まれて改良され、鉢植えなどで販売されているのが「ハイドランジア:西洋アジサイ」。
これは街中で見つけた植物。写真では大きさがよく判らないんですが、高さは3メートルくらいあります。
葉がとんでもなくデカい!幅60センチくらいあります。これは一体なんでしょう?
※桐の幼樹のようです。(同日追記)
この街路樹は豊田市駅西口で6月末頃撮ったもの。
背が高く、花を近くで観察できませんでした。葉は羽状複葉で光沢があります。緑が深く美しい!シマトネリコかな?
モクセイ科で、「トネリコ」という日本原産木の近縁種。「シマ」と付くくらいなので、原産地は沖縄から南の方。剪定にも強く、庭木や街路樹として人気があるとのことです。雌雄異株で、雌株にはマメ科の植物みたいな実が着くようです。モクセイの仲間は花の香りが強いと教えられましたが、この花はどんな香りでしょうね。
こばわ~
この時期やはり気になるのはオニグルミですねw
昨年までは全然気にしていなかったのに、今年はやたら植物が気になるのです^^b
今家の周辺にはサルスベリやノウゼンカズラが咲いています^^
あの大きな葉はなんでしょうね~ 相当大きいですね。
調べたらアカメガシワかな?とは思いましたが、葉が大きすぎるのと赤い葉がなさそうなので・・・
わかったら教えてくださいね~
(*´∀`*)
by 水鵬 (2014-07-22 19:09)
水鵬さん>こんばんは~
この大きな葉っぱは、どうやら桐の木のようですよ。
水鵬さんの前記事に桐の実載ってましたよね!
葉っぱの大きさはどうでしたか?
幼樹の頃は葉っぱが馬鹿デカイみたいです。
大きいのだと幅1メートル!?くらいになるそうです!
by teppan (2014-07-22 21:53)
あぁ・・・そうですね、写真を見ると形がそっくりw でも葉はそこまでは大きくなかったかな? 木自体が既に相当大きかったので。
by 水鵬 (2014-07-23 06:27)
水鵬さん>こんばんは!
またどこかで桐の木があったら観察してみましょう!
by teppan (2014-07-23 21:46)