碁盤石山&水晶山 2014/1/3 [山歩き・ウォーキング]
あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い申し上げます m(__)m
新年初歩きは三河の2山、碁盤石山と水晶山へ行って来ました。
写真は碁盤石山の富士見岩から、水墨画のように連なる奥三河の山々と朝陽。(クリックで拡大表示)
場所・日付 | 「碁盤石山:ごばんいしやま」 愛知県設楽町西納庫・東納庫・津具 境 「水晶山:すいしょうやま」 愛知県豊田市小田木町 2014年1月3日(金) | ||
ルート | 碁盤石山:東納庫登山口~天狗の庭~富士見岩~南東ピーク~山頂 :往復 水晶山:国道153号・停車帯~金毘羅宮登山口~山頂 :往復 | ||
歩行距離(沿面距離) | 碁盤石山:4.9Km 水晶山:3.8Km | ||
最大標高差/登り累積標高 | 碁盤石山:320m/+820m 水晶山:164m/+648m | ||
所要時間 | 碁盤石山:03時間20分 06:45~10:05 (休憩・食事時間50分含む) 水晶山: 01時間57分 10:45~12:42 (休憩時間20分含む) 実測ルート図はここをクリック! Google earth俯瞰図はこちら・・・・・・碁盤石山 水晶山 |
碁盤石山編
この山は5年前に一度北登山口から登ったことがあります。(その時の記事はこちら)
「東納庫:ひがしなぐら」の南登山口に着いたのが午前6時20分頃。登山口から50m程上にある駐車スペースから、薄暗い内に歩き始めました。写真は登山口から500メートル程谷間を登って尾根に取り付いた地点にある「胸突坂」。ほぼ一直線に階段道が100mも続く辛い登り。AM6:58
やっとの思いで胸突坂を登りきった所にある休憩ベンチ。朝陽が昇ってきました。AM7:05
先ほどの休憩ベンチから200メートル程登ると舗装された林道に出合います。横断して向かいの登山道からすぐのところにある「七尋岩:ななひろいわ」 10数メートル程のつるんとした長い岩です。樹間から西方向の山々が見えます。AM7:12
七尋岩からさらに笹を切り開いた道を500メートル程登って「天狗の庭」に到着。この山の名前の由来となる碁盤石です。AM7:34
お隣の天狗棚と同じく天狗伝説の山です。昔のオヤジがちゃぶ台にするみたいに、碁の勝負に負けた天狗様が悔しがってこの碁盤石をひっくり返したとか…(^^)
天狗の庭から西方向。仏庫裏・岩岳・鷹ノ巣山(段戸山)などの良い眺め。
天狗の庭から少し登った所から右(東方向)へ行くと富士見岩。
富士見岩からの眺め。右端に写っている特徴あるシルエットは三ツ瀬明神山。(クリックで拡大表示)
朝陽を浴びる足長おじさん。
碁盤石山のピークは約350メートル隔てて2つあり、双耳峰の様になっています。写真は南東ピーク。AM7:50
三角点のある北西ピークは標高1189.4mですが、地形図で確認する限り、こちらのピークの方がわずかに高そうです。
南東ピークからは、木々の間から天狗棚や風車が回る井山を見ながら鞍部まで下って登り返すと三角点のある北西ピークに到着。二等三角点「木戸ケ洞:1189.40m」が埋まっています。AM8:03
木々に遮られて眺めは良くないんですが、スキマから見えたこのシルエットはもしかして?
方位を測ってみると約80度弱。家へ帰って調べてみたらやっぱり富士山!こりゃ新年から縁起がいいっすね!
再び富士見岩まで戻って山飯。AM8:30~9:22
写真のように広く笹が刈払われていてベンチが一つ設置してあります。岩の上に乗っている時は気が付かなかったんですが、もう少し岩の先まで降りてみると、左に富士山が見えていました!名前通りです。
時間的には朝飯です。今回もリトルワールドで仕入れた「沖縄ラーメン」と雑炊用食材各種。
山専ボトルに入れておいた熱湯であっという間に沸騰!麺を食べ終わったらコンビニで買った昆布おにぎり、白菜、切り餅を入れ、最後に卵を落としてできあがり~!ちょっと塩っ辛くなっちゃったけど、おにぎりの海苔と昆布から良い香りとダシが出て んまい!(^^)v
食事後、天狗の庭を通って来た道を戻ります。AM9:27
胸突坂の長~い階段を下っている所。AM9:45
防火水槽は完全に凍り付いています。
谷沿いの植林横を下っている時にみかけた、曲がって頭を垂れる杉。枯れてる訳ではないのに、なんで一本だけこうなの?AM9:55
朝ここを通った時は暗かったので写真を撮りませんでしたが、こんな太鼓橋を二つ渡りました。
林道沿いの登山口に帰ってきました。AM10:00
「碁盤石山」とは何と興味をそそられる山名でしょうか!私は名前が面白いと登りたくなっちゃう性質なんですが、印象的な名前だけじゃなく、眺めも素晴らしい奥三河の展望台でした!
登山口横に沢の水が流れ落ちていて、こんなツララが出来ていました。
駐車スペースに到着。AM10:05 次の目的地、水晶山へ向います!
水晶山編
国道153号線沿いの停車帯です。ここから登山口までは足助方面へ約150メートル。AM10:43
歩道の無い国道を歩いて行くんですが、何しろ交通量が多いのでとても怖い(>_<) コンクリートの切れ目が登山口。
登山口からすぐにある祠と戦没者慰霊碑の前を通って、金毘羅宮と書いてある鳥居を潜って登山道へ入ります。AM10:47
大部分は鉄塔の管理道のようです。このような案内板もあり、踏み跡もはっきりしています。
落ち葉の積もった道を尾根に沿って登る。
この尾根道はヒノキの植林と雑木林、それと写真のような松の大木が所々に…AM11:10
途中鉄塔の下を潜って30分ちょっとであっという間に山頂到着。 AM11:21
四等三角点「水晶山:779.82m」があります。木々に囲まれ眺めはまったくありません。山の名前の通り、昔は水晶が採れたそうですが、現在は掘り尽くされて無くなってしまったとのこと。そう言えば登山道脇の岩がキラキラ光っていました。きっと石英の粒が含まれていたからでしょう。
山名表示板をよ~く見てみると、「H26年1月3日」と落書きが… んっ?それって今日じゃないの!こんなマイナーな山へお正月に登りに来る物好きが他にも居たんですね~(^_^;)
山頂から少し戻り、西側に伸びている尾根の陽だまりでお茶にします。雑木林で明るくて良い雰囲気。AM11:27
インスタントのラテをお湯で溶かしてアンパンで休憩。午前中に歩いた碁盤石山でお湯を半分以上使ってしまったので、もう冷めちゃってるかな~?と思いましたが、まだ飲むには熱いくらいの温度を保っていました。家でお湯を入れてからすでに7時間以上過ぎているのに、山専ボトル恐るべし!
今日はゆ~ったり。こんなこともしちゃいます!(^^ 落ち葉の布団は柔らくてサイコー!
寝っころがって見上げた空はいつもと違った角度でおもしろいです!
のんびり休憩した後、来た道を戻ります。途中、寧比曽岳が見えました。昨年の今頃はあの山を登ってました。
赤い鳥居と民家が見えてきたら登山口は間もなくです。怖い国道歩きはささっと済ませて新年最初の山歩きは終了です。PM0:42
静かでゆったりとくつろげる、こんな山歩きもなかなかいいもんです!メジャーな高山には無い楽しみ方ができる里山も捨てたもんじゃありませんね!
おお~一足早く登ってこられましたね~
この山も気になっていた山のひとつなんです。
参考にさせていただきますw
山専ボトル中々活躍してますね。いいな~
ハードな山を歩き倒すのも良いのですが、こういう山をゆっくり散策するのも良いですよね。
どちらかと言えば私はこっちが好きかな~
沖縄ラーメンですね! これまた旨そう!
沖縄好きの私は、沖縄そばが大好きです。
ちなみに沖縄では「そば」ではなく「すば」と発音するみたいですね。
by 水鵬 (2014-01-04 18:14)
水鵬さん>こんばんは!
初歩き行って来ました
碁盤石山からの眺めはおすすめです!自然のままの展望台だから特にいいですね。水晶山も意外に良かったです。落葉の季節だったからですかね。
沖縄そばですか! ソーキそばとは若干違うみたいですね。
そば(すば)は小麦粉の麺を使うそうです、今回のラーメンも「すば」みたいなものかも。このラーメンは沖縄(ウチナー)産の塩(マース)を使っているそうです。茹でたお湯は捨てるタイプだったので、そのまま雑炊にはちょっと不向きだったかも…
次は自宅ででレシピどおり作って食べてみます。(^_^;)
山専ボトルは良いですね!次の記事で報告する予定です。
ところで、モンベルブランドのステンレスサーモボトルはどこが製造元?けっこう性能が良かったです。もしかしてパール金属?それともモチヅキ?
by teppan (2014-01-04 19:15)
沖縄そばはどちらかと言えば麺はうどんに近いですからね~
ゆで汁を捨てないと塩辛いかもしれませんね^^;
「沖縄そば」に味付け三枚肉(ソーキ)をのせたのが「ソーキそば」なんです。
沖縄の塩も美味しいですよ~ 個人的には「ぬちまーす」と言う塩が塩辛からくなくて、ミネラルたっぷりで美味しいので好きです。
モンベルブランドのはサーモスのではないかな?
真空二重構造のパイオニアはサーモスですからね。
by 水鵬 (2014-01-04 19:33)
水鵬さん>
「ぬちまーす」ですね!メモっておきます。
モンベルはサーモスですか~ 実は普段使ってるサーモスモデルより保温性能が良かったものですから、てっきり違うメーカーなのかと思いました。
by teppan (2014-01-04 19:57)
オメデス(^。^;)!!
やっぱクルマがあるといろいろ行けていいですね。
こちらはもっぱら公共交通機関あるいは
自力(自転車)なんで限られちゃいます。
水晶山と呼ばれる山っていたるところにありますね。
ウチの地域にもあったなあ、子供んころは
おやつ持って水晶取りに行ったもんです。
by teln (2014-01-05 00:13)
telnさん> あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
こちらの山行きは車で日帰りが90パーセント。
山ってくらいですから公共交通機関のないところが多いんで、
やっぱり車が便利です。
欠点はスタートとゴールが必ず同じ地点なことですかね。
水晶山は全国に数多くあるでしょうね。きっと鉱石マニアが通ってます。
by teppan (2014-01-05 08:48)