蜜蝋ワックスとクリームを作る [ニホンミツバチ]
ニホンミツバチの蜜蝋でワックスとハンドクリームを作りました。
ワックスとクリームは油と蜜蝋の量が違うだけで作り方は同じです。ネットに作り方がたくさんアップされているので、それを参考にしました。
・蜜蝋クリームの作り方
ベースになるオイルに蜜蝋を入れて、蜜蝋が溶ける温度(60度C~70度C)まで熱して混ぜ合わせ、少し冷ましてからエッセンシャルオイルを香り付けの為に垂らして攪拌し、容器に移して冷ます。
(割合は、蜜蝋1グラムに対してオイル約5ccぐらいだそうです)
まずは蜜蝋ワックス。 作り方はこんな風です。
IH調理器で120ccの「亜麻仁油」を温めて蜜蝋約14~15グラムを入れる
完全に溶けたら容器に移す
後は冷ますだけ!
しばらくして固まったら出来上がり~ たったこれだけ!
まだ試してませんが、床や野外の木製家具なんかに塗るといいそうです。
蜜蝋ワックスは室内で使っても「シックハウス症候群」の心配が無いので安心です。
次はハンドクリーム
ハンドクリーム用には「菜種油」を使い、エッセンシャルオイルは無し!
ネットのレシピでは皆、「ホホバオイル」とか「スイートアーモンドオイル」だとかを使うと書いてあるんですが、
そんなの値段が高すぎます。 エッセンシャルオイルもやはり高いので却下!
植物性の油ならなんでも作れますので、今回は残った後も天ぷらに使えるし、食用の「菜種油」だけを使いました。
自家製ハンドクリームの使い心地は?
蜜蝋の香りがします。かといって、いつまでも臭ったりはしません!
塗ったすぐはベタつきますが、馴染めば気になりません。
水仕事の前に塗っておくと、水をよく弾いて効果抜群!結構長い時間保湿できそうです。
何しろ、そのまま食べても大丈夫なものしか使ってませんから安心感は絶大! リップクリームなんかにはピッタリですね!(試しに口に入れてみましたが、食べられなくもなさそうです)
クリームの硬さは蜜蝋の量で変えられます。(割合は適当。出来上がった後でもやり直せます。)
油は京都の「山中油店」のネット通販で、
ワックス用に「亜麻仁油」と、「荏油」
ハンドクリーム用に「あっさりなたね油」
を購入しました。
ネットでの取引でしたが、手書きのコメントが添えられていて良心的な感じのお店でした。
それと他に「柿渋」と「ベンガラ」なんてのもあったんで、つい購入しちゃいました。
これで何ができるか?と言いますと…
木部の保護と色付けに使います! 柿渋に茶色のベンガラを溶いたものを、色褪せた縁台に塗ってみました。
乾いたら布でよくこすった後、亜麻仁油を塗れば防水もバッチリ!
「自然塗装」と呼ばれる、油を塗る日本古来の塗装は、ペンキみたいに木の呼吸を妨げないので耐久性が増すそうです。昔よくあった黒い板塀なんかはこれが塗ってあったんですね。
ただし、ひとつだけ問題が…
それは、柿渋が乾くまで「● ン コ」みたいな臭いがする事。(^^;
もちろん、乾いてしまえば臭いは気になりませんけどね…
いいですね~蜜蝋の有効利用ですね。
ハンドクリームが作れるんですね~
やはり自然素材だと安心ですからね。
by 水鵬 (2013-02-25 21:10)
ミツバチは1群だけなんですが、
4年目で蜜蝋もある程度貯まりましたんで作ってみました。
今年の冬はホント寒いですよね~ 毎日徒歩通勤なんで堪えます…
そこで、作ったクリームを毎日、手だけじゃなくて
頬や、シワが目立つようになった目尻(^^;にも塗ってますよ!
効果の程は、まだよくわかりませんけどね。
by teppan (2013-02-26 16:37)