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三州足助屋敷 2011/1/3 [お出かけ]
新年明けましておめでとうございます!
昨年はたくさんの皆様に拙ブログをご訪問頂きまして、誠にありがとうございました!本年もどうそよろしくお願い申し上げます!
新年まず最初は愛知県豊田市足助町にある、「三州足助屋敷:さんしゅうあすけやしき」を訪れてみました。
足助屋敷は、愛知県内で紅葉が美しい事で知られている「香嵐渓:こうらんけい」にあり、「民具を実際に使いながら、明治~昭和30年頃の中山間部の農家の暮らしを再現」した施設です。(足助屋敷のHPより) ちなみに、三州:さんしゅう とは、この地方「三河国:みかわこく」の別名です。
冒頭の写真は足助屋敷の入口付近。薪の煙が立ち昇り、山里の雰囲気でいっぱい!白黒にしてみました。(クリックで拡大)
通常入場料は500円ですが、開館30周年記念で3月まで300円。門松が飾られ新春モード。屋根に付いた苔がいい感じです。
まずは立派な母屋へ入ってみます。
母屋では本日限定の甘酒とお漬物のふるまいがあり、湯気の出る鉄瓶が掛かる囲炉裏端で暖まりながら頂きました。いいですねえ!囲炉裏。自分家にも欲しい!
ここ足助屋敷は、昔ながらの物作りの様子を展示していて、わら細工・機織り・桶屋・炭焼き・鍛冶屋・籠屋(竹細工)・傘屋・紙漉き(和紙)・木地屋(椀物)・紺屋(藍染)の10種類の伝統的な作業を、実際に本職が常駐で実演していて、出来あがったものを販売しています。
今日はお正月なので、このようなカルタなどが実際に遊んでもらえる様に置いてありました。縁側には、羽子板・こま・だるま落とし・けん玉・お手玉・福笑いなども置いてあり、来館者が自由に遊べるようになっていました。年甲斐も無く、羽根つきをやってみたんですが、空振りばかりでまともに当たらないとはなさけない…でも単純明快な遊びは楽しく盛り上がれますねえ!
館内にはニワトリが数羽放し飼いになっていて、「コケコッコー!」と威勢良く鳴いています。郡上地鶏という種類だそうで、オスは羽の色がとても綺麗。
今度は立派な土蔵の中へ入ってみます。
真っ先にかわいい犬がお出迎えしてくれました。彼の名前は「ちび太」。 ここ足助屋敷の営業部長なんだそうです。えらい方なんですねぇ。
一階部分は桶屋さんと傘屋さんが入って、話しかけると色々教えてくれたりします。二階部分は昭和の暮らしを展示してありました。
白黒テレビと室内アンテナ。そういえば自分の実家も木枠に入った家具のような白黒テレビを使ってました。チャンネルダイアルをガチャガチャ回して選局するんですが、古くなると接点が劣化してくるので、きれいに映るようにダイヤルを回すのにもチョッとしたコツが必要でした!(^_^)
懐かしい「名糖」の文字が入った木のベンチ。名糖(協同乳業)と言えば、あの「ホームランバー」というミルク味のアイススティック。子どもの頃よく食べましたねえー!食べ終わったあとに残る棒に「ホームラン」の焼印が付いていたらその場でもう一本もらえるやつ。駄菓子屋さんが無くなってしまった現在では、当たりを引いたうれしさも体験できなくなってしまいました…
「萬々館:ばんばんかん」から見た風景。茶色の土蔵造りの建物は「工人館」。紺屋(染物)さんと体験学習室が入っています。昔ながらの農村風景が残る足助屋敷。近くに来ることがあれば、一度は寄ってみても良い所だと思います。
館外にある飲食店「桧茶屋」の店頭に干してあった「柚べし」。柚子の実をくり抜いて、味噌や香辛料を詰めて干した物。酒の肴などに良いそうです。足助屋敷では柚べし作りの体験実習も行っているみたいです。
さて、もうお昼過ぎなので、ここで五平餅と蕎麦を食べる事にしました。
足助屋敷の後、近くの「足助八幡宮」にお詣りしてきました。
現在の本殿は室町時代のものだそうです。さて、今年の神様はどの様な一年を導かれるのでしょうか?
せっかく近くに来たので、香嵐渓から東に2キロメートル程の所にある、ホテル「百年草:ひゃくねんそう」の「ZiZi工房」と「バーバラはうす」へも寄ってきました。地元ではおなじみの、おじいさん・おばあさん達が働くハム・ソーセージ工房とベーカリーです。
てなわけで、今夜はスモークレバーで一杯やりますか…(^^ゞ ではまた!
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