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本宮山・くらがり渓谷から表参道2010/10/7 [山歩き・ウォーキング]

今日はすっきりと晴れて、ウォーキング日和。そこで愛知県岡崎市・豊川市・新城市の3市にまたがる本宮山(ほんぐうさん)を歩いてきました。
本宮山
豊川市ウォーキングセンター付近から見上げる本宮山。東名高速道路やJR東海道線などからも一目でわかる美しいシルエットの山。山頂に「三河国の一宮」砥鹿神社奥宮があり、古くから信仰の山です。



(コース) くらがり渓谷バス停~本宮山山頂~砥鹿神社奥宮~豊川ウォーキングセンター~JR長山駅
(所要時間) 約5時間30分 9:00~14:30 :休憩・昼食含む
(歩行距離) 約17キロメートル :沿面距離
(参考書) 風媒社 :新 こんなに楽しい愛知の130山 ルート図はここをクリック!

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 久びさに電車とバスでの行き帰りです。午前6時頃自宅を出発、名古屋鉄道「本宿駅」まで電車で行き、そこから「くらがり渓谷」までバスに揺られて向かいます。バスは一日に3本しかない路線。平日だからなのか?他に我々の様な人間はなく、ほとんど貸切状態でした。

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 午前9時少し前にレストハウス闇苅の前のバス停に到着しました。ここから渓谷沿いの林道を歩き、山頂へと向かいます。

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 くらがり山荘前の鱒の生け簀。道を掃除していた山荘の管理人さんにあいさつを交わしてさらに進みます。

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 朝日がさし込む植林地。光と影のコントラストが面白い!

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 テントが設置されたままのキャンプ場の横を通り過ぎる。

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 この渓谷は、夏には涼を求める人々がたくさん訪れます。また林道沿いにはカエデの木がたくさんあり、秋の紅葉の時期にも賑わいをみせます。

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 おきな渕(左)と一ぜんめし休憩所(右)

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 いいかげん林道歩きに飽きてきたころ、ようやく山頂への分岐に到着。林道を歩いても行けますが、今回は右へ近道を…

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 植林の中に石を混ぜ込んだコンクリート道が続く。最初はそれほどでもなかったんですが、終盤かなりの急斜面。長い林道歩きでへばって来た所でしたので、かなり堪えました(T_T)

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 息も上がってきたころ、赤い鳥居が見えてきました。立て札には岩戸神社とあります。

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 後で着いた山頂駐車場の案内板によると、奥の院と呼ぶ霊場だそうです。ご神体は国見岩からさらに下の方にあります。

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 国見岩は「大己貴命:神話に出てくる神様」が、穂の国(このあたりの事)をつくるにあたり、ここから国見をしたとの言い伝え。周りの木々に遮られて展望はありませんが雰囲気は伝わってきます。ここからご神体に向かう道が二手に分かれており、安全そうな「女道」を下ります。(案内板の画像参照)

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 巨大な岩を見上げながら急な石の階段を降りて行きます。下り切ると岩の間にご神体が鎮座していました。

DSCN4837.JPGご神体の右側には岩の壁が見えますが、ここが男道。以前は鎖か何かがあった様なのですが、現在はありません。ここを降りなくて良かった(^_^;)

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 再び鳥居まで戻り、少し進むと大きなアンテナ群が見えてきました。本宮山スカイラインの山頂駐車場です。マイカーやバイクでやって来た人たちが居て、何だか拍子抜けしますが、これもまた本宮山の姿。

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 アンテナタワーの一つを見上げると、梯子が上の方にまで続いているのが見えます。高所恐怖症の私は見ているだけでも恐ろしい

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 山頂へは、一旦スカイライン沿いを200メートル程下ってから赤い歩道橋を渡り、さらに階段を登る。石積みの後ろに一等三角点が設置されていました。

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 山頂は無粋なアンテナだらけ。でも、こんな設備のおかげで我々も便利な生活を送ることが出来ているんですね。

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 山頂南側にある建物の向こうにベンチが置いてあるので、そこで昼食を摂りました。キラキラと光る三河湾を遠望できます。手前のピークには砥鹿神社奥宮があります。

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 山頂から一旦下り、南側のピークにある砥鹿神社奥宮へ向かいます。巨大な赤い鳥居を潜るとすぐにまた鳥居(写真)があり、さらに進むと神社はあります。

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 休憩所の前には大きな「大福釜」がありました。毎年1月15日にこの釜を使って粥を煮る「粥占祭:かゆうらさい」の神事が行われているそうです。それと、神事には関係ないですが、ここには何と100円で買えるジュースの自販機がありました(^^♪

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 樹齢1000年と言われる杉の御神木も釜の横にそびえています。

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 奥宮の拝殿は一番高い所にありました。いよいよここから表参道を下山します。

DSCN4870.JPG奥宮付近は昔から神域として保護されてきた為、巨木がたくさん立っています。表参道はこのような木々を縫って石階段が続いていました。

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 参道を下って行くとあったお清水舎。本来はここで身を清めてから奥宮へお参りします。 パンフレットなどでは上家が建っている写真ばかりなのですが、建屋はありませんでした。

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 馬の背岩上部にある東屋。ここから南への眺めが良かったです。それにしても奇岩の多い登山道です。

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 さらにしばらく下った所にあった展望地。ベンチで一息いれました。正直言うと、もう足が疲れてしまって休まざるを得なかったんですがね…^^;

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 表参道にはこのような、丁目を刻んだ標石が麓から奥宮まで設置されています。 全部で50丁あるので、あとどの位歩けばよいか励みになります。写真は新旧の丁石。新しいものには個人のお名前が刻んであったので、おそらく寄付で作られているのでしょう。

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 ひたすら下ってようやく一番下の鳥居が見えてきました。ホッとしましたが、もうクタクタで足もガクガク

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 鳥居からさらに500メートル程車道を下ると、豊川市のウォーキングセンターに到着です!

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 ここには休憩所に加えて、トイレ・更衣室などもあり至れり尽くせりの施設。鹿・猪・猿などの剥製も展示されていました。

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 ウォーキングセンターからは舗装路を一直線にJR長山駅へ向います。予定より一本早い電車に辛うじて滑り込みセーフ!やっと帰路に着きました。自宅から駅までの往復を計算に入れると、約20キロメートルは歩いた事になります。いやーくたびれました!明日の筋肉痛は避けられそうにありません(^_^;)

 今日の本宮山行き、往路のくらがり渓谷では人っ子ひとりすれ違わなかったのに、表参道では次から次へと登山者にすれ違いました。短パンTシャツのみでランニングする人、50~60リッターはありそうなザックを背負って息も絶え絶えで訓練している人・今日はやや暑いくらいなのに、ナイロンのトレーニングスーツを着た人・毎日のように登っている人など、県内でこれほど登山者の多い山は他に無いのでは?と思わせるに充分な山行きでした。

タグ:愛知のお山
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コメント 2

水鵬

(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪
本宮山ですか! いいですね~
この山は一度登ろうと思っているので参考になりました。
我が家の場合は車なので、来た道を戻る形になるとは思いますが、是非この冬には行きたいです。( ・`д・´)b
by 水鵬 (2010-10-10 15:36) 

teppan

水鵬さん こんにちは!

本宮山には複数のルートがあり、今回歩いたのは最も一般的なルートです。ウォーキングセンター近くには温泉「本宮の湯」があるので、車で行かれるのでしたら、山歩きの帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?
by teppan (2010-10-10 18:10) 

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