ニホンミツバチ 2009/9/3

ニホンミツバチ：　アシナガバチのスマートな体型に対してミツバチは不格好なくらいお腹が大きい。それは神が地球上でミツバチだけに与えた能力を具現化した姿。花蜜を採取し蜂蜜を創り出し、巣に貯蔵するために生まれた究極の姿なのです。

　朝、巣箱から発進するミツバチを観察してみる。彼女らは巣箱の玄関から出た途端いきなりＭＡＸスピードで飛び立ってゆく。速さもかなりのもの。おそらく羽根を動かすスピードは昆虫の中でもトップランクに入るのでは？と思える程の運動量。いったい何処にこんなエネルギーがあるのだろう？…その秘密はハチミツ。寸胴の体で、しかも小さな羽根であれだけの運動量をこなせるのは、いかにハチミツが効率良い食料なのかということを証明している。そしてお腹が大きいのは採った花蜜を一時的に貯める為なのです。

　さて、私の所のタイヤの中に分蜂してきた群を強制的に別の巣箱に引っ越しさせたミツバチ。１ヶ月半経って覗いてみました。タイヤの家に比べたら小さくなってしまいましたがだんだんと巣枠も伸びてきているようです。ひとまずは安心といった所。蜜蝋だけで作られたミツバチの巣はクリーム色でとても綺麗です。でも、これではたして冬越しできるのか…。蜜の貯蔵量がまだまだ少ないので心配です。

心配と言えば他にも…実は、最近巣箱の上蓋を外してみた所、目を疑う様な虫が蜘蛛の子を散らすように逃げて行った！その虫とは……あのゴキブリ…だったんです(T_T)

　家の隣にミツバチの巣箱があるためか、ゴキブリが住み着いてしまった様なのです…。そこで、やむを得ずこれを置くことにしました。「ちびっこホイホイ」

　巣箱の中に置いてしまうとミツバチが捕まってしまうので、ミツバチは入らない中蓋と屋根の間に置いてみました。その効果はいかに？

と言うことで約３日間程経って巣箱の屋根（上蓋）を外すと、やはりゴキブリが走って逃げるのを目撃！はあ～やっぱり効果無しなのかと思いながらも、罠の中を覗いてみると…えっ！結構捕まっているではありませんか！それなりに効果はあるようです。もうしばらくこのまま様子をみてみることにします。他にも小さいアリが巣箱をウロチョロしていているので、いつかミツバチ達が逃げてしまうのではないかと心配しているこの頃です。

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