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宮妻峡から鎌ヶ岳 2009/5/21 [山歩き・ウォーキング]
三重県四日市市・鈴鹿市にある宮妻峡から鎌ヶ岳を歩いてきました。
本日の総歩行距離 約13キロメートル 総所要時間 約7時間20分(休憩・昼食含む)
午前5時少し前、自宅のある豊田市を出発。まずは伊勢湾岸道を走り四日市インターをめざす。快調に飛ばすと「四日市インターまであと5Km」の表示。時間を見ると午前5時40分。まずい!このまま6時前にインターを下りてしまうとETCの通勤割引が適用されない!すると間もなく御在所PAの案内があったので迷わず飛び込んだ!やれやれ(^_^;)
写真は鎌尾根から鈴鹿山脈南部の山々。入道ヶ岳・宮指路岳・仙ヶ岳などが眺められます。
本日の総歩行距離 約13キロメートル 総所要時間 約7時間20分(休憩・昼食含む)
参考ガイドブック 中日新聞社「西内正弘著・鈴鹿の山万能ガイド」
午前5時少し前、自宅のある豊田市を出発。まずは伊勢湾岸道を走り四日市インターをめざす。快調に飛ばすと「四日市インターまであと5Km」の表示。時間を見ると午前5時40分。まずい!このまま6時前にインターを下りてしまうとETCの通勤割引が適用されない!すると間もなく御在所PAの案内があったので迷わず飛び込んだ!やれやれ(^_^;)
このPAはコンビニがあるので、山での昼食用におにぎりを購入。PAの食堂で食事をしている人を尻目に外のベンチで買っておいたサンドウィッチの朝食を摂る。でも食堂のメニューの方が良かったかも…。
朝食を済ませ、無事割引料金で四日市インターチェンジを下りて宮妻峡へ向かう。広々とした田園地帯から見る鈴鹿の山々。正面に雲母峰と遠くに鎌ヶ岳。
インターから約30分程で宮妻峡の駐車場に到着。ここがスタート地点。天気予報によると雨は降らないみたいだが天気は下り坂。今日は展望を期待できそうにありません。 序盤はまず舗装された林道を歩く。車止めのゲートをすり抜けコンクリート道を進む。
しばらく行くと沢に橋が架かっている地点に着いた。良く確認もしないで右の新しい林道へ進んでしまい失敗!500メートル程進んだ所で間違いに気づき引き返す。また体力を無駄に消耗してしまった!少しでもおかしいと思ったら必ず確認しなくては…。ところで林道脇の斜面には直径5センチくらいの穴がたくさん開いており、中から鳴き声が聞こえてくる。カエルかなにかだと思うが、姿が見えないのでよくわからない。いったいどんな生き物なんでしょう?
途中不動滝(林道から急な斜面を谷まで往復する)を見たりして林道を進んでゆくと案内板が現れる。ここから林道と分かれて水沢峠(スイザワトウゲ)へ向かう。
沢を横切る部分。トラロープが渡してある。写真右下は絶壁になっていて水は真っ逆さまに落ちている。
峠に近くなってくるにしたがい斜度が増してくる。写真の様なガレ谷の急斜面を登る。
谷を登り詰め,真っ直ぐに進めなくなと、右側に大きな岩壁が現れる。水が滴っていて大きなナメ滝みたいな感じ。
この岩の反対側の急斜面を落ち葉に足を取られながらジグザグに巻くと、間もなく水沢峠に到着
峠で小休止したら尾根道を水沢岳へ進む。高度が上がってくると入道ヶ岳が背後に見えてくる。
花崗岩の風化したザレ尾根(馬の背)を慎重に通過してしばらく進むと水沢岳に着く。
水沢岳に展望は無く、ピークと言うより通過地点と言った雰囲気。三等三角点が設置されている。地形図には宮越山と表記されているが、どちらが正しいの?
水沢岳を過ぎると開放感あふれる快適な尾根歩きとなる。木々の間から今日の目的地、鎌ヶ岳の山頂が見える。
下って行くと、また花崗岩の風化した斜面に出る。ザレ砂と花崗岩がゴロゴロしている「茸岩」と呼ばれる地点。
こんな感じでザレと樹木の境目を木につかまりながら下る。
風化して今にも砂に変わりそうな岩の間を降りる。
シロヤシオの幼木。こんな花崗岩の斜面でもしっかり生きている。
今このあたりはシロヤシオが満開!いたるところで咲いていてとても美しい。
シロヤシオの花
さらにイワカガミもあちこちで可憐な花を咲かせており、今まさに旬といった感じ。ここのイワカガミは全般的にピンク色が濃い。
衝立岩の上部から見た入道ヶ岳と水沢岳(右)。山腹の白く見えるガケが通ってきた茸岩
衝立岩を過ぎると鎌ヶ岳の姿がグン!と迫ってきて圧倒される!
岳峠(ダケトウゲ)を過ぎ、歩いてきた鎌尾根をバックに最後の登り。
やっと着いた山頂の真ん中には天照大御神様の祠がある。
山頂北側のケルンから御在所岳
北西方向には雨乞岳
東に雲母峰(きららみね)
水沢峠から鎌尾根までは雲に包まれてしまい展望は諦めていましたが、山頂に着いた頃、少し雲がはれて眺めを楽しむことができました。遠くから眺める鎌ヶ岳は尖った山頂がとても印象的で「鈴鹿の槍ヶ岳」と呼ばれています。御在所岳のだだっ広い山頂部とは違い、こじんまりとした山頂はいかにも山らしくて良い雰囲気でした!
帰り道は岳峠からカズラ谷コースを下る。写真は雲母峰との分岐地点。
このコース、最初は笹のトンネルで始まり、ザレた溝道をすべるように下ったり、岩の上を歩いたりと変化に富んだルート。
途中の植林地を過ぎ、ジグザグに下ってゆき沢音が聞こえてくると、右側に名前が無いが見事な滝に出会う。ちょうど2つの沢が合流する地点で、左側には砂防ダムがある(写真下)。
その後2回ほど沢を渡るところがあるが、トレッキングポールを使うと難なく通過できる
。
沢沿いを歩いて間もなく、朝の出発地点に到着した。今回はアップダウンがけっこうあり、体力的にもきつかったです!(^_^;)
帰りの車中から見た茶畑。このあたりは「伊勢茶」の産地になっいて、茶畑がたくさんありました。
タグ:鈴鹿の山
2009-05-23 11:48
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コメント(2)
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ご訪問ありがちうございました。
カミキリムシと思っていたのですが、「ハンミョウ」は名前も知らない虫でした。ご指摘ありがとうございました。
お住まい、お近くの様子ですので、また、お邪魔させてください。
by Francis (2009-05-23 21:40)
Francisさんこんばんわ
こちらこそご訪問ありがとうございます。そちらも時々覗かせていただきます。
by teppan (2009-05-23 21:55)