定光寺の紅葉 2008/11/13 [お出かけ]
弥勒山を歩いた帰りに愛知県瀬戸市にある定光寺へ紅葉の様子を見に行きました。
写真は定光寺本堂前にあるカエデ。真っ赤に色づいていてとてもきれい。(画像クリックで拡大表示)
まずは定光寺公園横の駐車場に車を停めてお寺に向かう。お寺の入り口にはハス池があり石橋が架かっている。渡ってから見上げると山の斜面に延々と石段が続いている。160何段かを上る。山歩きの後でもありかなりキツイ!
息が切れそうになってきた頃、山門の向こうに真っ赤に色づいたカエデが見えてきた。
ここ定光寺は徳川家康の九男 徳川義直の廟所(お墓)があり、いくつかの建物が国指定重要文化財となっています。徳川義直は御三家のひとつ尾張徳川家の藩祖。義直の時代、将軍は徳川家光(家康の孫)でした。二人はほとんど年齢が同じくらいで、義直は家康の実子でありながら家光の家臣という、何だか複雑な叔父と甥の関係だったんですね。そのせいか何度か衝突する場面もあったそうです。尾張家から将軍が輩出されなかったのは将軍家が義直の資質を恐れていた為なのかもしれませんね。
質実剛健・質素倹約を是とした義直の考えが地元に浸透し、それが現在の名古屋人(愛知県民?)のケチさの元になっているという考え方があるそうです。面白いですね!
定光寺周辺の紅葉は色づきはじめといった所でまだまだこれからと言った状態。本堂前のカエデは、皆さんが良く知るイロハモミジではないみたいで、この木だけ真っ赤に色づいていました。
本堂横を奥に進むと義直公の墓所への入口がある。料金箱に100円を投入して入場する。
ここ定光寺は尾張徳川家の菩提寺。義直が江戸藩邸で没した後、遺言によりここに葬られたとのことです。廟所の敷地には2つの門があり、どちらにも日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎の作と伝えられる彫刻があります。
源敬公の墓と刻まれている。
定光寺のある山から麓に下りたところに定光寺公園があります。イロハモミジの紅葉にはまだ早いようでしたが他の種類の木々が色づいていて深まる秋を感じることが出来ました。
正伝池(画像クリックで拡大表示)
カエデの仲間(画像クリックで拡大表示)
前の記事もお天気できれいでしたが、紅葉もいいですね。
楓も育てたいです!
by カム (2008-11-16 19:01)
いいですね!自宅に楓の木があればわざわざ紅葉を見に出かけなくても済みますね。
by teppan (2008-11-17 00:00)