八曽自然休養林 2008/10/16

２００８年１０月１６日　愛知県犬山市の八曽自然休養林（はっそしぜんきゅうようりん）を歩いてきました。

　岩見山南側ピークからの眺め。たった標高２４０メートルの山とは思えない雰囲気。３６０度の展望も素晴らしい！（画像クリックで拡大表示）

ルート図はここをクリック

　亀割大池近くの無料駐車スペースからスタート（写真左）。１キロ程林道を歩くと「山の神」に着く。林道横の斜面の上にある（写真右）。

山の神からすぐに八曽山への登山口がある。

 

　いったん沢に出会う所まで下り、何度か沢を横切ると植林地の登りになる。北斜面のせいかウラジロが大量に生えているのには驚いた。

　斜面を登り切り峠につくと分岐を右に。ゆるやかな道をしばらく登ると石垣が見えて来て山頂への分岐に着く。

　山頂には祠がある。八曽山は黒平山とも呼ばれるそうだ。三角点は祠の右奥にありました。石像に手を合わせる。

　八曽山頂の西側を少し下ると木々が伐採されていて展望が開けている。写真は犬山市街地方向

　山頂から八曽滝方面に下る途中、東方向の展望地がありました。

　南東方向に弥勒山が大きく見える。そのうち登ってみたいと思っている山だ。

　展望地からやや急な坂道を下り八曽滝に着く。雰囲気の良い滝です。別名「山伏の滝」 　この滝は、環境省が今年６月に水環境保全の一層の推進を図ることを目的に新たに選定した「平成の名水百選」のひとつです。環境省・平成の名水百選のリンクはここをクリック！

　団体さんがやってきたので滝を後にして巌頭洞（がんどうがま）という洞穴方面に向かう。ややきつい丸太階段を登っていくと舗装路に出る。さらに３００メートル程行くと展望台とヘリポートがある。そう言えば先程からヘリコプターの音がとても騒々しかったが、この展望台の上に居るようだ。

　近くに行ってみると、愛知県警のヘリコプターだった。

　どうやら懸垂下降の訓練をしてるみたい。「もしかしたら秘密訓練をしている所で、写真撮影は禁止だからカメラのメモリーカードを渡して下さい！なんて言われたらどうしようかね？」なんて連れと冗談を言ってたら、何と本当に隊員さんがヘリコプターから降りてきてこっちへ向かって来るではありませんか！「申し訳ありませんが砂埃が舞うかもしれませんのでご注意下さい。」だって！ああビックリした(^^;)でもとても丁寧で好感が持てました。（写真はヘリコプターと八曽山）

　展望台を後にし、頭上のヘリコプターを口を開けて見上げながら進んでいると、すぐ巌頭洞方面への分岐（矢印の方向）。しばらく下って、岩見山方向への分岐へ進む。少しきつい坂を登り切ると岩見山頂だ。

　山頂からは岩山が見える。岩見山とこの岩山の間が巌頭洞渓谷と呼ばれる谷。

山頂からさらに南へ行くと…。

　素晴らしい眺めのピークが待っている。グルリ３６０度の大展望です。冒頭の写真もここからの眺めです！（この写真は登ってきた八曽山。まだ展望台のヘリコプターが写ってます。わかるかな？）

　秋のススキと弥勒山

　このピークで昼食を摂った後、巌頭洞方面に下る。岩でごつごつした急な下りを注意しながら進む。最後に長い階段を下りきると、巌頭洞渓谷の遊歩道に合流する。

　この渓谷沿いには良く整備された遊歩道が通っている。乙女の滝・五段の滝・巌頭洞（斜面にある岩穴、山伏の修行の場だったとか）など随所に見所があり、とにかく素晴らしい雰囲気の場所です。水際で遊ぶ事が出来る場所がいくつもあるので、きっと夏休みシーズンには大勢の人達で賑わっている事でしょう。（乙女の滝：現在は丸木橋が壊れていて見に行くのはちょっと大変。天狗岩：とにかく谷の西側の山は岩だらけです。）

　この遊歩道を北に行った所に犬山キャンプ場がありました。良く管理されている場所の様で、今日もバーベキューを楽しんでいる人達が見られました。キャンプ場を通り抜け、舗装路を歩いて行くと亀割大池の駐車スペースはすぐそこです。

本日の歩行距離：約１１．５キロ　　所要時間：約４時間３０分（休憩・昼食含む）

 

 

 

タグ：愛知のお山