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坊ヶ峰から富士見岩 2008/8/21 [山歩き・ウォーキング]

 愛知県豊橋市と静岡県三ヶ日町にまたがる坊ヶ峰(ぼうがみね)から富士見岩まで歩く。この山は浜名湖の西側、湖西連峰と呼ばれる山々の一角にあります。

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写真は富士見岩より浜名湖と遠州灘 素晴らしい眺め!

 東名高速道路・豊川インターを降り、国道151号線を1キロほど南に進んだところで左折、国道362号線を三ヶ日方面へ。目の前に山並みが迫ってきたあたりが嵩山(スセ)という所。山腹の直前に本坂(ホンザカ)トンネルがある。トンネルの手前の空き地に駐車。ここから本坂峠に向かってハイキングを開始します。(カッコ内は各写真の撮影時刻)  ルート図はここをクリック

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 国道のすぐ隣にある道路(写真左 9:16)を戻るように進むと「姫街道」の石碑がある交差点に着く(写真右 9:23。)ここを右に折れ、集落を過ぎてさらに登っていきます。

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 途中から石ころとコンクリートで舗装された道に変わり、やがて山道となる(写真右 9:45)。

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 峠まではやや暗い森の中を進む。それにしてもやたら蜘蛛の巣に引っかかる。今日はまだ誰も歩いていないようだ。だんだんと斜度もきつくなり、息も切れ気味になってくる。ジグザグの道を上りきると本坂峠(ホンザカトウゲ)に到着(10:07)。

 

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 小休止したあと坊ヶ峰へ。峠からすぐに急な登りが待っている(写真左 10:14)。道はジグザグではなく尾根の上を一直線に続いている!行けども行けども続く急坂。心が折れそうになる…。やっとの思いで到着した頂上には祠が建っていました(写真右 10:25)。辺りは樹木が茂り展望はありません。手を合わせて下山。やはり下りも急!(当然ですが…)ゆっくり慎重に降りる。

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 本坂峠に戻ったら今度は南に向かって尾根を縦走する。500メートル程進むと「頭浅間神社」に着く(10:54)。頭の病に御利益があり、学業成就を祈願しに訪れる人も多いと案内看板にあった。

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 時々木々の間から浜名湖が見える。アップダウンを繰り返しながら進むと、いっきに視界が開け思わず歓声があがる(写真上 10:48)。それにしてもまわりを飛び交うトンボの数の多いこと!(たぶんアキアカネ)「もう秋なんだなあ」と感じます。そういえば麓の姫街道を歩いている時から色々なトンボに出会った。シオカラトンボ・オニヤンマ・ハグロトンボなども見かけました。それとセミ!アブラゼミ・ツクツクボウシ・ヒグラシなどの大合唱をライブで堪能できます(^_^;)。

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 しばらく進み振り返ると登ってきた坊ヶ峰が見えた(11:01)。

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 神社から1キロメートル程で「富士見岩」に到着。ここからは浜名湖が一望できる。西には石巻山のトサカのような山頂が印象的(写真左下 11:39)。素晴らしい眺めが満喫できます。少し早いがここで昼食を摂る(写真右下 11:52)。

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パノラマ合成写真。(画像クリックで拡大、少々難あり)

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 昼食後、富士見岩から石巻山方面へ進む。所々岩が露出している尾根道を注意しながら進む(写真左 12:13)。相変わらず蜘蛛の巣に何度も顔を突っ込みながら進む。お盆連休明けの平日のせいか他のハイカーにはまったく遭遇しなかった。四等三角点を過ぎ、前方に明るい場所が見えてきたら「大知波峠(おおちばとうげ)」だ(写真右 12:20)。

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 ここには平安時代中頃にお寺があったとされ、文科省指定の史跡になっている。陶器地蔵が並んでいて心が和む。南側に浜名湖が見え、休憩に最適な場所だ。ただし、陶器地蔵は何体か破損していて痛々しい。もし人の悪戯のせいだとしたらとても残念…。

 

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 さて、今日の一番の目的は石巻山へ登る事…だったんですが、実は途中で道を間違えてしまい大失敗…。林道(車道)に出たら(写真左 12:29)、そのまま下って行けばよかったのに…。「道路を下るのは変だ」と思い込んででしまって、結局ガードレールの隙間に踏み跡があったのでそこを降りてしまったのが運の尽き。石巻山の南側の麓に出てしまったのでした。どうやら植林管理のための踏み跡だったようです(写真右 12:41 奥に写っているカーブのガードレールの間から降りてしまった!)。

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 GPSを持って来たのに情けない!と言うより、GPSに頼りすぎて自分で地形を把握していなかったのが最大の原因!反省しましょうね!そんな訳でこの記事のタイトルが、「坊ヶ峰から石巻山」の予定が「坊ヶ峰から富士見岩」になってしまいました!(^_^;)写真は植林地から林道に降りてしまった所(12:54)。

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 足取りも重く林道を下っていくと三ッ口池に出た(13:20)。周囲を山に囲まれていて雰囲気がいい所。

 さて、これからどうしたものか…。車が停めてある場所は石巻山の反対側だ!もうかなり体力も消耗してしまっているし、今さら山を登って降りる気力も残っていない。バスで戻る事もできるが下調べをしていないので本数や時刻もわからない。こうなったらヒッチハイクするかタクシーで行くかだが…。でもヒッチハイクなんていかにも図々しいし、だいいち怪しまれそうだ。かといって流しのタクシーなんか走っているわけないし…。悲壮感を漂わせながらトボトボと惰性で歩いていると、やがてお寺の前を通りかかった。

tera.jpg通りかかった玉泉寺(13:52)

 「そうだ、こうなったらこのお寺に駆け込んで助けを求めよう!」てな事で意見が一致。本堂の横の玄関のインターホンを鳴らしてみたけど返事がない(T_T)。誰もいないのかも、と半ばあきらめかけた時、奥の庭で水撒きをしているおばあさんを見つけた。迷惑を承知で「タクシー会社の電話番号を教えて下さい!」とお願いしてみると、なんと、おぼつかない手つきで一生懸命携帯電話のボタンを操作してタクシーを手配して下さったのです!本当にありがとうございました。感謝感激!m(_ _)m。

DSCF4828.JPG疲れ果てタクシーを待っている所(14:06)。トホホ

 タクシーがやって来たとき、まるで後光がさしているように見えました!(うそです)こうして無事車に戻ることができたのでした。疲れた疲れた!(^_^;)

本日の歩行距離:12.6キロメートル 標高差:約350メートル 所要時間:4時間50分

 

 

 

 

 

 

 


タグ:愛知のお山
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カメラ小僧

相変わらず頑張ってますね!

お寺でタクシーが手配できて何よりです。
神仏のご加護が有って良かったですね!

ちょっと今日の写真は赤みが強いですが・・・・。
by カメラ小僧 (2008-08-25 09:37) 

teppan

 カメラ小僧さんこんにちは。やはりご加護があったんでしょうかね。
それと、私にはよくわかりませんが写真の赤みが強いですか?撮り方か加工の仕方に問題があったかな?

 さて、話は変わりますが、互いによく知る人に不幸がありました。残念ですね…。今こそ残された親族の皆さんに神仏のご加護があります様お祈り申し上げます。
by teppan (2008-08-26 09:04) 

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