猿投山〜海上縦走

 ２００５年１０月２７日愛知県豊田市北部にある猿投山（さなげやま、標高６２９M）より瀬戸市の海上地区まで縦走してきました。猿投神社から登山口までの車道を歩いていると、たくさんの「沢ガニ」に出会います。

登山口にそびえる「御門杉（ごもんすぎ）」の偉容に圧倒されつつ猿投山の山頂へ。明け方まで降った雨のせいで他の登山者にはほとんど出会うことなく山頂に到着。一等三角点を確認し、瀬戸市海上の物見山に向かいます。途中、根本よりたくさんの幹を生やす木を見かけました。これは自然の姿ではなく、人間が伐採した後、株本より数本幹が立ち上がった姿なのです。植物の持つ底知れない生命力に感服！

　さて、海上の物見山に着くはずだったのですが、道中まったく案内看板など無く、しかも分岐がいっぱい。何度も引き返したりしたあげく、草をかき分けながら踏み跡を辿って下るうち、いきなり予定とまったく違う林道に出てしまいました。結局、林道をとぼとぼ下って海上の里に辿り着くことが出来ましたが、このコースは一般ハイカーが立ち入る登山道ではなかった様です。

 地形図とコンパスは持っていったのですが、もっと念入りにコースを調べておくべきだったと反省した次第です。　あと、この季節の山歩きで注意しなければならないのがスズメバチです。案の定、今回も２度ほどオオスズメバチに遭遇！動かずにじっとしていると、自分たちを一回りしてどこかへ行ってしまいました。さすがにヒヤリとしました！写真の最後は海上池の現在の状態。まったく水がありませんでした。

タグ：猿投山 海上の森