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プレモルハイク2019第1弾 市場城址と蚕霊山 2019/4/4 [山歩き・ウォーキング]
川原でカモと遊ぶ。あれっ!山歩きじゃなかったの?^^
場所・山行日 | 「蚕霊山:こだまやま:434.93m:三等三角点」2019年4月4日(木) 愛知県豊田市日面町(ひおもちょう)・川下町 境 |
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ルート | 小原大草バス停~市場城址~市場三十三観音~蚕霊山~お宝運水~紫翠閣とうふや ~笹戸バス停 |
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歩行距離 | 11.8Km(平面距離) | ||
標高差 | 大草バス停 +130m市場城址 -150m川下町西 +200m蚕霊山 -300m笹戸バス停 | ||
所要時間 | 03時間50分 08:52~12:43 3.1Km/h(休憩時間含む) Google earth俯瞰図はこちら |
2019年最初のプレモルハイク(公共交通利用ハイキング)は、「愛知の130山」ガイドブックの中で、西三河エリアで唯一未踏だった蚕霊山を歩いてきました。
蚕霊山は頂上にある神社まで車道が通じ、ハイキングの対象としては面白みに欠ける印象だったので、これまでずっと後回しにしてきましたが、公共交通機関利用で温泉と食事付きということで一念発起し、登頂をめざしますことにしました(^^
蚕霊山は頂上にある神社まで車道が通じ、ハイキングの対象としては面白みに欠ける印象だったので、これまでずっと後回しにしてきましたが、公共交通機関利用で温泉と食事付きということで一念発起し、登頂をめざしますことにしました(^^
名古屋鉄道・豊田市駅からバスに乗車。
「小原大原」バス停で下車、旧小原村の中心部です。途中渋滞につかまり1時間30分ほどかかりました。
バス停横にコンビニがあります。この後にはありませんので、必要なものはここで調達しておきます。
バス停から300mほど歩いたところに役場(小原支所)があります。写真はすぐ下の「ふれあい広場」。小原は秋に満開になる四季桜で知られていて、ここはお祭り会場にもなっています。トイレを借りてからスタートしました。
小ぶりな四季桜の花。花数が多いのは秋ですがこの時期にも咲きます。
公園から戻って市場城址へ向かいます。この小屋はなんでしょう?
なんと!泥んこの観音様でした。人が見ていない内に泥をぶつけると願い事が叶うそうです(泥ぶち観音)
観音堂前にあった道しるべ。
車道を西へ、市場城址の入口までは登りです。
途中立ち寄った西運寺。
シダレザクラが綺麗でした。
境内に並んでいた石仏群。
車道沿いにはお地蔵様が幾つかありました。
しばらく歩いて峠に到着。トイレのある駐車場の反対側が市場城址の入口です。
ここから急な坂道を登ります。
城址の全体図。室町時代末から安土桃山時代にかけて鱸氏(すずきし)四代の居城だったそうです。
城主の供養塔がある場所。神社もある様です。
県内にある中世の山城のなかで、石垣を築いたものは珍しいそうです。
本丸跡からは東方向に眺めがあります。
鷹ノ巣山(段戸山)や寧比曽岳が見えました。
ちょっと早いけど、恒例のプレモルでかんぱ~い!
城址には四季桜がたくさん、秋には見事でしょう。
ショウジョウバカマがたくさん咲く斜面。
春はスミレもよく見かけます。
城址を後にして、前方に見える蚕霊山へ向かいます。
このあたりは標識が充実してます。”李”は”スモモ”と読むんですね。
本城小学校前を通過。すれ違った親子が元気よく挨拶してくれました。
レンギョウの花。
交差点に出ました。ここを右(川下方面)へ。
市場三十三観音
巡らなくても一個所で御利益を授かることができるありがたいお堂です。
しばらく田代川沿いを下り、写真の橋を渡って対岸へ。川下の集落あたりです。
前方に見える民家のあたりから登りになります。
庭先に咲いている花に癒やされながら急な坂を登る。
道路に毛虫?がいっぱい落ちていました。これはヤシャブシの花穂ですね。
川下と日面との字境表示、ちなみに”日面”は”ひおも”と発音する様です。
種類は分かりませんが、ピンク色で綺麗なサクラの花。
この交差点を左に入り、
さらにここから右へ。
駐車場横を通ってさらに登ると、
本日の最高標高地点、蚕霊山に到着です。西側に休憩舎がありました。
一番高い部分に蚕霊神社。
蚕霊神社の隣にある脇社と脇社の間に、
三等三角点「日面:434.93m」があります。
頭が挿げ替えられた二宮尊徳像。
山名標識。
西に猿投山が見えました。
休憩後、沿道の花を探しながら下山します。こちらはアオキの雄花。
ミツバツツジはまだこれからです。
ハコベの仲間。
まだフキノトウがありました。
オオイヌノフグリ。
ガイドブックに写真が載っている交差点です。古い案内板があります。
黄色のスイセン。
これは力作ですね!
馬頭観音。ここは昔から人々が往来した裏街道なんでしょうね。
そしてここにも三十三観音堂がありました。
赤い幟です、お宝運水とは?
昔々このあたりの温泉街に賭場があった頃、この水を飲んで勝負したら大勝ちしたということです。
四等三角点「平畑:148.09m」 畑の周囲の道路脇にありました。
平畑の集落。川の対岸は旧旭町・有間(あんま)集落。
春を感じますね~(寿楽荘下の斜面で)
寿楽荘の下は公園になっていて、トイレもありました。先ほどの三角点からここに直接下れたのかもしれません。
「だまぎん爺さん」の言い伝え。寿楽荘は高齢者向けの温泉付き保養施設で、一般の日帰り入浴もできるそうです。
矢作川対岸に見える大きな旅館が最終目的地。左の施設は笹戸発電所です。
鮎見橋で矢作川を渡って、
温泉旅館「紫翠閣とうふや」さんに到着。ここでお風呂に入りましょう。
温泉+食事+ドリンクバーで一人1,600円。フェイスタオルも貸してもらえます。脱衣所にロッカーはありませんので、貴重品はフロントお向かいにある鍵付きロッカーへ。
ロビー兼お食事場所です。
お風呂上がりにここで焼いてもらったピザで、
ランチタイム
窓から登頂した蚕霊山が見えました。
お土産コーナーにあった掲示板にこんな写真が貼ってありました。冒頭写真のカモさんはこれなんです。
フロントで買ったエサ(100円)を持って、
矢作川の川原へ降りると、
早速カモ達がやってきました。
くちばしで突かれるのでちょっと手のひらが痛いですが、直にふれあうことができるので楽しいですよ。
可愛いですね~ 先にエサやりをしていた方によると、以前はもっと大勢居たそうです。この日見たのは5羽だけでした。
近くの神社にあった杉のご神木。
笹戸発電所の導水管。中を人が立って歩けるほど大きなものです。
紅白の花、これは梅ですかね。
ここでバスに乗り込み、
約1時間で豊田市駅に着きました。本日のプレモルハイクはこれにて終了です。
(あとがき)
市場城址は戦国時代の山城跡で立派な石垣が残っており、城跡マニアには一目置かれる存在だそうです。本丸跡は広々とした公園になっていて眺めもなかなかでした。桜もたくさん植えてあり、お花見シーズンには最適なスポットです。
市場城址は戦国時代の山城跡で立派な石垣が残っており、城跡マニアには一目置かれる存在だそうです。本丸跡は広々とした公園になっていて眺めもなかなかでした。桜もたくさん植えてあり、お花見シーズンには最適なスポットです。
蚕霊山は430mと標高は低いですが麓からはよく目立つ存在で、西側にある休憩舎からは猿投山を眺めることができました。
この日一番のお楽しみは温泉旅館の前を流れる矢作川の川原で放し飼いになっているカモと遊ぶこと。旅館で買ったエサを片手に川に降りるとすぐ近寄ってきます。直接ふれあうことができるので、動物好きの方にはおすすめです。
(備忘録)
とよたおいでんバス(交通系ICカード使用可)※運賃は2019年4月現在
とよたおいでんバス(交通系ICカード使用可)※運賃は2019年4月現在
往路:小原・豊田線: 豊田市(東口)~小原大草 600円
復路: 旭・豊田線: 笹戸~豊田市(東口)600円
(市場城址)小原観光協会HP
(蚕霊神社)小原観光協会HP
(日帰り温泉入浴)
笹戸温泉「紫翠閣とうふや」
〒444-2826 愛知県豊田市笹戸町畷7 TEL. 0565-68-2331
タグ:愛知のお山
泥ぶち観音と市場城址の鱸氏がチト興味深いです(^^)
自転車の二人の笑顔やカモさん達が可愛いですね(^^)
by middrinn (2019-04-07 10:23)
こんにちはmiddrinnさん、コメントありがとうございます。
泥だらけの観音様には初めてお目に掛かりました。綺麗にすると逆に祟りがあるそうです(^^
市場城址はなかなかの規模でした。観光資源に乏しい愛知県ですが、B級スポットは結構ある様です。そんなところを紹介していけたらと思っています。
by teppan (2019-04-07 18:24)