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【山梨】竜ヶ岳ハイク&忍野八海 2019/1/16 [山歩き・ウォーキング]
本栖湖から眺める富士山
場所・山行日 | 「竜ヶ岳:りゅうがたけ:1485m独標」2018年1月16日(水) 山梨県南都留郡富士河口湖町 |
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ルート | 本栖湖畔P~本栖湖キャンプ場~登山口~湖畔登山口分岐~山頂 ~端足峠~湖畔歩道分岐~湖畔登山口~駐車場 |
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歩行距離 | 17.4Km(沿面距離) | ||
標高差 |
[キャンプ場登山口] +230m[東屋] +350m[山頂] -210m[端足峠]
-320m[湖畔歩道口]-40m[湖畔登山口]
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所要時間 | 05時間33分 05:43~11:16 2.1km/h(休憩時間含む) Google earth俯瞰図はこちら |
新年の初富士を眺めに山梨県まで遠征してきました。
昨年末に富士山展望の山(満観峰)を登りましたが、今年の初富士はより近くで見たい。そこで今回は富士五湖のひとつ、本栖湖の南にある竜ヶ岳を登ってきました。本栖湖の主であった竜が、富士山の噴火の際に登ったと言われる伝説を持つ山です。
teppanのヤマレコレポートはこちらをクリック→竜ヶ岳 本栖湖キャンプ場から周回
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本栖湖キャンプ場の広い駐車場は冬期閉鎖中でしたので、湖畔の駐車場に駐めました。
キャンプ場内を歩いて登山口到着、ここから山歩きスタート。
ヘッドランプの明かりを頼りに階段道を登ります。積雪が出てきました。
尾根の途中の展望地から。今日は快晴です!
雪はうっすら積もっている程度で凍結はありません。通行手形を押しておきました。(^^
一旦鞍部に下って登り返す。この登山道はず~っと富士を眺めながらの登る事ができます。
やがて到着した平坦地に展望台がありました。
広々として素晴らしい場所です!富士絶景ポイント。
地蔵尊でしょうか?手を合わせておきました。
ダイヤモンド富士の撮影スポットとして知られる竜ヶ岳ですが、この日は山腹から陽が昇ってきました。もう少し南側の毛無山あたりからなら、山頂から昇ってきたかもしれません。この山のベスト時期は冬至~お正月の間くらいだそう。
富士五湖の北側に連なる山々をバックに開放感抜群の尾根道。
笹の切り開きで高い樹木がないので、展望も素晴らしいです!
ここが湖畔登山口への分岐地点です。
”疑似”ダイヤモンド富士。太陽が高くなって、富士山の真上に来た時に撮ったものです。
白い羊の群れ。
日光を浴びると、霧氷がパラパラ落ちてきます。
正面にタカデッキと雨ヶ岳。
山梨百名山・竜ヶ岳に到着しました。
開放感抜群の山頂です!
方位板。富士だけでなく、八ヶ岳、南アルプスなども一望できます。
こちらが南アルプスの巨峰群。
休憩の後、雨ヶ岳を正面に見ながら端足峠へ向かいました。
南に向かって一直線の尾根ハイウェイ。遠くに長者ヶ岳、天子ヶ岳や浜石岳などが見えます。
端足峠(はしたとうげ)です。ここから本栖湖方面(写真向かって右)へ下ります。
稜線上からの富士はここで見納めです。雲一つない快晴の富士、来て良かったです。
本栖湖を眺めながら支尾根を下ります。
下ってきた竜ヶ岳を振り返る。三重・滋賀の県境にも、teppanがよく登る同名の竜ヶ岳があるのですが、ここから見た形はそっくりです。笹山なのも共通しています。
雪がありますが凍ってませんので、滑り止めなして大丈夫。
つづら折りの道を下って麓に到着しました。本栖湖上流域の谷間です。川がありますが水流はありませんでした。
しばらくテープマーカーに従って植林地を下ると、車道と歩道の分岐地点に出ます。湖畔の車道を歩いても帰ることができますが、所々路面が凍結していて滑りそうでしたので、湖畔歩道を歩くことにしました。
山腹道は湖面よりかなり高い位置に付いていて、所々滑落したらタダでは済まない斜度になっています。狭くなっている地点もあるので油断は禁物です。
何ヶ所もあった倒木。通過できない事はありませんが、ほとんど整備されていない様です。
ひときわ存在感のあったツガの巨樹。ブナもありました。
本栖湖越しに王岳、鬼ヶ岳、十ニヶ岳。
別の登山道と合流し、湖畔登山口に降りてきました。通行止めの県道は凍結しています。この直前に道が不明瞭になり、踏み跡を頼りに急斜面を恐る恐る降りました。
車道を歩いて駐車地へ、後方の山は精進湖パノラマ台と烏帽子岳です。
無事戻ってきました。富士山の眺めを存分に堪能できました。
(以降はアフターハイキングレポートです)
本栖湖に浮かぶイエローサブマリン風遊覧船「もぐらん」。
車で湖の対岸まで来ました。この上の岩場に千円札裏の絵柄の元になった展望地があるそうです。
この絵柄です。
良く見ると、湖面に描かれている逆さ富士が上の姿と一致してないですよね。”実は別の山なんじゃないか?”とも言われています。本栖湖からの富士山は旧五千円札にも使われていて、teppanは五千円札の逆さ富士を千円札に流用したんじゃないかと思うのですが、真意はいかに?
展望地を往復すると1時間はかかりそうなので、湖畔から撮影してみました。残念ながら、さざ波が立って逆さ富士は写っていませんが、なるほど千円札と同じイメージですね。
随分ある様に見えるのですが、これでも雪は少なめなんでしょうね。
次は富士山の反対側にある「忍野八海」まで移動してきました。浅間神社近くのセルフ駐車場、料金は300円です。中心部からは少し離れていますが、ほんの数百メートル歩くだけです。
湧池前で富士山をバックに記念写真。韓国・中国からのツアー客で大賑わい!
観光客が集中する涌池、透き通った水に緑の藻が美しいです!
榛の木林資料館(有料300円エリア内)にある鯉の池、マガモと鯉がたくさん泳いでいます。八海には含まれていませんが見事な池です。個人所有で有料エリアなのでツアー客はほとんど入って来ず、とても静かに散策できます。
古民家の資料館。富士山の北麓では最も古い民家だそうです。中の展示資料がすごいです。
消防ポンプでしょうか?
ハシゴで2階に上がると、百畳(資料による)もある養蚕部屋。農機具などの展示物が所狭しと置かれていました。
八海のひとつ、底抜池(そこなしいけ)。プライベート空間にこんな湧水池があるなんて、とても贅沢ですね~
鯉の池のマガモ、エサを求めて近づいてきます。
入口建屋の屋根の上から。
深い穴からお湯が沸騰する様に湧き出しているお釜池。そこから流れ出している水路にはバイカモ(梅花藻)がビッシリ生えていました。花の季節は楽しめそうですね。
昼食は「ほうとう」か「吉田うどん」かで迷いましたが、”丸天”さんの「ほうとう」を食べることにしました。
店内からも大きな富士山が眺められますが、すっかり雲が掛かってしまいましたね。
山梨の家庭料理「ほうとう」1200円 具だくさんで美味しかったです。
八海の中心部に戻ってきました。まだたくさんの観光客で賑わっていました。
帰りに駐車場近くの(忍野)浅間神社に参拝。
神社ですが仁王門があります。
本殿前には八つの池の湧水が奉納されていました。
駐車場に戻ってきました。本日のオプショナルツアーはこれで終了、盛りだくさんな一日でした。
おしまいは帰路立ち寄った山中湖。雪が舞ってきて富士山の姿はありませんでした。
(あとがき)
事前の天気予報は晴れ、風が強くなりそうでしたが、実際にはそれ程でもありませんでした。竜ヶ岳は笹山で遮るものが無く、快晴と相まってクリーンで大きな富士山を眺める事ができて嬉しかったです。
せっかく山梨県まで遠征しましたので、アフターは富士山周辺にある観光地のひとつ「忍野八海」へ立ち寄ってきました。
現地に着いてビックリ!平日にも関わらず観光客の多いこと多いこと!
ほとんどが韓国や中国からの若者グループや家族連れのツアー客で、聞き慣れない言葉が飛び交っていて日本とは思えない雰囲気でした(^^;
遅いランチは山梨ならではの食べものを!と言うことで、「吉田うどん」か「ほうとう」かで悩みましたが、今回は「ほうとう」の勝利(^^)
手打ちの平麺が具だくさんの味噌汁に入っていて、とても美味しくいただけました。
(備忘録)
【本栖湖キャンプ場~山頂~端足峠~湖畔歩道口】
急な尾根のつづら折れ道。階段が整備されていて歩きやすい。
【本栖湖畔歩道】
本栖湖沿いの道。急斜面の山腹に細い道が付けられていて、結構アップダウンがあります。整備が行き届いておらず道を塞ぐ倒木多数。足場が狭い場所が多く、足を滑らせると危険な斜度なので注意。1個所堰堤下の涸れ沢をハシゴで上り下りする地点あり。
湖畔道路(県道709号線・冬期通行止め中)を歩いた方が安全ですが、この日は路面凍結していて滑りやすそうだった為、この歩道を歩きました。
※この日の積雪は2~5センチ程度。凍結個所はなく、全行程滑り止めなしで歩けました。
富士五湖観光連盟サイト→https://www.mt-fuji.gr.jp/
【日帰り温泉】富士五湖周辺に多数あります。
【忍野八海】忍野村観光協会サイト→http://www.oshino.jp/spot_8lakes.php
タグ:愛知県外の山
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